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歴史漫画おすすめ118選|話題の歴史漫画ランキングを一挙公開!!

歴史漫画おすすめ118選|話題の歴史漫画ランキングを一挙公開!!

今、歴史漫画が大いに盛り上がっています!歴史漫画が原作のアニメ・ドラマ・映画・ゲームなどは数えきれないほどです。迫力ある戦闘シーンや、息つまる駆け引き、熱い友情、時代や身分に翻弄される恋、はたまた日常感あふれるほのぼのした作品など魅力は数知れず!世界中の先人たちの熱い物語にどっぷり浸れること間違いなしです。そんな大人気の歴史漫画の中から、シーモアユーザーのレビューをもとに、おすすめ作品を厳選しご紹介します。「歴史題材て難しそう」と感じている人も、ハマる作品がきっと見つかりますので、ぜひ一度読んでみてください!

日本などが舞台の歴史漫画67選

アシガール

森本梢子集英社

【紹介文】速川唯は、遅刻・忘れ物・居眠りの常習犯で恋愛にもオシャレにも関心がないぐうたら女子高生。何の目標もなくなんとなく過ごしていたある日弟の尊がつくったタイムマシンでうっかり戦国の世へ。そして人類史上初の足軽女子高生が誕生した──!

【ユーザーレビュー】・自分史上で1番の作品です。最高です!面白さは勿論、自分の予想を上回るストーリー展開も絵の美しさも…一コマ単位で素晴らしい作品だと思います。登場人物すべてを愛してます!
・ついに終わってしまいました!最後まで面白く読ませて頂きましたがもっと唯と若君のラブラブ振りや阿湖姫やつゆちゃんのその後も読みたかったです。とは言えどのキャラも愛しくて本当に大好きな作品です。また最初から読み始めていますが唯の若君一筋でただただ真っ直ぐな気持ちが実った所や、幾度とある別れのシーンは何度読んでも感動します。森本先生最後まで書き上げて下さってありがとうございました。先生の作品はどれも最高です。新しいお話も始まるみたいでそちらも楽しみですがアシガールの番外編もお待ちしています!
・漫画大好き人生でこの作品は、いつも、上位にいます。唯ちゃん若君、そして、二人をとりまく人々、皆大好きです。これからも、おふくろ様と一緒に見守っていきたいです!そして、若君の美しいお顔は、私のハートをずっとゆさぶり続けています。お慕いしています!

【おすすめするポイント】主人公の速川 唯は遅刻、忘れ物、居眠りの常習犯で、恋愛にもオシャレにも関心がないぐうたら女子高生で、なんの目標もなくなんとなく過ごしていましたが、弟の尊がつくったタイムマシンをうっかり起動させてしまい、戦国の世へ行ってしまいます。戦国時代に行ってしまった唯は最初は訳も分からずに戸惑っているものの、唯之助として自慢の足の速さを生かして足軽として戦争に参加します。唯は戦国時代でどうなってしまうのでしょうか?現代に戻ることはできるのでしょうか?著者の代表作には、「高台家の人々」、「デカワンコ 」などがあります。

【ジャンル】 SF・ファンタジー ラブストーリー 歴史 ドラマ化

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当て屋の椿

川下寛次白泉社

【紹介文】時は江戸時代。巷で起こる数多の事件を、当て屋の椿が次々解決!! 奇想天外、大江戸吉原ミステリー!!

【ユーザーレビュー】・絵も綺麗で話もしっかりしてて面白いです!突然の濡れ場にびっくりするしわりとしょっちゅう出てくるので電車内での読書はオススメできません笑。みなさんおっしゃるようにエログロですね。でもただそれだけじゃなくキャラもストーリーも魅力的で読み応えある作品!4巻以降も購入しようか検討中です。
・絵はきれいですが結構エログロで、耐性がないと読み進めるのはなかなか難しいかもしれません。でも、話としては面白いです。ヒロインに魅力があります。短期集中連載後、大好評で改めて連載することになったそうですが、わかる気がします。
・最初、セクシーと怖いのだけかな?と思いきや、ストーリーがとてもしっかりしてます。いろいろな伏線もあるし、どんどん楽しくなる!絵も綺麗です。続きが楽しみ!

【おすすめするポイント】川下寛次先生が手がける、江戸時代のミステリー。失くしものを探すため、浮世絵師・鳳仙は美しいけど変わっている主人公・椿の「当て屋」を訪ねました。二人の周りには次々と事件が起こり、それを椿が解決。エログロ的な描写もありますが、それも含めて魅力的な作品です。続きが気になります!

【ジャンル】 歴史 ミステリー・サスペンス お色気 江戸時代(武士・時代劇)

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信長のシェフ

梶川卓郎 / 西村ミツル芳文社

【紹介文】現代の料理人・ケン。彼が目を覚ますとそこは戦国時代だった。京で評判の料理の噂を聞きつけた信長は、強引にケンを自分の料理人にするが…!?戦と料理が織りなす前代未聞の戦国グルメ絵巻!コラム&レシピ「戦国めし」も必見!

【ユーザーレビュー】・LI○E漫画の無料掲載から入り、20巻まで一気に読んでしまいました。ハッとする演出が上手くて、信長が凄くカッコいい作品です。ケンの作る料理が楽しみに読み進めているのですが、毎回見事な飯テロをかまされています。笑
・主人公がタイトル通り織田信長の料理人になるんだけどこれが面白い!料理ひとつとっても美味しそうでありこの時代ではどう映るかなどが描かれていて勉強になる。そしてキャラクターが魅力的でみんな憎めない。大好きな漫画です。
・ドラマは気になっていたのですが見れず…お料理と戦国好きな私にはたまらない作品です。また、ヒューマン的な場面もすごく好きです。最後が楽しみな作品です。

【おすすめするポイント】原作・原案は西村ミツル、作画は梶川卓郎。2013年にテレビ朝日にてドラマ化され話題でしたね。主人公のケン。平成の時代から1568年の戦国時代、場所は京都にタイムスリップした料理人。助けられた時は記憶を失っていたが、うなぎ(宇治丸)を見事な腕前でさばく姿に目を奪われます。 ケンを助けたのは刀鍛冶の夏。まだまだ序章なので展開が凄く気になりますね。ドラマではケン役に玉森裕太、夏役に志田未来。ここで?と思った方もいるでしょう。私も?でした。第1話の続きが見たいですね。金曜ナイトドラマ枠で放送されていた「信長のシェフ」。他のキャストもかなり豪華ですね。深夜枠からゴールデン枠にpart2は変わったほど評判が良かったのですね。益々原作を読みたくなります。

【ジャンル】 歴史 料理・グルメ ドラマ化 戦国・安土桃山時代

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サムライせんせい

黒江S介リブレ

【紹介文】ちょんまげ頭に着物で颯爽闊歩するぼくらの先生は、お侍。なぜだか分からないけど、幕末からやってきたらしい? 見慣れぬ文明に右往左往する先生は、町の皆さんの好奇の目に晒されて……。笑いあり、感動ありの侍タイムスリップ!

【ユーザーレビュー】・一巻無料で読み、気になったので2巻を買い、ハマって次々に歴史上の人物が出てきて目が離せませんでした。大河ドラマとは違う描かれ方の偉人たち。現代人ではサチコちゃん、いいキャラです。優しく情に厚い、素直に感情を出すところも好感を持てます。話を柔らかくしてくれています。最後は納得いくラストでしたが、続編が読みたいな。皆さんの後日談を書いていただきたいです。

【おすすめするポイント】ちょんまげ頭に着物で颯爽闊歩するぼくらの先生は、お侍。なぜだか分からないけど、幕末からやってきたらしい?笑いと憂いと感動の侍タイムスリップ物語です!幕末からって…ジェネレーションギャップどころではありません!このお侍さん、本当に頑張ってます。ぜひとも、応援してあげて欲しいです~。

【ジャンル】 SF・ファンタジー 歴史 ギャグ・コメディー ドラマ化

【関連キーワード】ドラマ化 タイムスリップ 幕末 現代 侍

大奥

よしながふみ白泉社

【紹介文】男子のみを襲う謎の疫病が国中に流行り、男子の数が激減。男女の立場が逆転した世界に生まれた貧乏旗本の水野は、大奥へ奉公することを決意する。女性の将軍に仕える美男三千人が集められた女人禁制の場所・大奥で巻き起こる事件とは…!?

【ユーザーレビュー】・以前から存在は知っていたけれど、思い切って全巻購入したら、とても面白くて一気読み!歴史好き、幕末好きの方々にも、きっとウケると思います。切ないことも悲しいことも色々あって、こんなに読後の満足感の高い作品は、さすがよしなが先生!!きのう何食べた?とはまた違う感動が得られますよ!!
・流石すぎる!よしながふみ先生の作品は素敵なものばかりですが、大奥は特に!!男女逆転という設定だけでなく、史実にも則っていて、ストーリーがとにかく面白い。沢山のキャラクターの人生に涙を流しました。この漫画のおかげで将軍の名前はほぼ覚えました。最後の最後まで、本当に素晴らしかったです。
・よしながふみ先生の作品はどれも好きです。絵もいいし、キャラクターやストーリーも凄く素敵。ハマります。男女逆転の発想には驚いたけど、史実に忠実だったり大河ドラマのようなスケールの大きさも感じます。

【おすすめするポイント】歴史的に有名な大奥を男女逆転させた新しい観点の物語。男女は逆転していますが、歴史事情はしっかりしていて、かつ濃くて深い人間模様を、将軍家代々と垣間見ることができます。そして男女の切なさもぎゅぎゅっと込められてるので、一気読みの際はティッシュをご用意ください。

【ジャンル】 歴史 ドラマ化 映画化 江戸時代(武士・時代劇)

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あやかしさんと異眼の花嫁

鹿乃まこと集英社

【紹介文】時は大正、処は帝都。自分を育ててくれた義理の母親のため、出稼ぎにきた綾乃。しかし、突然現れた金色の眼の異人に襲われ、命の危機に。綾乃は謎の美丈夫・実景から、口移しで血を飲まされて…?

【ユーザーレビュー】・すごく絵が綺麗で大好きです。もっと続けばいいのにと思いました。ファンタジーの世界の作品でとても良かったです。又違う作品も読んで見たいです。
・この、あやかしさんと異眼の花嫁は、とても絵がキレイで話もとても分かりすく読みやすかったです! まだ1巻しか読んでないんですけど、とても面白くて、読んでいてこのあとどうなるんだろうと思うようなワクワクがあって楽しく読むことができました!なので、2巻からも読んでみたいなと思いました!
・出だしからお話に引かれ、スート読めて面白かったですね。絵もきれいだしいい感じです

【おすすめするポイント】鹿乃まこと先生の美麗な絵で描く大正ファンタジー。良くあるラブコメディ的なお話かと思いきや、まさかまさかの展開で驚きます!あやかしさんたちのキャラクターも気になりますし、雷獣が可愛いです!綾乃の今後は如何に、、、!

【ジャンル】 ラブストーリー

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ちるらん 新撰組鎮魂歌

橋本エイジ / 梅村真也コアミックス

【紹介文】己の強さを求め、ただ闇雲に道場破りを繰り返す、若き日の土方歳三。そんな時、天然理心流・試衛館の近藤勇に挑み、敗北を喫す。土方は雪辱を誓い、試衛館の門を叩いた。最も強く、最も熱い新撰組が今始まる!!

【ユーザーレビュー】・史実を全く知らない無知な私ですが、歴史物は興味があって好きです。新撰組は調べれば色々とエピソード等出てくるのですが、事実を淡々と記載するよりも漫画の描き方だと何倍も面白いですね。意外と巻数も多くて読むのに体力がいります。まだ読み終えていませんが、絵柄も好きですし、最後まで読み終えたいです。
・歴史的な漫画や小説は好きですが、もっぱら戦国時代や古代エジプトやオリエントばかりで、新撰組のお話しは初めて読みました。『新撰組』や『池田屋事件』.『土方歳三』など、言葉や人物名は知ってるけど、内容はさっぱり??!!だった私には、とても分かり易く、一気にのめり込んで全巻大人買いしてしまいました(o^^o)おかげで史実の方も読んでみたいと興味をそそられました!絵も主要人物は現代風のアレンジで、誰か判別しやすく、幕末ビギナーとしてはとっても面白い作品です!
・また、今までとは違った捉え方の新撰組のキャラクターが素敵すぎます。個人的には伊予弁を話す佐之助さんの大ファンです。彼のお師匠さんには苦笑いしましたが。ぶっ飛んだ上杉晋作さんもなかなかです。ストーリー構成もいいですね。読み始めから、兵どもの夢の跡のような語りから入るのが良い。

【おすすめするポイント】ストーリーのはじまりは1912年(明治45年)からはじまります。表紙やオープニングのカラーイラストが魅力的な感じでほれぼれするぐらいにステキです。ですが、女性受けだけではなく、男性受けもしそうなのがこの作品のもっとステキなところでしょう。しかも、なんといってもこの漫画の主人公はあの新撰組の土方歳三ですから、また最高にオススメなところだと思います。新撰組ということはバトルシーンも満載なわけでテンポよく読んでいけるのではないでしょうか。「学園兵器ミツマル」の橋本エイジ先生とタッグを組んだ梅村真也先生の作品、歴史マニアにもそうでない人でも楽しめますよ。

【ジャンル】 バトル・アクション 歴史

【関連キーワード】幕末 新選組 土方歳三 激闘 仲間

群青戦記 グンジョーセンキ

笠原真樹集英社

【紹介文】スポーツ強豪校の滋賀県・星徳高校。“甲子園”“国立”“花園”…憧れの全国の舞台を目指し、高校生達の青春はいつも輝いている。……はずだった。 とある日、いつもと変わらず部活動に励んでいた放課後、赤い雨が降り注ぎ校舎全体が霧に包まれた…。突如、学内に襲い来る異形の武士!? 学外にそびえるは安土城!? 学校まるごと戦国時代にタイムスリップしてしまった!? 期待通りの舞台とは程遠い戦国時代!! 死にたくねーなら順応しろ!! “戦国武将vs高校生アスリート”開戦!!

【ユーザーレビュー】・名門スポーツ高校の学生たちが戦国時代にタイムスリップ。戦が各地で起こっていて、生きるか死ぬかの厳しい選択をされる時代を容赦なく描いています。歴史として知っていても実際にはどうしたらいいのか、リアリティが感じられます。それぞれのスポーツで培っ たものや特技を生かし、困難を乗り越えていく高校生たちの覚悟と行動に胸を打たれます。そもそものタイムスリップした理由や自分たちが知っている歴史とのちがいなど謎もあり、気になって読んでしまいます。
・ストーリーが面白く、飽きずに読めました。 作者の別の作品もぜひ読んでみたいですね。 おすすめです!
・ストーリーがいいし、読む手が止まらない。高校生が段々とたくましく順応していくのもワクワクするし。 ちょっと歴史の本が読みたくなりました。

【おすすめするポイント】主人公・西野蒼は星徳高校の学生。ここはスポーツの強豪校として知られていて、なぜだかスポーツ以外にも1~4軍まで位地分けされていたのです。西野蒼は歴史に強い歴史マニア。弓道部に在籍しており、いつもと変わらない部活動生活を行っていました。しかし、その日はいつもとは違う雰囲気が漂っており、赤い雨が降りだし、その雨は温かったりもし、11月なのにセミが大量発生したり…挙句の果てに校舎全体は霧に包まれてしまいます。西野は校舎で突然襲ってくる武士と遭遇してしまうのですが…。絵のタッチがはっきりと描かれており、読みやすい感じになっています。ストーリーも徐々に引き込まれていく内容になっており展開が気になります。「職業探検隊ハローワークス」が初の読み切り作品。「群青戦記」で初連載を果たした新進気鋭の笹原真樹先生のタイムスリップ劇必見です。

【ジャンル】 SF・ファンタジー 学園 歴史 映画化

【関連キーワード】戦国時代 高校生 スポーツ タイムスリップ 成長

戦国小町苦労譚(コミック)

沢田一 / 夾竹桃 / 平沢下戸アース・スター エンターテイメント

【紹介文】『小説家になろう』発、
「豆知識」ふんだん系新感覚時代小説
待望のコミカライズ!
農業高校に通う歴史好き女子高生、
綾小路静子はある日の学校の帰り道、
突如戦国時代へとタイムスリップしてしまう。
目の前に現われたのは――あの“織田信長”!?
信長の兵に捕らえられ、咄嗟に「農業で才を示す」
と約束してしまった静子は――!?

【ユーザーレビュー】・信長の時代へタイムスリップした農耕系歴女の活躍が楽しい。米俵の大きさが時代によって違っていたなんて知らなかったし、しかも収納する蔵の容積を超えるほどの収穫量が1年で達せられるなんてすばらしい。チート能力を発揮しこれからの戦国時代をどう変えていくのか楽しみ。
・JK主人公の知識が凄すぎ!戦国時代でどんどん逞しくなっていってる。テンポ良くサクサク話が進むので面白くて読み始めた時は一気に購入してしまいました。こういうマンガに昔出会ってたら歴史にもっと興味持てたかも。
・本当にとても面白いです。農業と歴史が上手く組み合わされていて、これだけ転生?物がある中で独創的です。未読の方は是非読んでみるべきだと思います。でも現代の苗があっても肥料と農薬がないと現代並みの収穫量は見込めないんじゃないでしょうか。

【おすすめするポイント】夾竹桃先生・平沢下戸先生原作、沢田一先生漫画の戦国時代で女子高生が繰り広げる農業漫画!『小説家になろう』発のコミカライズ作品です!農業高校に通う綾小路静子は歴史好きの女子高生。ある日の学校の帰り道、突然戦国時代へとタイムスリップ!しかも、あの織田信長に捕えられ、あわやのピンチに。「私はお役に立てます!農業を学んでいました!」という静子の言葉に信長は興味を示します。突然のタイムスリップ。しかも血なまぐさい戦国時代。そんな中、歴史好き&農業の知識を活かし、前に進んでいく静子の姿が格好よく素敵で、大変面白い作品です。農業への情熱、静子と村人との関係、織田信長とのやり取りも素晴らしいです。この先どうなっていくのか続きがとても気になります。

【ジャンル】 SF・ファンタジー 歴史

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センゴク権兵衛

宮下英樹講談社

【紹介文】織田信長(おだ・のぶなが)と羽柴秀吉(はしば・ひでよし)の下で合戦に明け暮れ、淡路国を治める戦国大名へと出世した仙石権兵衛秀久(せんごく・ごんべえ・ひでひさ)。だが、天下一統を成すためには、いまだ残る数多の敵を従わせる必要があった――乱世を真の終焉へと導くために、これより権兵衛が、歴史の表舞台へと進み出る!! “天下人”を支えた猪武者・仙石権兵衛秀久の奇跡の挽回劇、開帳!!

【ユーザーレビュー】・ずーっと読み続けてます。主人公ゴンの単純で明るいところが好きです。時代が進むたびに彼も成長してゆきますが、根のところは変わらず、根っから明るい、ステキだなと思います。ストーリーもよく歴史で習う単純な事実を、より掘り下げて、さまざまな角度から描かれているためとても興味深く読むことができます。この漫画を読む前は日本史に興味なかったんですが、ほかの文献なども読みたくなりました。最後まで楽しみです!
・時代劇ものとしては、古さを感じさせない面白い作品です。登場人物も多才で多彩で、なかなかいい感じです。続きがつい読みたくなりますね。

【おすすめするポイント】戦国時代に生きた仙石権兵衛秀久に焦点を当てた作品です。宮下英樹先生により描かれる迫力のある登場人物と躍動感溢れる戦のシーンは読み応え抜群で繰り返し読み返したくなります。歴史に疎くても織田信長や豊臣秀吉のいる時代だと思うとわかりやすくすんなり読めますよ。歴史好きな方にはぴったりな作品です♪

【ジャンル】 バトル・アクション 歴史

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何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが!?

藤本ケンシ / 井出圭亮講談社

【紹介文】天正10年、京・本能寺。停泊中の織田信長を家臣の明智光秀が襲撃した。
世に云う「本能寺の変」である。忠臣の裏切りにあい、天下統一を目の前にして非業の死を遂げた信長。
しかし気づくと、彼は「本能寺の変」より7年前に戻っていた!
しかもそこには、裏切り者の光秀がいて…。

【ユーザーレビュー】・面白いです!なんとも言えない、憎めない感じの信長好きです。続きが気になるので、次巻も買います。オススメ。
・織田信長が本能寺で焼き討ちされないように何度も歴史を繰り返して試行錯誤する話。 話のテンポがよくてギャグも全力疾走な感じで楽しい。 あと結構歴史の勉強にもなります。
・ブラック起業の信長様。部下に裏切られてタイムリープしても元気元気。 ノリよくテンポよくスピード感があって面白いです。絵もキレイでイケメン。 仲間から人望を集めるって大変だなぁと思いました。 結局、誰を大切にするかが大事なのかな。 人 を大切にしなきゃと思いました。

【おすすめするポイント】何度やり直しても気が付けば燃え盛る本能寺の中に…。漫画:藤本ケンシ先生、原作:井出圭亮先生の作品です。天正10年「本能寺の変」。明智光秀の謀反により、魔王と呼ばれた戦国武将・織田信長は非業の死を…のはずでしたが、死んだはずの信長の前に謎のクマが出現!クマからの「やりなおしさせてやる」との言葉と同時に7年前に信長はタイムスリップ!セカンドチャンスをもらって、もう一度家臣と向き合うのですが、結局本能寺は燃えます…。燃えるたびに何度もクマによって、時を遡り、やり直すのですが、結局家臣から謀反を起こされてしまう結果に…。信長をブラック上司のように描き、ノリが良く読みやすく、賑やかで楽しい作品です。物事を改善したいときは原因をよく考えなければ、と考えさせられます。信長は本能寺の変を免れることができるのか?続きが気になります。

【ジャンル】 SF・ファンタジー 歴史 ギャグ・コメディー

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応天の門

灰原薬新潮社

【紹介文】時は平安、藤原家が宮廷の権力を掌握せんと目論んでいたその頃、都で突如起きた女官の行方不明事件。「鬼の仕業」と心配する帝から命を受けた・在原業平は、ひとりの青年と出会う。その少年の名は――菅原道真。ひきこもり学生の菅原道真と京で噂の艶男・在原業平――身分も生まれも違う、およそ20歳差のふたりが京で起こる怪奇を解決!? 「回游の森」「SP」の気鋭・灰原薬がおくる、平安クライム・サスペンス!

【ユーザーレビュー】・菅原道真の特集番組を見て、購入しました。普段は読まない時代設定ですが、読み進めるうちにその時代背景についても興味がわいてきました。業平と道真の掛け合いも楽しいです!とにかく絵が好きです。
・無料分だけと思って読んでみたら、思いっきりハマってしまいました。ストーリーも素晴らしく面白いし、キャラクターも本当に魅力的です。道真、業平コンビはもちろんですが、周囲の人々、いわゆる悪役にまでも、気持ちを惹き付けられる描き方に感動してます。これからの展開にも期待しています。
・派手さはないのですが、話に引き込まれます。味わいがある。道真の天才っぷりが謎解き形式でじっくり楽しめます。これから藤原氏の権力争いに道真がどう関わっていくのかもとても楽しみ。あと、史実では道真は文武両道なので、武の話も描いて欲しいですね。そして、絵が素晴らしいです。ここまで色々な顔を描き分けられる方はまずいないのでは?それに加えて、美しさも備わってます。醜男、醜女まで美に見えるのは、作者の画力の高さの表れだと思います。

【おすすめするポイント】平安時代は魑魅魍魎が信じられていた時代で、大の大人までが暗闇に潜む物の怪を本気でおそれています。そんな平安京で起こる怪事件を、夜な夜な女遊びが絶えず、恋のうわさが絶えない在原業平と、本ばかり読んで表舞台に出ようとしない若き天才菅原道真が、その怪事件を解決していきます。色恋のシーンは艶めかしく、魑魅魍魎のシーンは怪しく…鬼が人になるのか?人が鬼となるのか?貴族たちの権力争いが織り成す陰と陽の世界をご堪能いただけると思います。東京大学教授の歴史学者本郷和人氏が監修する歴史の文化や風俗にも触れられる作品です。

【ジャンル】 歴史 ミステリー・サスペンス 平安時代

【関連キーワード】平安時代 在原業平 菅原道真 怪奇 第20回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞受賞

るろうに剣心―明治剣客浪漫譚― モノクロ版

和月伸宏集英社

【紹介文】逆刃刀を腰に下げ、不殺を誓う流浪人・緋村剣心――彼こそは維新志士の中で最強無比の伝説をもつ「人斬り抜刀斎」であった。維新後、その熱き想いで人々を守り続けた流浪人・剣心の活躍を描く! 【同時収録】「巻末特別編(1) るろうに―明治剣客浪漫譚―」

【ユーザーレビュー】・とにかく剣心がかっこいい!!ガチ惚れ勢です(*-*)穏やかで優しいのに、剣を持ったら日本一!お師匠さまには負けちゃうかもだけど、人柄入れたら文句なしの日本一です!!危ういシーンもたくさんありますが、殺さずを貫き通す様はほんと格好いい。ストーリーもすごく面白くて読む手が止まりません。ずっとずっと大好きな作品です^^
・最高に面白くワクワクさせてくれる漫画です。 一度は見るべきだと思います
・学生時代に読んでましたが映画公開+コロナ禍で久しぶりに読みました。史実を盛り込んだ幕末のロマン、当時は気付けなかった作品の良さに触れ、読みながらぽろぽろ泣いてました。また歴史だけでなく剣心をはじめとする登場人物の身体の使い方などなるほど!!と感嘆の連続。時間も忘れてどんどん読めてしまうので、読み終わる頃にはどっと疲れてました。時間を忘れて集中できるのは作品の魅力ですね。北海道編も読みたくなりました。

【おすすめするポイント】時は明治11年、東京下町。巷では「人斬り抜刀斎」による辻斬り騒ぎに人々は恐怖していました。ある日、剣術道場の師範代、神谷薫は人斬り退治のため見回りをしていると自らを流浪人(るろうに)と名乗る男と出逢います。あまり頼りにならない流浪人と、若くして道場を切り盛りする娘。人斬りを探す二人。ある時、薫が抜刀斎に捕まってしまう…。ピンチに駆けつけた流浪人は自らを緋村剣心と名乗り、隠された過去を語る…剣心の優しさと対照的な剣の強さにしびれます。「週刊少年ジャンプ」に連載され、アニメ、映画化もされた人気タイトル。著者は「武装錬金」和月伸宏先生です。

【ジャンル】 バトル・アクション アニメ化 コミカライズ(小説・ゲーム) 映画化

【関連キーワード】映画化 アニメ化 明治時代 人斬り 恋愛 仲間

雪花の虎

東村アキコ小学館

【紹介文】戦国の世を、義を貫いて駆け抜けた軍神・上杉謙信。
毘沙門天の化身とされる名将中の名将は、実は、女だった―――


時は享禄二年、1529年。
越後の春日山城城主・長尾為景の第3子が誕生する。
不甲斐ない嫡男・晴景に代わる後継ぎとして期待された赤子は、
しかし女児だった。

失望する為景だったが、すぐに決意を新たにする。
「この子を、姫武将として育てる」「名を虎千代とする」と――

強い父、やさしい母、穏やかな兄、健気な姉に囲まれ、小さな山城でお転婆に育つ虎千代。
その双肩に背負う運命の重さを、未だ知るよしもなく……。


東村アキコが挑む本格大河ロマン、
越後の虎、女・上杉謙信の一代記がいま、始まる!!

【ユーザーレビュー】・上杉謙信女性説って単なる都市伝説かと思っていたけれど、根拠も紹介されていて、ひょっとしたら本当かも、と思ってしまいます。建物や服装など細かいところもこだわって描かれているようで、今のところ気になるような矛盾もないし、歴史もの好きも満足できる作品だと思います。そしてなにより、虎千代やその家族、家臣がいきいきと描かれていて、物語としてとても面白いです。本当にこんなことがあったんじゃないか、と信じたくなってしまいまう、信じたほうが面白い!今後、虎千代がどのように歴史の表舞台に立ち、生きていくのか、他の戦国武将とどう関わっていくのか、楽しみです。
・東村アキコが歴史もの!?と、びっくりして読んでみたらやっぱり東村アキコ。面白い。歴史苦手な人も読む前提で描いてるところが流石!説明の仕方が分かりやすい。東村先生ってすごい賢いんだなー。上杉謙信なんかたいした興味無い自分でも面白く読める。テンポも良いし、ギャグも面白い。
・東村先生の作品は合うものと合わなかったものの差が激しいのですがこの作品は東村作品で一番好きな作品です。トンデモ説として有名な謙信女性説を掘り下げて描かれている作品です。主人公の虎ちゃんは凛凛しいながらも時に可愛くて好感が持てます。ストーリーも面白く謙信女性説も説得力を持って描かれています。続きが楽しみな作品です。

【おすすめするポイント】歴史が好きな人も、そうでない人も、ぜひとも読んでみて欲しい作品です!上杉謙信は、本当は女の人であった!という仮説から始まったこの物語。幼少期の主人公はまだまだ男勝りの女の子とも言える雰囲気ですが、それがいつしか、かの有名な策士となるまでの過程をお楽しみに★

【ジャンル】 歴史

【関連キーワード】戦国時代 上杉謙信 女性 男装 戦国武将

信長協奏曲

石井あゆみ小学館

【紹介文】勉強嫌いで、日本史にも全く興味がない高校生・サブローは、ある日、崖沿いの塀の上から誤って落下してしまう。だが落ちた先には、なぜか馬に乗ったサムライがいて、しかもその顔はサブローと瓜二つだった!さらに、その若いサムライは織田信長と名乗り、いきなり「体の弱い自分に代わって織田信長として生きてくれ」と頼んできて…

【ユーザーレビュー】・うまく結び付けて展開してる内容だと思います。また、何度も読み返すとそれぞれの表情も、上手く表現できていて、私は楽しく拝見してます。細かな表情、それぞれを見て読むと、臨場感溢れた作品だと思います。ここで、このくだり?と思う場面もあるんですが、必ず後々に、そのくだりの意味がでてくるとこも、構成の驚くべきとこ。史実とリンクさせながら、構成を鑑み、また細かな表情を見ながら繰り返し読むのが、今、とても楽しいです。
・ドラマは見てなかったのですが、見とけばよかったなあと思うくらいおもしろかったです。タイムスリップした事実をすんなり受け入れたり、殺戮にものおじしなかったりと多少の違和感はあるものの、気にせずトントンと読みすすめればフツウに楽しめました。むしろこの軽いお気楽さがいいです。信長のキャラが魅力的です。

【おすすめするポイント】現在の男子高校生が戦国時代にタイムスリップ…だけを聞くと割とよくある設定な気がしますが、うまくまとめていると思います。信長にさし替わって乱世を渡り歩く主人公が少年青年誌によくある熱血系ではなくダラダラやる気なし系なのがお話を面白くしてます。史実とか関係なく楽しみましょう^^

【ジャンル】 SF・ファンタジー 歴史 アニメ化 ドラマ化

【関連キーワード】ドラマ 映画化 戦国時代 織田信長 タイムスリップ

昭和オトメ御伽話

桐丘さな集英社

【紹介文】時は昭和、ところは神戸――。名家の娘・黒咲常世は、彼女を“からたち姫”と呼ぶ幼馴染の志摩仁太郎と二人だけの秘密の遊びに耽っていた。継母からのイジメに遭う常世と、無関心な親の下で育った仁太郎。孤独な二人は死ぬまで一緒にいようと約束を交わすが、離れ離れに…。それから三年、常世は仁太郎と念願の再会を果たすが、仁太郎は三年前と豹変していて――!? 痛くて甘い、儚き御伽話開幕!!

【ユーザーレビュー】・もーすっごい泣けた!「大正処女御伽話」からの珠子と策くんが出ていたのは良かったけど、できれば小鳥ちゃんとか綾とかあと珠彦さまとか出てきてくれるともっと良かったけどねー。でも最後の特別編が良かったなー、ジャンプ+で見ていたときはなかったので、常世、仁太ちゃん良かったね!私的にはリゼちゃんも好きだった!
・あの名作、大正処女御伽話の続編。今作も比肩するものの無い女の子の可愛さ。美しく繊細なキャラクター達の心の描写、等々。もう最高の作品です!心を癒されると同時に体を押し潰されそうになる感覚は一度味わえば病みつきになります。まさに至高の作品です
・もう泣いて泣いて…絵はとても可愛くて、でもその時代の良いところも大変な出来事もあって。それでもみんな健気で。最後は幸せになれてよかった。本当に良かった。

【おすすめするポイント】『大正処女御伽話』の数年後を描いた桐丘さな先生の続編作です。「伽」には添い遂げるという意味があり、御伽話のタイトル名には一生添い遂げると固く誓い合った仁太郎と常世の絆が込められています。前作同様に女の子キャラが可愛く、1話のラストが最高でした!

【ジャンル】 ラブストーリー 歴史 シーモア限定特典付き

【関連キーワード】昭和 恋愛 時代背景 戦争 『大正処女御伽話』の続編

めでたく候 分冊版

藤村真理 / 『めでたく候』監修委員会集英社

【紹介文】今から三百数十年前、野菜売りを営む親の元に生まれ、大奥のトップに上り詰めた桂昌院。「玉の輿」の語源となったと言われる一人の女の生涯を描く日本一のシンデレラストーリーが、始まる!!

【ユーザーレビュー】・ハマった!人の死後の表し方とか、新しい表現で面白い!春日局は知っててもこの方の事は全然知らなかった私でもすんなり内容が入ってきてハマりました!ただ、この時代だからこそ大奥であり、側室なのは理解しているのですが玉がどの辺まで上様と心を通わせるのか上様が玉をどう思っているのか、続巻が中々出ないのが残念ですが今後の展開、玉がどんな人生を送るのか最後までお付き合いしようと思います!
・この作者さんが昔から大好きです!絵もきれいでストーリーも面白く、どの作品を読んでもハズレはありません。今回もこれからどんな展開になるのか、めちゃ楽しみ。期待しています。
・歴史ものは好きです。その中でも、この作品は優れていると思います。昔テレビで大奥シリーズが放映されていましたが、その時の登場人物がばっちり出ていて、分かりやすかったです。是非、読んで欲しい作品です

【おすすめするポイント】藤村真理先生の大奥を描いた作品。桂昌院ことお玉の人生が終わるところで物語が始まる。なかなか凝った設定で死んでから知ってる人がみんな見ている前で人生の上映会を始められてしまう。実際に死後の世界がこんな感じだとすれば結構楽しいことがいっぱいだったりして。

【ジャンル】 歴史

【関連キーワード】江戸時代 徳川綱吉 桂昌院 大奥 玉の輿

ニュクスの角灯

高浜寛リイド社

【紹介文】1878年(明治11年)、動乱の幕末は遠ざかり、長崎では海外貿易で莫大な利益を得る商人が多く現れはじめていた。西南戦争で親を亡くした少女・美世(みよ)は奉公先を求めて鍛冶屋町の道具屋「蛮」(ばん)の扉を叩くが、そこで彼女を待っていたのは、店主・小浦百年(こうら・ももとし)がパリ万博で仕入れてきた最先端の品々と、それらに宿るベルエポックの興奮と喧騒だった……ジャック・ドゥーセのドレス、ダニエル・ペーターのミルクチョコレート、シンガー社のミシン、セーラー服、エジソンの蓄音機、革ブーツ、眼鏡、幻灯機(マジック・ランタン)……先進と享楽の都・パリ渡来からやってきた“夢の品々”に導かれ、少女はまだ見ぬ世界へ歩み出す……

【ユーザーレビュー】・長崎の鍛冶屋町で輸入商を営む青年のもとに、従業員募集の貼り紙をみた養母につれられて、サイコメトリー能力をもつ少女がやってくるのが第一話。いまのところ2巻まで読んだけど、サイコメトリーの特異さは、それほど物語には関わってこず、当時の文化や風習、人々の暮らしぶりをわかりやすくストーリーのなかに練り込んでおり、物語の面白さもさることながら、知識欲が満たされて読んでて幸福感を感じる作品です。長崎市内の地理に明るいと、知っている地名がバンバン出てくるので面白さが天井知らずです。丸山遊郭の解放令すぐ後だから元遊女という脇役も出てきますし、出島、山手居留地、女傑・大浦慶など郷土ワードがてんこもり。あとお寺さんも「あ…!」と思う描写なので、輸入よろず店「蛮」はあの辺りにあったのかなーなど想像も膨らんでワクワクします。3巻からは、店主と国を隔てて、どのように従業員たちが動いていくのか楽しみです。

【おすすめするポイント】高浜寛先生の明治の長崎を舞台にした作品です。第21回文化庁メディア芸術祭マンガ部門「優秀賞」受賞、「リーヴル・パリ2019」レコメンド作品と国内外で愛されている作品です。1878年(明治11年)、両親を亡くし親戚の家に世話になっている少女・美世は、鍛冶屋町の道具屋「蛮」で働くことになりました。給仕も針もできなく、自分に自信のない美世でしたが、彼女には触れたものから持ち主のことがわかる不思議な力がありました。親戚の家で厄介者のように扱われている美世でしたが、店主の小浦百年(こうら・ももとし)や岩爺との出会いは、ワクワクする素敵な日々の始まりでした。暗い日々を送っていた美世が、読めなかった字を覚えたり、ドレスの研究をしたりと、奮闘する姿がとても可愛く応援したくなります。頑張るうちに自分の長所を見つけていけるのはとても素敵なことですね。万博で披露された技術革新が当時の日本人にとって、どれほど衝撃だったかという時代の感じもとても伝わってきて、楽しい素晴らしい作品です。この先、どんなことが起こるのか楽しみで続きが気になります。

【ジャンル】 歴史 近代(明治以降)

【関連キーワード】明治時代 長崎 サイコメトリー 仕事 受賞 ほのぼの

JIN―仁―

村上もとか集英社

【紹介文】【ページ数が多いビックボリューム版!】南方仁は東都大学附属病院に勤める脳外科医である。ある日、彼が頭部裂傷の緊急手術を執刀した患者が、病院を脱走しようとする。患者と揉みあう内に仁はなんと幕末の1862年にタイムスリップしてしまった。電気も消毒薬も抗生物質もない世界で、医師南方仁の戦いが始まる。

【ユーザーレビュー】・SF、タイムスリップ、医療、歴史、ミステリー、恋愛ジャンルをたくさん凝縮させた名作です…!術中のシーンはリアルなのでぐろくて目を伏せたことも何度も。でも当時あるものだけで、どうにか医療を発展させる為に試行錯誤する姿は最高にかっこいいです!読んで損なしだと思います。
・毎週日曜日を楽しみにドラマを見て胸が熱くなり感動していたのを思い出します。良いものは良い。坂本さんと絡んだりある意味すごいっちゃ。原作はもっといいですよ
・この作品は最初ドラマで知りました。大沢さんと、綾瀬さんがぴったりだな~!と思いました。この作品は本当に面白かったです。ストーリーも謎があったりして、見応えも十分でした。

【おすすめするポイント】東都大学附属病院に勤める脳外科医、南方仁。ある日執刀した手術で、患者の脳に胎児の形の腫瘍を発見し摘出するのですが…。後日、腫瘍を摘出した患者が脱走した際に揉み合いとなり、仁はなんと幕末の1862年にタイムスリップしてしまいます。医療が飛躍的に進歩した現代から、電気も、水道もない幕末へ…。それでも仁は医師として、できることを模索していきます。大沢たかおさん主演でドラマ化された作品の原作です。医療技術も未発達で、完全なアナログ世界でも人を救うために奮闘する仁先生。どちらかというと原作の仁先生の方が落ち着いていて大人の色気を感じます。医療漫画としてだけでなく、人情、歴史、恋愛など魅せてくれます!著者はヒューマンドラマの名手、村上もとか。代表作は「龍‐RON」「六三四の剣」など。

【ジャンル】 ヒューマンドラマ コミカライズ(小説・ゲーム) ドラマ化

【関連キーワード】ドラマ化 江戸時代 タイムスリップ 医者 感動

逃げ上手の若君

松井優征集英社

【紹介文】1333年、鎌倉――。幕府の後継として生きるはずだった少年・北条時行は突然の謀反で故郷も家族も全て失う。しかし時行は、生き延びることに関しては誰よりも秀でていた。信濃国の神官・諏訪頼重に誘われ、少年は逃げて英雄になる道を歩み始めた!

【ユーザーレビュー】・ストーリーもなかなかテンポがいいし、そもそもの大筋が南北朝時代と、面白い着眼点だと思います!ギャグ要素もちゃんとあって笑える!ぜっっっっったい読むべき!
・脳探偵ネウロや暗殺教室を描いた松井優征さんが、今回は歴史物に挑戦。 どの登場人物もクセがあり、それぞれに味があって面白い。 滅びゆく北条家の生き残りはまだ幼く、武力も弱いが「逃げる」ことだけはダントツに上手くて、この持ち味を活かす ことで状況を少しずつ変えていく展開が本当に爽快です。
・少年漫画らしい歴史活劇作品になっていまして、ギャグあり不思議ありホラー???ありと楽しめます。 北条一族の、史実書も読んでみたくなりましたなぁ

【おすすめするポイント】松井優征先生の作品。「逃げ若」の略称で親しまれる南北朝時代を舞台とした歴史スぺクタルです。1333年鎌倉。幕府の後継者のはずだった少年・北条時行は足利尊氏の突然の謀反で全てを失い、自らも追われる身に。しかし時行は、逃げることは誰よりも得意な少年でした。信濃国の神官・諏訪頼重の手を借り、やがて時代に嵐を巻き起こす英雄に成長していきます。武将が主人公の特徴といえば、武芸または知略が王道ですが、本作の主人公の特技は「逃げる」こと。しかし、「逃げる」=「生存能力が優れている」ということで、実は大変貴重な能力なのです。血なまぐさい時代、残酷な場面もありますが、可愛く綺麗な絵で大変読みやすく、あっという間に読めてしまいます。北条時行という珍しい主人公サイドでの物語が新鮮で、大変面白いです。逃げて逃げて成長していく時行の成長が楽しみで、続きが気になります。

【ジャンル】 バトル・アクション 歴史

【関連キーワード】北条時行 鎌倉時代 南北朝時代 アクション 仲間

あおのたつき

安達智マンガボックス

【紹介文】江戸最大の遊郭、吉原。生者と死者の情念が渦巻くこの街で、気がつくと見知らぬ神社に迷い込んでいた、売れっ子遊女のあお。そこは強く霊験のご利益を求める者のみが辿り着くという、浮世と冥土のはざま『鎮守の社』だった…! 社を訪れるのは、美しくも悲しい過去を背負った遊女ばかり。魂を導き、救うために…宮司の楽丸とともに、あおは彼女たちの人生を紐解いていく??!

【ユーザーレビュー】・「モノノ怪」好き集まれ…!と言いたい作品。(見たことある人は通じるはず)世界観が独特なので見る人を選ぶ気がします。でも、テーマがとても身近なものなので慣れればファンタジーものとして楽しめます。ポップなキャラクターと裏腹な内容がとても好き。
・気になり購入してしまいました。画も素晴らしく話もよく、買ってよかったです。妖怪のお話とかお好きな人におすすめです。
・江戸あたりの遊女のお話とあの世がミックスされた世界観です。その時の言葉遣いや昔のあったことなど描かれてるので、色々知りながら読めていきます。サクサクと読めていけるので飽きないですし面白いです!あおちゃん、気強いけど優しくて素敵な女性です!

【おすすめするポイント】江戸最大の遊廓、吉原を舞台にした安達智先生の作品です。売れっ子遊女のあおは気がつくと見知らぬ神社に迷い込んでいました。そこで出会った宮司の楽丸から、ここは冥土の遊郭を管轄する鎮守の社だと教えられます。実はあおは、わだかまりを残しながら死んでしまい、ここにいるようなのです。楽丸の仕事は、死者や悪霊が悪さをしないよう、浮世と冥土のため、魂を守り導くこと。死んだ遊女のお祓いを手伝ったことから、あおは楽丸の仕事を手伝うことに。あおと楽丸の掛け合いが楽しいです。2人のもとに訪れた死者たちの人生やわだかまりが、紐解かれ救われていく様が悲しくも感動的です。当時の吉原の風俗や文化も巧みに描かれ、興味深いです。今後2人がどんな活躍をするのか、続きが気になります。

【ジャンル】 SF・ファンタジー 歴史 ヒューマンドラマ

【関連キーワード】江戸 吉原 悪霊 遊女 感動

執事殿の愛猫

舵英里冬水社

【紹介文】『…お前が寂しくなくなるまで、とことん甘やかしてやるさ』

名門・有馬家には、とても有能な執事がいるらしい。
そこに引き取られた毛色の変わった『猫』は、誰とも口を利かず警戒を解こうとしないのだけど...!?
調教か従属か!? 執事と猫の麗しくアブない甘やかしライフ★

【ユーザーレビュー】・絵の美しさから入りストーリーにもハマりました。登場人物に嫌な人がいない、ありがちな三角関係などのシーンはない。けれど深い。瞬間に惹かれながらゆっくり距離を縮めてゆくふたりがとても素敵です。何度も読みたい作品です。
・今年になって作者さんの漫画を知りました。内容もイラストのタッチも大好きです!とくに甘々なところや、深いストーリー構成、徐々にラブラブになっていく様子など続きを買わないという選択肢にはなりません!こんなに大好きな漫画は初めてです。これからも素敵な作品をお願いします!この作品も美男美女で激愛されていて私の好みのストーリーでした
・眉目秀麗な執事と名家の訳ありお嬢様の恋愛物ですが、ドロドロなシーンはなく、2人の行動にキュンキュンしながら見ていました。猫のようなお嬢様の行動に振り回されつつ、クールな執事が徐々にお世話係から愛情に代わっていく描写がいいです。単純な恋愛模様だけでなく、家族との繋がりも描いているので、登場人物の関係にも感動します。大半は、執事とお嬢様の仲睦まじいシーンが多いので、サラッと読むことができます!個人的には、美人で自由気ままな猫系ヒロインが大好きなので、面白かったです!

【おすすめするポイント】有能な執事と美しい「猫」が繰り広げる物語です。舵英里先生の作品です。名門・有馬家の執事・緒方は、旦那様が引き取ってきた友人の娘・莉子の世話をすることとなります。野生の猫のように警戒心が強く、なかなか心を開かない莉子でしたが、緒方にだけは懐きます。緒方のパーフェクトぶりと、莉子の媚びない姿が格好いいです。絵もとても綺麗で清涼感があります。お屋敷の人々もみんな暖かくてほっこりします。ツンデレなヒロインと優秀な執事の今後の展開が気になります。

【ジャンル】 ラブストーリー 歴史

【関連キーワード】明治時代以降 執事 恋愛 名家 お世話係

淡海乃海 水面が揺れる時

もとむらえり / イスラーフィール / 碧風羽TOブックス

【紹介文】「小説家になろう」発、累計7400万PV突破の大人気戦国サバイバル、コミカライズ刊行開始!

描き下ろし巻末漫画&原作者書き下ろし小説「領内視察」をW収録!!


【あらすじ】

わずか二歳で当主に就任……。

一五五〇年。足利将軍家が三好家に追放され、室町幕府の崩壊が始まった歴史的な年。
近江にある小領地・朽木から、朽木基綱・幼名「竹若丸」の挑戦が始まる!
史実に埋もれた稀代の軍略家が日本史を塗り替える!
信長、秀吉、家康の三英傑を救った唯一人の戦国武将・朽木基綱の生涯を、大胆に描く大河ドラマ!
乱世を駆け抜ける戦国サバイバル、コミカライズ開幕!!

【ユーザーレビュー】・原作読んで漫画も購入。歴史分かっているひとが、それをベースに転生モノ書くとこんなに面白いのですね。その上経済面からの観点が面白い。この作品描いた方は原作をよく読み込んでいると思います。見せ場が本当に上手く描かれていて、久々に面白かった。
・原作がなろう系なのに原作者が本気で目指して勉強してる感が半端ない設定の作り込みです。ちゃんと現代知識を取り入れたりその時代の背景とかもよく調べられており、上手く混ざり合っていて説得力があります。史実とは違った展開になっているので今後の展開も楽しみです。絵やコマ割りなど魅せ方も安定しているので、安心して物語に没頭できます。
・戦国時代あたりのお話ですが、絵もきれいでキャラもほどよく今風で面白かったです!主人公が完全な善人じゃないのもポイント高いです。頭がよく話術にたけていて、主人公が強いお話が好きな方におすすめ!現在4巻ですが、まだまだ展開が楽しみです♪

【おすすめするポイント】『小説家になろう』発・大人気戦国サバイバルのコミカライズです!主人公・竹若丸(後の戦国武将・朽木基綱)はわずか2歳で、近江にある小領地・朽木の領主となります。実は彼は50代サラリーマンが戦国時代に転生した姿。その経験を活かし、見た目の幼児らしからぬ知恵で、国を豊かにし、戦国武将とも渡り合います。信長、秀吉、家康を救うこととなる戦国武将・朽木基綱の姿を幼少期から描いた作品です。あまり有名ではない武将・朽木基綱のお話ですが、大変読みやすく歴史的な説明もセリフやモノローグで、スイスイ入ってきます。国を発展させるためのアイデアや、主人公を取り巻く人々もとても魅力的です。竹若丸の成長に従って、この先の展開もますます面白くなりそうで、時間を忘れて読み進めてしまいそうです。漫画:もとむらえり先生、原作:イスラーフィール先生、キャラクター原案:碧風羽先生です!

【ジャンル】 歴史 異世界・転生 戦争・軍事・戦記

【関連キーワード】朽木基綱 戦国時代 コミカライズ 小説家になろう 転生

あずみ

小山ゆう小学館

【紹介文】権力者たちが平和の大義の元に、最後の戦乱へと突き進んでいった時代!! 修羅に生きる殺戮集団として、純粋培養された少女たちがいた!!

【ユーザーレビュー】・面白い。面白すぎる!殺す立場から殺される立場に変わってしまったけど強く美しいあずみに魅了され次々と読んでいってしまう。あずみには幸せになってほしい。
・迫力のストーリーに圧倒された。仲間が次々倒れていくのを見ると泣けた。刀って怖い。ヒロインが強くて美しい。心震えるような大作だと思います。
・面白過ぎて無料分過ぎても迷い無く大人買い読破してしまった。回想で何度か出てくる刺客あずみの子供時代の爺との関わりシーンが何でこんなに可愛く描けるの?て位可愛くて大好き。仲間とおちゃらけたりひょうきんな口ハート型のあずみもたまらない。耳が聞こえない千代蔵との道中最高に面白い。同志飛猿大好き続き読みたい位。残酷で耐えがたいシーンも多いから誰にでも勧められないが、前向きで温かい気持ちにもなるし、とにかく人物描写が深く魅力的でこれだけ長いのに息もつかず読ませる作者さん凄い、名作と思う。

【おすすめするポイント】江戸時代初期のお話。あずみを含む10人の子供たちはある山奥で武術の修行を積んでました。しかし、その修行は立派な刺客となるため。最後の試練は何と組んだ者同士殺し合う事。そこであずみはなちと戦うことに…。最初は命令されるがままに命令をこなしていくあずみでしたが、仕事をこなしていくにつれ自分の生き方に悩んでいくあずみがどう自分と向き合っていくのかが注目です。2003年と2005年にあずみ(主演:上戸彩)なち(小栗旬)で映画化されました。黒木メイサ主演で舞台化もされています。作者は「お~い!竜馬」や「雄飛」の小山ゆう。「雄飛」は現在ビックコミックスペリオールで絶賛連載中です。

【ジャンル】 バトル・アクション 歴史 映画化

【関連キーワード】映画化 舞台化 江戸時代 刺客 戦闘

花の慶次 ―雲のかなたに―

隆慶一郎 / 原哲夫 / 麻生未央コアミックス

【紹介文】「傾奇者(かぶきもの)」―。「傾(かぶ)く」とは異風の姿形を好み、異様な振る舞いや突飛な行動を愛することをさす・・・。

時は戦国時代末期、ここに天下一の傾奇者がいた。その名は前田慶次!!
大軍に急襲された末森城を救うため、単身出陣した慶次だが!

【ユーザーレビュー】・深いよ!漫画とあなどらないでね!戦国の世を舞台に人間の欲望・醜さを出しつつも現代社会で稀薄になってきている『心・愛・情・粋・真』の美しさを慶次を通して真の『人』とはを教えてくれるバイブル!引き込まれるよ長編大作一気!に読覇慶次は全てが『超男前!』人はこう言う男に惚れるのよ特に女は!
・『北斗の拳』に並ぶ名作です!週刊少年ジャンプにて連載されており、毎週楽しみに読んでいました。『傾奇者(かぶきもの)』ってフレーズ、流行りましたね。パチスロも周囲で大人気でした!
・時は戦国、実際に残っている文献が少ない前田慶次にスポットを当てた作品。慶次のみならずその他の登場人物も実に魅力的。敵将ながら憎めぬ存在にしてしまう漢気(おとこぎ)爽やかにさえ感じる武士道。名馬と名高い慶次の愛馬、松風との出会い。それぞれのエピソードに思わず『くゎあ~!』と爽快感を表す感嘆の声をあげたくなるほど『粋』なのであります!ガチガチに堅っ苦しい内容の戦国ものではなく、適度な力の抜け加減が尚、人物を魅力的に魅せてくれます。男女問わず読んだら惚れますヨ!すっかりハマりました。

【おすすめするポイント】一言で言うと「痛快」!世は1582年の戦国時代、天下一の傾奇者と言われた男『前田慶次(前田利家の甥)』の生き様を描いた物語。身長は197cmの大巨漢、愛馬は名馬・松風。己の道をどこまでも貫き通す慶次の生き方に共感がとまらない。純粋にすごくかっこいい…男性目線でも、女性目線でも楽しめる一作でしょう。著者は原哲夫。そう!北斗の拳の著者です!1989年集英社週刊少年ジャンプに掲載され、翌年と1993年に渡って掲載。話の中に出てくる武器の細かい描写も魅力の一つかも。漢(おとこ)を感じたい人はぜひ読んでみて!

【ジャンル】 歴史 ヒューマンドラマ

【関連キーワード】戦国時代 前田慶次 戦闘 友情 漢(おとこ)

ペリリュー ─楽園のゲルニカ─

武田一義 / 平塚柾緒(太平洋戦争研究会)白泉社

【紹介文】昭和19年、夏。太平洋戦争末期のペリリュー島に漫画家志望の兵士、田丸はいた。そこはサンゴ礁の海に囲まれ、美しい森に覆われた楽園。そして日米合わせて5万人の兵士が殺し合う狂気の戦場。当時、東洋一と謳われた飛行場奪取を目的に襲い掛かる米軍の精鋭4万。迎え撃つは『徹底持久』を命じられた日本軍守備隊1万。祖国から遠く離れた小さな島で、彼らは何のために戦い、何を思い生きたのか――!?『戦争』の時代に生きた若者の長く忘れ去られた真実の記録!

【ユーザーレビュー】・戦争を知らない世代の自分なので、戦争の知識はほぼなく、知ってることはテレビのニュースやドラマ、映画ぐらい。それも海軍の大将なんかの有名な人物のこと。このマンガみたいな一般の兵のことを知れるのは、スゴくリアルに受け止めれるなー。だから良いマンガです。
・絵の雰囲気のおかげで、内容が重いのにもかかわらず、とても読みやすいと思います。良作です。マンガだからこそ、読んだという方々もいると思います。この作品が読みやすいマンガという形で良かったです。私はこの作者の別の作品をかつて読んだことがあります。「さよならタマちゃん」という闘病記です。作者が元気になって、マンガを描いてくれていることが、かつて闘病記を読んだ者としては嬉しいです。作品も作者も推しています。おすすめします。

【おすすめするポイント】武田一義先生による、太平洋戦争末期のペリリュー島での悲惨な戦争を描いた作品です(平塚柾緒先生(太平洋戦争研究会)原案協力)。2017年日本漫画家協会賞優秀賞受賞作。田丸は漫画家志望の兵士。昭和19年の夏、太平洋戦争末期のペリリュー島にいました。この島で見聞を広げて帰ったら冒険漫画を描きたい。青年らしい夢を描きながら田丸は島での仕事に従事します。しかし、アメリカの攻撃は激しさを増していき…。サンゴ礁の海に囲まれ、美しい森に覆われた楽園の島で繰り広げられる、あまりに悲惨な戦争と飢え。可愛らしい絵柄で、大変読みやすく、戦争物が苦手という方でも手に取りやすいです。内容は戦争ものだけあって、大変重く辛いですが、決して忘れてはいけない出来事がストレートに伝わってきます。戦争の緊迫した場面が続き、どうなるのかどんどん読み進められます。読み応えのある素晴らしい作品です。

【ジャンル】 歴史 アニメ化

【関連キーワード】太平洋戦争末期 日本軍 逃亡 2017年日本漫画家協会賞優秀賞

源氏物語 あさきゆめみし 完全版

大和和紀講談社

【紹介文】恋した人は、義理の母。光源氏(ひかるげんじ)を生涯苦しめる、許されぬ恋が始まる。多くの女性と恋に落ちた光源氏の恋物語は、藤壺(ふじつぼ)の宮(みや)への恋から始まった。相手は父の妻、そして義母。しかし源氏は、決して越えてはならない一線を踏み越えてしまうのだった…。

【ユーザーレビュー】・平安時代の物語が好きな人にはオススメです!源氏物語です。内容は源氏物語よりちょっとずつ省いてあるので、進むのが早くて楽しく読めます。絵がとても綺麗です。
・とても原本に忠実な漫画で、素晴らしいです。当時の風俗も丁寧な描かれていて、古文の勉強になります。源氏物語が好きな人も、文字で読んだことがある人も、大和和紀先生のこの漫画を読んだことの無い人はぜひ読んでほしいです。あまりにも丁寧に描かれているので、感動すること請け合い!
・あの難しい古文をよくここまで面白く漫画化できるなあとびっくりします。高校時代何気なく一巻を読んであまりの面白さに全巻買ってしまったことを思い出します。絵がきれいで古臭い感じがせず、とても華やかで、なおかつ丁寧に描かれているので、その時代の様子が細やかにわかります。これを読んでいたおかげで源氏物語が試験に出た時は、本文を読まなくても、問いだけで全ての答えがわかりました。これから古文を学ぼうとする人、古文に苦労している人には、古文の面白さを知るきっかけになると思いますし、そうでなくても話としてとても面白いのでオススメです!

【おすすめするポイント】古典を漫画でという読み方もよし、古典ということを忘れて名作少女漫画として読むのもよし。個人的には葵の上が好き。若さゆえに素直になれない不器用な夫婦。恋多き光源氏が正妻に戸惑う姿はなかなか。しかし、浮船に共感できる女性っているのでしょうか?

【ジャンル】 歴史 平安時代

【関連キーワード】源氏物語 光源氏 宝塚歌劇舞台化 恋愛 古典

はだしのゲン

中沢啓治汐文社

【紹介文】戦中戦後の広島を舞台に、たくましく生きる少年たちを描いた名作漫画が、電子版で登場! 敗戦まぢかのヒロシマの町、食糧難でうえる子どもたち。人々は疲弊していた。下駄の絵付けで生計をたてる中岡家は貧しくとも、国民学校2年生のゲンたち兄弟は元気に育っていたが、戦争に批判的な父の言動から、近所からは疎外されていた。そして、ついに「あの日」がやってきた……。

【ユーザーレビュー】・広島の原爆の悲惨さと人情が染み渡る作品だと思います。今の小学生などに是非読ましてあげたい作品です。
・戦争を繰り返さないためにも読むべき漫画だと思う。戦争経験者が少なくなっている今だからこそ必要だと思う。
・戦時中から戦後まで、元を始めとした登場人物たちが、強く健気に懸命に生きている姿は、見ていてパワーがもらえるし考えさせられる。

【おすすめするポイント】小中学校の図書室にもあるほど、言わずとも知れた中沢啓治先生の自伝漫画です。広島の原爆をはじめ当時の食糧難や疎開、被爆による差別など考えさせられるような内容が含まれ今でも歴史を学ぶ教材になっています。以前にはアニメ・実写映画・ドラマとしても取り扱われています。

【ジャンル】 歴史 ヒューマンドラマ アニメ化 映画化

【関連キーワード】昭和 戦争 原爆 広島 家族 生き抜く

へうげもの

山田芳裕講談社

【紹介文】群雄割拠、下剋上の戦国時代。立身出世を目指しながら、茶の湯と物欲に魂を奪われた織田信長(おだのぶなが)の家臣・古田左介(ふるたさすけ)。天才・信長から壮大な世界性を、茶聖・千宗易(せんのそうえき=利休)から深遠な精神性を学び、「へうげもの」への道をひた走る。

【ユーザーレビュー】・安土桃山時代末期から、江戸時代初期の文化を史実を元に、フィクションを混ぜながら、描かれてます。ギャグ漫画ですが、戦国時代物が好きな人にはたまらない内容です。登場人物のデフォルメが素晴らしく、感動すら覚えます。私の漫画人生の中でも、ナンバーワンです。
・着眼点が新しくユーモアがあり、絶妙に肩の力が抜けていてシュールな作品です。他の戦国時代ものの作品は、ひたすら戦いだけを描いたものが多いですが(それも面白いですが…)、本作品は違います。文化・芸術的な面にもスポットを当て、戦国時代に生きる武人達の芸術品に対する凄まじい物欲を描き、個々の人物像が新しい角度から人間臭く表現されています。特に、織田信長の持つ壮大な世界観と研ぎ澄まされた感性をリアルに描いています。 信長の家臣“主人公・古田左介は、千利休を通じて茶の湯の世界に触れ、わびさびの奥深い精神性を学びます…。…好みはハッキリ別れるでしょうが、じわじわとハマっていく面白さです。

【おすすめするポイント】山田芳裕先生の描く歴史漫画です。NHKでアニメ化された人気作♪独特のタッチの濃い絵柄で物語が進んでいきます。戦国時代の中、お茶に夢中になっている織田信長の家臣、古田左介が主人公です。あまり知られていない戦国時代の茶道について知ることができます。荒れた世界でも発展していく文化に感動しました。

【ジャンル】 歴史 ギャグ・コメディー アニメ化 コミカライズ(小説・ゲーム)

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風光る

渡辺多恵子小学館

【紹介文】時は幕末の京都。後に新選組と呼ばれる壬生浪士組に、神谷清三郎と名乗る者が、入隊を志願してきた。実はこの清三郎は女で…!?幕末青春グラフィティ!!

【ユーザーレビュー】・新撰組が好きで購入しました!内容は歴史に忠実で所々に作者のツッコミがあって面白かったです!後、セイちゃんと沖田さんの恋にキュンキュンしました!初々しくて何だか応援したくなりますね?!年齢も比較的近いせいかすんなりと話に入り込めました!今後のお話が楽しみです!
・少女漫画の域を超えた素晴らしい作品だと思います!絵もストーリーも、細かいところまでこだわってあって見所が沢山ありますし、キャラがみんな魅力的です。たいていの新選組漫画は似たようなイケメンばかりですが、風光るは外見でなく中身で勝負の素敵な人達が沢山。主人公・清三郎もとても応援したくなるキャラで好感が持てます。一度読んだら、私のように本屋に走り出すことうけ合いです!
・朝ドラ好きとかじゃありませんが、朝ドラみたいに、爽やかで元気でみんなに好かれる女の子が主人公です。こういうの好きです!時々キュンともするし、ストーリーも面白いし、史実もよく調べてあるし、絵もキレイ。これからの展開も楽しみです。

【おすすめするポイント】かの有名な新撰組(新選組)の物語です。新選組の前身である壬生浪士組の入隊選抜で、打たれても打たれても向かってくる1人の少年が選抜役の沖田総司の目に留まります。父と兄の仇を討つために入隊を志願、「志だけは誰にも負けぬつもりです!」という心意気に免じて、新入隊士として入隊を許された神谷清三郎。その正体は富永セイという少女だったのです!土方歳三、近藤勇はじめとする血気盛んな浪士組の中で、果たしてセイは…。「ファミリー!」「はじめちゃんが一番!」の渡辺恵子先生が描く、歴史純情ロマン!頑張る女の子セイの姿に、男の友情にぐっとくるはず。ドラマCD化、 第48回小学館漫画賞受賞作品です。

【ジャンル】 ラブストーリー 歴史

【関連キーワード】幕末 新選組 沖田総司 恋愛 友情

うちのちいさな女中さん

長田佳奈コアミックス

【紹介文】『女中』。かつては日本女性の一大職業であり、日常の中にその姿はありました。これは、そんな女中さん達が活躍した昭和初期を舞台に14歳の女の子・野中ハナが、翻訳家の蓮見令子の女中として働く日々を描いた物語。

【ユーザーレビュー】・高レビュー&立ち読みで購入しましたが、とっても良かったです!幼いハナちゃんの女中の仕事ぶりにも感心するし、そのハナちゃんを微笑ましく見守る令子先生とのやり取りが優しい気持ちにさせてくれます。3巻が待ち遠しいです!
・小さな女中さんハナちゃんの生真面目な仕事ぶりと、それをあたたかく見守る令子先生。二人のやりとりが微笑ましく、優しい気持ちにさせてくれる作品です。昭和初期の暮らしぶりが丁寧に描かれていて、今に比べて不便さはあるけれど、良い時代だったんだなぁ?と感じました。まだ2巻が出たばかりですが、3巻目も今から待ち遠しいです。
・長田先生の作品はいずれもすべてにおいて丁寧だな、と感じます。この作品も例に漏れずそうで、登場人物の表情や動きだけではなく、日用品や光の描写などにおいても整われてるなと感じます。文字の出番も少なくてとても読みやすい。ちょっとホッとしたい時におすすめです。

【おすすめするポイント】14歳の女中さん・ハナちゃんと翻訳家の令子さんとの優しく暖かい暮らしが素敵に描かれています。昭和初期、女中さんというお仕事は裕福な家庭でなくても普通に雇う身近な存在でした。翻訳家の令子さんの家にやってきたちいさな女中さんは14歳の野中ハナちゃん。愛想がなく反応も薄いハナちゃんに令子さんはとまどいますが、暖かく親切に接します。真面目にきちんと仕事をこなすハナちゃんを令子さんはいつも褒め、着物をあげたり、新しい道具の使い方を教えたり、二人の暮らしは穏やかに流れていきます。当時の風俗や、様子などが丁寧に描かれ、物語の世界にすぐに入り込むことができます。大きな事件はなくても、こんなに面白く物語を描くことのできる作者の長田佳奈先生の力量は素晴らしいです。続きが読みたくなる作品です。

【ジャンル】 歴史 ヒューマンドラマ

【関連キーワード】仕事 昭和 ほのぼの 女中 女主人

ジパング

かわぐちかいじ講談社

【紹介文】200X年のイージス艦が、1942年にタイムスリップしたならば――。“来(きた)る”太平洋戦争が、その先の“みらい”が激震する!! ――海上自衛隊所属、最新鋭イージス艦「みらい」、謎の暴風雨に遭遇(そうぐう)。そしてすべての僚艦(りょうかん)、失踪(ロスト)……。やがて、1942年・ミッドウェー海戦域のド真ん中に“出現”した「みらい」は、撃墜(げきつい)された海軍将校を救助。そして、「歴史」は塗り替えられる――!! 講談社漫画賞受賞。圧倒的なイマジネーションで描き出される、歴史横断超大作!

【ユーザーレビュー】・軍事タイムスリップモノ。現代の最新の装備、設備で、あの時代の戦いをやり直せたらどうなるか…?そんな素朴で大変興味深いテーマを痛快に描きます。今回の舞台は太平洋戦争。ここまでのレヴューで面白そうだな、と思えた方はぜひ!期待は裏切らないと思います。
・2000年初頭、イージス艦が1942年にタイムスリップしたらというSF物。 歴史への干渉、元の時代への帰還を望む想い、過去へ来た自分達の孤独感など、 様々な事柄が絡み合って生み出されるドラマは素晴らしい。
・全巻購読し、読み返しております。 実際の戦闘記録とは違う、歴史にifはない。と語る人の多い第二次世界大戦と、この作品。 ですが たとえ頭がガチガチに固い人でも 右でも左でも、どちらでなくとも 引き込まれる作品になるのではないでしょ うか。 読み応えのある素晴らしい作品だと強く感じます。出合えてよかったと思います。

【おすすめするポイント】2004年にテレビアニメ化された作品です。日米新ガイドラインの下での海外派遣により海上自衛隊の自衛艦隊のイージス艦はるかとみらいはエクアドルへ向かっていました。みらいの副長兼船務長の角松洋介は父の影響を受け、自らも自衛官となりました。出港4日目のある日台風がやってきてしまい、先行艦のはるかと通信不能になり…。とても読み応えのある作品です。みらいという船と角松を含む船の中にいた自衛隊達が、この先一体どうなってしまうのかドキドキです。著者は「アクター」や「沈黙の艦隊」、「太陽の黙示録」などを手がけた、かわぐちかいじ。

【ジャンル】 歴史 ヒューマンドラマ アニメ化

【関連キーワード】太平洋戦争 自衛隊 タイムスリップ イージス艦 講談社漫画賞受賞 

テンカイチ 日本最強武芸者決定戦

あずま京太郎 / 中丸洋介講談社

【紹介文】日ノ本最強の武芸者は誰か!?

これは我々の知る歴史ではない。
時は西暦1600年。“織田信長”が天下統一してから10年が経過していた。信長は自分の死期を悟ると、最強の武芸者を輩出したものに“この国”を譲ると発表。天下統一の夢破れた武将たちは、それぞれ最強の武芸者を擁立し、この国の王を目指す! 第一試合は“天下無双槍”本多忠勝(後援:徳川家康)VS.“進化する天稟”宮本武蔵(後援:長宗我部元親)!!

誰もが夢見た異種武術時代絵巻、堂々開幕!!!!!!!

【ユーザーレビュー】・トンデモ武将や歴史上の人物、武芸者でもって最強を決める戦いを描く。史実とケレン味を織り交ぜて描かれる競い合いはやはり楽しい。
・歴史上の剣客で一体誰が一番強いのか、実際にトーナメント試合をさせてみよう、というバトル作品。 作画担当の方が格闘ゲームのコミカライズなどをやって来た方なので戦闘シーンの上手さは折り紙付き。 どちらが勝つかわからない試合ばかりなので手に汗 握る展開を楽しめます。

【おすすめするポイント】天下人・織田信長の後を継ぐため、日ノ本最強の武芸者を決めろ!漫画:あずま京太郎先生、原作:中丸洋介先生の作品。この物語は織田信長が天下統一を果たしたという世界観の中描かれます。1600年、自らの死期を悟った信長は、最強の武芸者を輩出したものにこの国を譲ると宣言します。武芸者同士を戦わせ、最強のものを決めるトーナメント方式です。そんな無茶苦茶な、という話ですが、だからこそとても面白くワクワクします。この武将と剣豪が戦ったら、どちらが勝つのだろうなど、誰もが想像したことあると思います。それが、豪華に大迫力で描かれていて大満足です。第一線は第一試合は“天下無双槍”本多忠勝(後援:徳川家康)VS“進化する天稟”宮本武蔵(後援:長宗我部元親)!!戦いだけでなく、二人の背景も描かれており、どちらにも感情移入できます。どちらか勝利するか、第一試合から興奮の連続です!

【ジャンル】 バトル・アクション 歴史

【関連キーワード】バトル トーナメント 戦国時代 武将 迫力

修羅の刻

川原正敏講談社

【紹介文】各時代に生きた“陸奥”を描く「修羅の刻」シリーズ始動!――関ケ原の合戦から十年余。この時代にも、修羅の業(わざ)をつかう男がいた。その名は――陸奥八雲(むつ・やくも)!宮本武蔵(みやもと・むさし)が吼え、剣が唸り、血しぶきが舞い、稲妻が走る!陸奥圓明流(むつえんめいりゅう)外伝、時代劇となって、見参!

【ユーザーレビュー】・こちらは修羅の門の外伝になります。修羅の門の主人公陸奥九十九が使う陸奥圓明流。その圓明流千年の歴史の中で様々な時代があった。それらをほぼ1巻完結形式で描いた物語です。中には巻を跨ぐものもあります。時代が違うので、最初から読まなくても好きな時代を取れば読めます。さて、今回は1番好きだった4巻を買って読み直しました。これだけは海外の話なんですよね。長く生きてる人はとある映画を思い出すかもしれませんが、映画公開前から構想を練っていて逆に止めようかと思ったようです(あとがきより)。アメリカの西武開拓史の時代の話。私自身はどちら側の視点の物語も好きです。なので構図が好きの決め手では無く、この巻が1番好きなのは主人公が好きだからです。逃げてきた男、圓明流でいるには心が弱い男のお話。千年不敗の圓明流の名を名乗るには心に鬼を棲まわせ修羅になる必要がある。どんなに技を極めても心が弱い者は決して勝てない。そんな修羅シリーズの中では唯一といっていい心弱き者のお話です。
・「修羅の門」からシリーズを読んでいて、特にこの「修羅の刻」シリーズが好きです。時代、時代に本当に実在したんじゃないか、実在してほしい!とまで思いました。おすすめです!!!
・陸奥圓明流の千年の歴史の中で、各世代の『陸奥』が実際に、歴史上の偉人とどのように絡んで来たのか、圧倒的なスケールで描く川原正敏の超人気作品です。歴史好きなら、ハマる。『修羅の門』が苦手な人でも、是非読んでみてください。きっと好きになると思います。

【おすすめするポイント】「修羅の門」や「海皇紀」など数々のヒット作を描いている川原正敏先生の作品です。この漫画も大変人気があり、アニメ化のみならず小説化もされたほどです。歴史ものの作品で、無手で闘う陸奥圓明流の継承者たちを題材にしています。内容は宮本武蔵を始めとした歴史上の偉人たちと陸奥圓明流の継承者たちとの友情や愛情、考えや思いなどの様々な生き様を描いています。絵は繊細でインパクトや躍動感もあり、ストーリーはテンポが良くサクサク読めるつくりになっています。時間も忘れて熱中して読むこと間違いなしの作品です。とてもおすすめの作品ですよ!

【ジャンル】 バトル・アクション 歴史 アニメ化

【関連キーワード】時代劇 宮本武蔵 歴代 歴史上の人物 勝負

シグルイ

山口貴由 / 南條範夫秋田書店

【紹介文】江戸時代初頭、天下の法に反して駿河城内で挙行された真剣御前試合で対峙したのは、片腕の若武者と盲目の天才剣士だった!! 残酷無惨時代劇!!

【ユーザーレビュー】・絵に好みはあると思いますが私の好みに合っていますね。時々人の書き方の表現がなんだこれはと感じ、またそれが良いです
・「心という器はひとたび、ひびが入れば二度とは、二度とは」 興津の言葉は社会人になってから特によく沁みる… 人にはおすすめしにくいけど、定期的に読む作品です(仕事に行きたくないときとか)。 表紙の迫力と違わず衝撃的な漫画。特に結末が これ以上ないでしょってくらい美しいと思います。余韻がすごい。
・武士道に代表される侍の心意気は、日本の誉として称揚されている。その一方で、皇国史観や体育会系教育などの負の影響もあり、物事の一長一短を考えさせられる。 この作品は、将軍の命によって死闘を演じる二人の武士の生き様を描く。 封建社会の壮 絶なヒエラルキーの暗さと、鍛え上げられた武人の常軌を逸した肉体と精神性のド迫力が魅力。 この壮絶なストーリーを見れば、その後のアクション漫画に求める要素が一段変わること請け合い。

【おすすめするポイント】原作は「右京介巡察記」などで有名な南條範夫先生、作画は「覚悟のススメ」などで有名な山口貴由先生です。アニメ化もされており人気の漫画です。内容は歴史漫画で武士道について描かれています。この作品の特徴は、なんといっても絵にあります。武士道について描かれているため、残酷なシーンや血の飛び散るシーンがありますが、グロテスクだけではなく非常に迫力のある絵になっています。また筋肉の盛り上がりなど細かいところまでこだわってあり、臨場感があります。武士道とは何なのか、武士の生き様などが表現されており、とてもおもしろい作品です。

【ジャンル】 歴史 コミカライズ(小説・ゲーム) 江戸時代(武士・時代劇)

【関連キーワード】江戸時代 御前試合 武士 生き様 迫力

烏は主を選ばない

阿部智里 / 松崎夏未講談社

【紹介文】シリーズ累計150万部超! 大人気小説「八咫烏(やたがらす)シリーズ」比翼の漫画化! 「山内(やまうち)」と呼ばれる異世界で、人の姿に転身できる「八咫烏」達が織りなす物語。日嗣の御子の座についた若宮に一年の期限付きで仕えることになった少年、雪哉。だが若宮は「うつけ」と呼ばれるとんでもない人で…。圧倒的スケールの世界観と緻密な筆致でおくる異世界ファンタジー! 初版限定で原作・阿部智里氏書き下ろしのセルフパロディ小話を封入!

【ユーザーレビュー】・原作ファンとして、コミカライズは素直に嬉しい。雪哉の能力が引き出されていく様も見もの。サクサクと新刊出して欲しいな。ただ、どうしても私は自分のイメージと絵が違うんだよな。これは個人の好みだから仕方ないけど、別の作家さんでシリーズ化もあったのではないかな。
・って、ピーンときました。インスピ買い。カラス人間の王が治める山深い国(平安風)において、宮中権力争いアレコレ…に巻き込まれる少年が主人公。他の方も仰ってましたが画や構図がとっても上手い。漫画として色々上手い。上手いって読んでて気持ち良い。またシリーズ原作があるだけあって世界観ガッチリ。他作品を読んだ事あるお陰で併せて美味しく頂きました。主人公の腹黒可愛いキャラ、三兄弟のワチャワチャ微笑ましい感じがとても好きでした。まだ一巻ですが、すでに盛大に巻き込まれちゃってる不憫が予感され、聡い主人公の機微が期待でき、次巻も楽しみです。
・ストーリーの組み立てもさることながら、作画の描写も美しく、雰囲気やコマの取り方、構図も間も素晴らしくハマっています。天才×天才の所業。こちらブッキングされた編集部さんもありがとう…。続きも楽しみにしています!

【おすすめするポイント】「山内(やまうち)」と呼ばれる異世界で、人の姿に転身できる「八咫烏」達が織りなす物語。垂氷家・郷長家の次男雪哉は、ぼんくら次男と呼ばれながらも、家族から愛され幸せに暮らしていました。雪哉の本望は一生、故郷でいずれは郷長となる兄を支えのんびり暮らすこと。しかし、ある食い逃げ事件を発端に雪哉は日嗣の御子の座についた若宮に一年の期限付きで仕えることに!「うつけ」と呼ばれる若宮は初日から雪哉に無理難題を押し付けてきて…。冒頭部分の雪哉と家族のやりとりの暖かさがほのぼのします。一転して陰謀渦巻く朝廷の様子や人間模様も最初からとても面白く、これからどうなるのか大変気になります。絵が大変美しく、物語の大きなスケールを巧みに表現しています。登場人物もそれぞれ個性があり、魅力的です。漫画:松崎夏未先生、原作は阿部智里先生のシリーズ累計150万部超の大人気小説「八咫烏(やたがらす)シリーズ」比翼です。

【ジャンル】 歴史 ヒューマンドラマ

【関連キーワード】異世界 主従 ベストセラー小説原作 身分 変身

前田慶次 かぶき旅

原哲夫 / 堀江信彦 / 出口真人コアミックス

【紹介文】関ケ原の戦から一年、日ノ本は泰平の世になりつつあった。これまで数々のいくさ場に漢花を咲かせてきた前田慶次が、そんな世で大人しくしているはずもなく、戦国の風を求め、鎮西(九州)へと旅立つのであった――。生粋のいくさ人が魅せる、最後の大傾奇!前田慶次の“戦国武将”を巡る旅、開幕!!

【ユーザーレビュー】・原哲夫先生のタッチに一番近くて、慣れ親しんだ前田慶次の続編的な位置付けで違和感なく読めました。九州編面白いなぁ。

【おすすめするポイント】出口真人先生の代表作で、戦国時代実在した人物で規格外の風体で有名だった前田慶次の話を漫画化にしています。伏見の上杉屋敷に出入りしている薬問屋の娘お辰は、暴れ牛に襲われそうになったところを慶次に救われます。ひそかに彼を慕うのですが…絵のタッチが豪快なので読んでいても面白く、骨太な作品です。

【ジャンル】 歴史 ヒューマンドラマ

【関連キーワード】江戸時代 前田慶次 戦国武将 加藤清正

新九郎、奔る!

ゆうきまさみ小学館

【紹介文】戦国大名の先駆け、伊勢新九郎の物語!

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康……
かの有名な武将たちが活躍する時代の少し前、
戦乱の世のはじまりを生き抜き、切り開いた男がいた―――
その名を伊勢新九郎。
彼はいかにして戦国大名となったのか。
彼はそもそも何者だったのか。
知られざる伊勢新九郎の生涯を、まったく新しい解釈で描く意欲作!
「戦国大名のはしり」とも言われる武将を描く、
話題騒然の本格歴史コミック、待望の第1集!!!!!

【ユーザーレビュー】・北条早雲(伊勢新九郎)の出世物語は、従来食い詰め老人の下剋上と見られてきました(箱根の坂・司馬遼太郎)。実際は若き秀才官僚が幕府の後ろ楯のもと行った反乱討伐であり、関東のドロドロに巻き込まれて京都に帰れなくなった、てのが最新の学説のようです。本作は、最新の学説をベースに新しい伊勢新九郎を描いています。だんだん面白くなるので、是非読んでみてください。
・最初は何だか話が難しそうでページをめくるスピードも遅かったですが、すぐに新九郎の為人が魅力的なことがわかって展開も気になり既刊を一気読みしました。現代的なユーモアもあって面白かったです!今後も楽しみにしています。
・北条早雲がまだ11歳、伊勢千代丸だった頃からスタートする物語。叔父と父の権威、失脚、兄の八郎とともにそれぞれ政敵である足利義視・細川勝元のところへ遣わされ、分かたれて行く道。千代丸の素直さ、真っ直ぐさ、物怖じのなさ、機転と覚悟に惹き込まれま す。あ?るで知った作者さんですが、当時はこういう系統の作品を描かれるとは思っていなかった。とはいえ、軽妙なテンポと所々にギャグが入るのはやっぱりゆうきまさみだな?という感じ。読んで損はないです。

【おすすめするポイント】下克上の嵐吹き荒れる戦国時代を舞台に伊勢新九郎が成り上がっていく様をゆうきまさみ先生が描いた作品です。時には裏切り、時には義理人情。現代とは価値観の全く異なる世界を通して読者に人間とは何かを問う本格歴史マンガ作品です。

【ジャンル】 歴史

【関連キーワード】室町時代 北条早雲 戦国大名 応仁の乱 成り上がる

煉獄に笑う

唐々煙マッグガーデン

【紹介文】「曇天に笑う」から遡ること、300年。大蛇の器の巡る物語、再び。

【ユーザーレビュー】・曇天読んでたので、煉獄も読み始めました。曇天のキャラに関連するキャラやがでてきて、ファンとしては嬉しいです!曇姉弟の関係がたまらなく好きです…そして、なにより阿国が女性なのに、作中一男前だと思います笑
・笑って笑って、泣いて笑って、泣いて、 心がすごく揺さぶれる作品! すっごいお気に入りですっ!
・この作者さんの絵が好きで気になっていました。曇天と同時に冒頭三巻のみ読みました。キャラクターがみんなそれぞれ素敵で、なにより双子が格好いい!嫌味な人柄かと思わせながら、それぞれ芯が強い感じが好きです。なにより絵がとても綺麗で戦闘シーンも迫力があります。続きが気になります。

【おすすめするポイント】「曇天に笑う」より300年前の戦国時代を描いた物語です。石田三成(主人公:石田 佐吉)や織田信長など…実在した歴史上の人物が出てきますが、それがとってもイケメンに描かれているんです!唐々煙先生の描く戦国男子、最高です!ドラマCD、舞台化もされた大人気、歴史ファンタジーです♪

【ジャンル】 SF・ファンタジー 歴史

【関連キーワード】戦国時代 石田三成 伝奇 バトル 「曇天に笑う」の前日譚

アサギロ~浅葱狼~

ヒラマツ・ミノル小学館

【紹介文】白河藩江戸屋敷に籍をおく沖田惣次郎は、12歳にして大人も負かす剣の腕前と評判があった。それを聞いた剣術好きな藩主の命により、同藩の剣術指南番・村上との御前試合を行うことに。村上は当初、たかが子供と甘く見ていたが、惣次郎の実力は想像以上で、途中から真剣勝負で臨む。だが、それでも一太刀も入らず、逆に惣次郎の見事な突きが決まり…

【ユーザーレビュー】・白河藩江戸屋敷に籍をおく沖田惣次郎は、12歳にして大人も負かす剣の腕前と評判があった。それを聞いた剣術好きな藩主の命により、同藩の剣術指南番・村上との御前試合を行うことに。村上は当初、たかが子供と甘く見ていたが、惣次郎の実力は想像以上で、途中から真剣勝負で臨む。だが、それでも一太刀も入らず、逆に惣次郎の見事な突きが決まり…
・薄桜鬼、風光る、ちるらん・・・新撰組漫画は数あれど、一番キャラクターを作り過ぎず、過剰に演出をせず、史実に忠実な気がします。絵も見やすく読みやすい。かつ近藤、土方、沖田の格好良さがしっかり出ている。近藤勇はこの漫画が一番魅力的かも。そして沖田も美少年でなく、「黒ヒラメ」やら「稽古が荒い」「笑うと子供っぽい」などという記録から想像するものに近いキャラクターで描かれているので、過剰な演出に嫌気がさしている史実の新撰組ファンには面白いと思います。かなり進みも遅いので、結構な巻数いくのでは?楽しみです。
・今か今かと新刊を待っていましたので、とても楽しみにすぐ購入しました。初期の頃からと比べ随分話が歴史と共に進んできているので目が離せません。隊員一人一人が実際に生きていたことを、文章ではなく、見ごたえのある画質で視覚で訴えてもらえるので、読み手の世界がグッと彼等の生きざまに近付けます。新撰組ファンだけではなく、幕末好きな方には本当に貴重な作品と言えると思います。

【おすすめするポイント】ヒラマツ・ミノル先生による新選組の剣士・沖田総司が主人公の作品です。1854年、江戸。12歳の沖田惣次郎は、指南番の剣豪・村上と御前試合に臨みます。惣次郎は勝利しますが、負けた村上は切腹となってしまいます。村上の介錯を頼まれた惣次郎でしたが、誤って切腹が行われるより先に首を切り落とし、投獄されていまします。惣次郎が捕らえられ、拷問されている藩屋敷に現れたのは…。天才剣士として名高い沖田総司。幼いころから凄かったのですね。剣は天才ですが、それ以外の抜けている部分などのギャップも巧みに描かれており、とても可愛らしいです。島崎勝太(のちの近藤勇)のアニキっぷりも惚れ惚れします。彼らが幕末をどう駆け抜けていくのか、今後がとても楽しみです。

【ジャンル】 歴史

【関連キーワード】沖田総司 新選組 幕末 剣士 友情

ドリフターズ

平野耕太少年画報社

【紹介文】1600年、天下分け目の関ケ原…。敵陣突破の撤退戦「島津の退き口」「捨てがまり」で敵将の首を狙うは島津豊久!!生死の狭間で開いた異世界への扉…。現在ではない何時か、現実では無い何処かへ、戦国最強のサムライは、新たな戦世界へ招かれる!!異才・平野耕太が描く新世界が今、拡がる…。

【ユーザーレビュー】・巷によくある歴史上の偉人たちの時空を超えた対戦物と設定は同じでも、作家が違えばここまでスケール感が違うのかというほどの空想活劇を描いた平野耕太の最新作。登場する偉人も知名度でシナリオに都合が良い抽出などではなく、歴史上の共通点を根拠に古今東西から組み分け設定するなど作品世界観の根底から構築し直す徹底ぶりは同氏ならではの拘り。歴史上のエピソードをふんだんに盛り込みながら、なおかつ、偉人同士の化学反応で新たに起こりうるIF展開まで描きぬくスケール感は圧巻の一言。まだ執筆途中の作品なので先がわかりませんが、こんなに風呂敷ひろげて最後は大丈夫か?と心配になるほど、途轍もない広大な世界観で描いています。
・人間の中に眠る厨二の魂を呼び起こしてくれちゃう、そんな漫画。だってヒラコーだから。年甲斐もなく、キャラクターに翻弄され、ワクワクドキドキしちゃう、そんな漫画。さすがヒラコー。学生だったら歴史の教科書読みふけって元ネタ探してただろうな。歴史好きになってたかも。描きたい漫画を、描きたいように、描く!という漫画家の魂を叩きつけたような作品。何度読んでも飽きないし、いくらでも待てる。さすが、ヒラコー。神である。
・「ヘルシング」で有名な平野先生の現行作。歴史をが好きでなくても一度は聞いたことあるような人物が、時代を超えて激突する王道のファンタジーです。ただ戦うだけではなく、時代が違ったり世界が違ったりするから生まれる戦法や発見も楽しめます。なんと言っても主人公格の3人がとにかく魅力的なのでバトル物が好きな人も歴史が好きな人もぜひ読んでみてください。

【おすすめするポイント】国も時代もバラバラな人物が異世界でバトル!まず設定で引きこまれました!登場人物はキャラが立ってるし、なんといっても戦闘シーンのカッコよさ!文句なしにハマる!久々に、血沸き肉躍る作品に出会いました。ちょーっと癖はあるけど、病みつきになります。つ、続きが気になりすぎる…!!

【ジャンル】 バトル・アクション SF・ファンタジー 歴史 アニメ化

【関連キーワード】異世界 召喚 バトル 島津豊久 織田信長 英雄

ふしぎの国のバード

佐々大河KADOKAWA

【紹介文】ディスカバー・ジャパンーーこれは、古き良き日本文化を取り戻すための物語。時は明治初頭。東京から蝦夷まで、地図なき道を旅したイギリス人がいた。その名はイザベラ・バード、冒険家。彼女の目的はただひとつ、滅びゆく日本古来の生活を記録に残すこと。通訳の伊藤鶴吉をひとり連れ、日本人すらも踏み入ったことのない奥地への旅が、今はじまる!漫画誌ハルタの実力派新人・佐々大河。初のコミックスは、日本の魅力を熱筆した旅物語!!

【ユーザーレビュー】・バードさんというイギリス人冒険家の目を通して見つめる日本は、正に不思議の国です。現代日本から見ても不思議な文化がいっぱいで、とても興味深く楽しく読めます!様々な地域の人々と触れ合い、文化を知り吸収し、とても楽しそうに旅をするバードさんを見ていると、自分も旅をしたくなりました。通訳のイトとの関係やイトの以前の雇い主との問題など、旅のなかで少しずつ進展する問題もあり、色々と楽しめます!!
・日光の金谷歴史資料館を訪れた時に、女性冒険家が実際に宿泊し、気に入ったという部屋の説明書きがあり、その時にイザベラバードの存在を知りました。早速日本奥地紀行を探してみたのですが、それより先にこちらを見つけたので読んでいます。小説はまだ途中ですが、こちらは漫画なので読みやすいです。原作だとイトーは抜け目なく、バードも心を許している感じではありません。あくまでビジネスパートナーで、しかもバードは47歳、イトーは18、親子ほど歳の差がありますが漫画はある程度脚色されてますね。それを差し引いても、当時の日本を外国人の目で見た記録が手軽に読めるというのは大変新鮮で貴重だと思います。通訳という仕事も今よりずっとずっと大変だったのですね。一巻だけ、バイリンガル版も出ていて、そちらだとよりバードの気持ちと世界観の雰囲気が味わえると思います!こちらも買っちゃいました。他のレビューでもドラマ化希望の声がありますね、私もドラマ化するなら見たい!朝ドラ枠でバードはマッサンのシャーロット?ケイト?フォックスさん、イトーは本当は鈴木亮平さんがいいけど、年齢的なバランス考えると真剣佑さんあたりかなぁ。

【おすすめするポイント】佐々大河先生の描く、史実を元にした明治時代の物語!主人公はイギリス人の女性冒険家であるイザベラ・バード。翻訳の伊藤鶴吉と共に江戸を記録する旅をします。初めて知ることばかりで、楽しく読み進められます。主人公視点で、日本語のセリフがぼやけた文字になっているのが斬新だと思いました♪

【ジャンル】 歴史 ヒューマンドラマ 近代(明治以降)

【関連キーワード】明治時代 イザベラ・バード 旅 日本の文化 女性探検家

かくりよ神獣紀 異世界で、神様のお医者さんはじめます。(単話版)

イヌ乃さえこ / 糸森環フレックスコミックス

【紹介文】名により本質が定められる「此の世」――「亥雲の国」に転生した八重。ある日、化け物に襲われた八重は、かつて神だったという金虎・亜雷を解き放つ。俺様な彼に振り回されて弟捜しを手伝うが、見つけた弟・栖伊は本質を失い、異形と化す病に冒されていた。亜雷は、独特な魂を持つ八重ならば栖伊を治せると言うが……? 神とあやかしが息づく異世界で、アブない虎に懐かれ、魂の意味を取り戻す世直し和風ファンタジー! (C)糸森 環・Izumi/角川ビーンズ文庫・KADOKAWA (C)イヌ乃さえこ/フレックスコミックス

【ユーザーレビュー】・無料の第1話と立ち読みの第2話を読みました。糸森さんの別作品、花神遊戯伝のような雰囲気で面白くなっていきそうな感じがしました。難しいワードが多いですけど、読み進めていく内に馴染んでくる感じだと思います。紙好きなので電子で買うのか紙で買うのか悩みますが、買って読みたいです。
・独特の世界観で今までに読んだことがなかったため少し難しい?内容の話もありますが、面白いです!! 絵も素敵で読み進めてしまいます

【おすすめするポイント】漫画:イヌ乃さえこ先生、原作:糸森環先生の異世界転生ファンタジーです。八重は「亥雲の国」に転生した15歳の少女。嫁ぐ道中に化け物に襲われ、捨てていかれてしまいます。あわやの時に、八重が解いた封印から現れた青年亜雷によって救われます。彼は弟とともに封印されてしまった、かつて神だった存在。その弟・栖伊を見つけ再会を果たしましたが、彼はやがて本質を失い、異形と化す病に冒されていました。八重と亜雷は栖伊を救うことができるのか!独特な世界観で繰り広げられる物語ですが、わかりやすく解説してくれているのでスッと物語に入っていけます。登場人物が個性的でそれぞれを応援したくなります。絵も可愛らしく綺麗でどんどん読み進めてしまえます。

【ジャンル】 バトル・アクション SF・ファンタジー 歴史 ホラー

【関連キーワード】転生 封印 化け物 兄弟 神

AZUMI-あずみ-

小山ゆう小学館

【紹介文】主人公の名は、あずみ。だがその時代は、幕末!安曇野の隠れ里で刺客として育った少女・あずみ。貧しいけれど平和な御家人の養子として育った向駿介。激動の世を舞台に、新たな物語が始まる!!

【ユーザーレビュー】・昔から小山先生の作品は大好きでよく読んでいましたが、「あずみ」もはまってしまいました。本当に面白い!画もストーリーもすばらしい。これからも、応援しますのでよろしくおねがいします。わたしも、あずみに恋してしまったようです。
・小山ゆう先生作品の好きな人は楽しめる。初代「あずみ」と「おーい竜馬」のコラボ作品って感じかな笑。幕末の偉人たちが活躍する日本が舞台。初代あずみの舞台背景は戦国時代の終わりから江戸時代初期にかけてだったから日本社会の転換期とも言える動乱期に歴 史の表舞台で華々しく活躍する偉人たちの陰で人知れず美しき凄腕の女性刺客が暗躍する。身分制度の理不尽さや力なき者も悲しみや人と人との別れと旅立ちと言った人生の悲哀がリアルに描かれる。
・女性でも読める青年漫画だと思います。主人公が魅力的すぎてとても憧れます。強くてカッコいいところが目立ちますが、たまに子供っぽいところや恋する乙女のようになったりで可愛い一面もあり、目が話せません。

【おすすめするポイント】あの傑作、「あずみ」の第2部です!また、小山ゆう先生の「おい!竜馬」ともクロスオーバー作品となっており幕末の偉人たちが多数登場も登場します。小山ゆう先生の作品が好きな方は絶対読んでほしい1作になっております。江戸時代初期から幕末へと変わり、反幕府側の刺客・あずみと幕府側の人間との戦いを通して、幕末期の変動を描いております。桜田門外の変で大老・井伊直弼を人ごみに紛れて凄腕の刺客「あずみ」が討ち取ります。世の中が荒れてくる中、幼い頃に向家に養子に出されたあずみの双子の兄駿介と出会い、刺客として生きてきたあずみは、彼の家族と交わっていくことで生き甲斐というものを見出していきます。あずみの歩む道とは…!!

【ジャンル】 バトル・アクション 歴史

【関連キーワード】江戸時代 幕末 女刺客 バトル 事件

うらめしや

魔木子双葉社

【紹介文】ある寒い冬のこと、橋のたもとに若い女があらわれ、男を誘う。誘いにのった男は翌朝死体で発見された。この年はやけに凍え死にが多かった――人並みはずれた霊力をもって、江戸の不思議事を解決する“うらめしや”のお妖が、数々の難事件に挑む、人気シリーズ。

【ユーザーレビュー】・最初は霊力のある女と普通の男が出会うところから始まり、一夜の関係からなし崩しに同居して良い仲になって行くという、よくあるオカルトをモチーフとしたレディコミという感じ。回を重ねるごとに登場人物が増え、次第に強大な敵との戦いに転じていくという王道長編ストーリーです。個人的には最初の頃のお話づくりが好きでしたが、魅力的な登場人物が多いのでこういう形もいいかな。最後まで面白く読めます。
・ちょっと古い絵のテイストですが、これがまた内容とぴったりという感じがします。心がつよく、それでいて人間味もある主人公に好感が持てます。また旦那の方は、不器用ながらも情のある人間くささがあって、こちらもいいキャラです。最初は読み切りっぽい1話完結型が多いですが、中盤以降は話がずっと繋がっている波乱万丈な長いストーリーになります。
・時代背景も世界観も良いですね。日本独特の幽霊、お化け、妖怪、伝説、が関係するオムニバスな話が展開していきます。主人公『お妖』も素敵な女性で好感が持てるし、佐治も頼りないけど情にあつい優しい男で、そんな二人を応援したくなります。官能漫画で有名な魔木子先生、こんな素敵な漫画も描けるのですね。実写化しても面白そう

【おすすめするポイント】「お江戸くノ一変化のお梛事件帖」など、怪しい話を描かせたら右に出る者はいない魔木子の、江戸時代を舞台にした不気味な雰囲気漂う1作です。気味が悪いと恐れられる美女お妖が次々起こる不可解な事件を解決していくホラーな物語なのですが、作品を盛り立てているのは魔木子の描くイラストや漫画のなんとも言えない独特の怪しげな雰囲気。お妖が雪の夜、橋の上でただ佇んでいるだけで、そのコマからなにやらオーラが放たれているような…魅せる力があります。世のホラーファンが愛してやまない気持ちがわかります!お妖はどのようにして事件を解決してゆくのか、あなたの目で確かめてみてください。

【ジャンル】 歴史 江戸時代(武士・時代劇)

【関連キーワード】江戸時代 霊力 怪事件 幽霊 恋愛

センゴク

宮下英樹講談社

【紹介文】時は戦国時代。美濃(みの)・斉藤家の家臣、仙石権兵衛秀久(せんごくごんべえひでひさ)=センゴクは、落城寸前の稲葉山城にいた。敵は覇王・織田上総介信長(おだかずさのすけのぶなが)!強大な敵に茫然自失となるが、幼なじみの侍女・お蝶とのある約束を守るために、織田軍団に囲まれた城から決死の脱出を試みるセンゴク。果たして生き残れることはできるのか!?

【ユーザーレビュー】・全巻読みました。史実に基づいたストーリー&作者の考察が入り面白いです。見せ場が上手なので読んでいるとゾクゾクします。色んな人物が登場しますが、明智が好きです。彼が登場すると1番ゾクゾクします。
・家族に歴史好きが居て、よく山城巡りに付き合わされます。実際に戦いがあった場所を巡ると、ドラマの演出過多な表現よりずっと生々しく戦国武将たちの息吹を感じる事が出来る気がするのですが・・・そういった点で、この作品の地形まで考慮した合戦描写は本当にスゴイ!こんなマニアックな漫画があったとは・・・!!特にこのシリーズでは、山城好きの大好物・小谷城の合戦が最高に胸アツでした。

【おすすめするポイント】生きることへの執着、死への恐怖、愛しい人への想い。そんな命の本能は、戦国時代でも同じ。戦ばかりのこの時代でも、男たちはそんな思いと隣り合わせで自分と闘っていたのかもしれません。主人公のセンゴクは、強大な敵を目の前に絶体絶命。どうして良いのかわからずに、呆然としていた彼の足を動かしたのは、幼馴染お蝶への真っ直ぐな恋心でした。「死にたくない!」そんな強い想いを、体中にみなぎらせ、敵だらけの城の中で力の限り声を張り上げるセンゴクに、思わず鳥肌!「ヤマト猛る!」の作者、宮下英樹が贈る、迫力満点の手に汗握る時代劇。男たちの命のぶつかり合いから、目が離せません!

【ジャンル】 歴史 戦国・安土桃山時代

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おちくぼ

山内直実白泉社

【紹介文】時は平安、京の都。中納言家の姫は生母が亡くなったのを機に、義母の北の方に引き取られるも、イビリの毎日!挙句、付けられた名前が「落窪(おちくぼ)の君」…。姫の乳兄弟・あこきは、そんな北の方のイジワルに怒り心頭!姫の玉の輿を計画し始めた矢先、都イチのプレイボーイ・藤原道頼が姫に興味を…!? 平安時代の名作「落窪物語」を、「なんジャパ」の山内直実がコミカルに描く、平安版シンデレラストーリー!

【ユーザーレビュー】・平安時代といえば山内さんの作品ですよね。基本的に、重い過去を抱えている登場人物が出てくるようなお話でも、作品の根底に、どこかしら明るさがあるお話を描かれるので、安心して読めます。山内さんと氷室冴子さんのコンビの作品を読んで、平安時代にどハマりしたのが懐かしい。おちくぼも完結してしまったので、また何か、新刊出して欲しいですねー。
・ジャパネスクの頃からファンです。毎回毎回続きがとっても気なるところで終わるので、次が出るのが待ち遠しくてたまりません。継母や実父にいじめられているのがかわいそうなのですが、周りの方々の支えもあって健気に頑張っている主人公を応援しています。早く幸せになってほしいです!
・初めて山内先生の作品を読みましたが、古典をここまで可愛らしく読みやすくして下さっているんですね。すごく面白いです。姫の中々進めない気持ちをマイナス過ぎずに表現していたり、姫と出会った事により新たな感情を芽生えさせていく過程などくどくなく上手に描かれていて、これからも続きを楽しみにしたいです。

【おすすめするポイント】母が亡くなり、継母からいじめを受け、落窪の君と呼ばれる姫はあこきと共に肩身の狭い暮らしを強いられています。それでも素直な姫は前向きに生きています。そんな姫がとても素敵です。そんな中、あこきは玉の輿に乗る計画を策定し始めて…!?なんジャパの山内直美先生がおくる、爽快平安シンデレラストーリー。

【ジャンル】 歴史 ギャグ・コメディー

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剣客商売

大島やすいち / 池波正太郎リイド社

【紹介文】孫ほども年齢の離れた情人・おはると共に暮らす「この世の表も裏もわきまえた」洒脱な老剣客・秋山小兵衛。そして、剣客の世界を歩みだしたばかりの実直な息子・大治郎。この父子は女武芸者・佐々木三冬らとの出会いの中で何を思い、何を見出すのか…。勝ち残り生き残るたびに、人の恨みを背負う。それが剣客として生きる者の宿命――。池波正太郎の名作を完全劇画化。剣に命を懸ける者たちの生き様がここにある!!

【ユーザーレビュー】・原作も何度も読み、ドラマも大好きでした。こちらの漫画も楽しく読ませて貰ってます。もう少しだけ原作のように料理がでてきたら言うことなしなんですけどね。でも、原作のセリフを上手く再現していて本格時代物漫画です。
・好きでいつもcsで見ています。漫画も読んで見たくなり購入しました。やはりとてもよいです。日本人で良かったなあと思います。私は純粋でまっすぐなお春が好きです。

【おすすめするポイント】池波正太郎の名作を、「一撃伝」「バツ&テリー」「おやこ刑事 」の大島やすいちが完全劇画化!孫ほどに年の離れた妻・おはるとともに暮らす小柄な老人・秋山小兵衛は無外流の達人である老剣客。その実力は天下無双で、粋で人情家な彼は身分を問わず多くの人に慕われています。一方、小兵衛の息子・大治郎は実直で堅物な剣客で道場を構えていますが、真面目すぎるのが災いしてか門下生はゼロ。そんな大治郎の元にとある依頼が舞い込みますが…洒脱な剣客・小兵衛と真面目実直な大治郎。父子が歩む剣客としての道。テレビドラマでも人気を博し、お茶の間でもお馴染みの名作です!

【ジャンル】 歴史

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RAINBOW ―二舎六房の七人―

安部譲二 / 柿崎正澄小学館

【紹介文】俺たちは生き残る。いつか必ず外(シャバ)に出る!! 昭和30年、湘南特別少年院の二舎六房に入れられた七人の少年たちを描く、壮絶な時代の青春群像。
まだ敗戦の傷跡が残っていた昭和30年(1955年)の日本。湘南特別少年院の二舎六房に六人の少年が堕ちてきた。大人が起こした戦争のあおりを喰らって心に傷を負い、それぞれの理由で犯罪に手をそめて、社会のクズと蔑まれるようになってしまった少年たち。マリオをはじめとする六人と、そこで出会ったアンチャンこと六郎太との間には、いつしか友情と絆が芽生え、「再来年の夏、外(シャバ)に出る」ことを唯一の、そして大いなる夢として心に抱き、過酷な日々を乗り越えていく。安部譲二・原作、柿崎正澄・作画によるリアリティーあふれる物語。小学館漫画賞受賞作品。

【ユーザーレビュー】・読み進めるほどに内容に引き込まれていきます。1人1人の個性ある主人公達の心情が自分の気持ちとなっていく事が感情移入するって事なんだね。ボクシングにも興味が湧きました。そう言う意味でも色んな要素が詰まってる本ですよね。同じ女としてメグちゃんの悔しい気持ちや結婚する事で幸せを感じたシーンは特に共感しました。まだ途中なのでこれからが楽しみです。
・当時の荒々しい様子がリアルに描かれていてド迫力の作品です!!仲間だ、絆だ、と現代人には少し暑苦しく感じてしまいそうなテーマを二人の作者の素晴らしい出逢いがしっかりと支えています。読み進めていくほど原作者、作画者の方への尊敬が高まります。何回も読みたい!というよりは、一回一回じっくり読んで物思いにふけりたい作品です。
・七人の損得感情のない友情が素晴らしいです!展開も凄いです!とにかく読み出したら止まらないです!単行本を思わず買いましたが、一生大事に読みたい漫画です。誰もが感動を味わえると思うので読んでみてください。

【おすすめするポイント】俺たちには人権なんてない…。昭和30年、レトロなバスに乗り込んでいるのは、仕事帰りや、学生そして、幸せそうな母子、その暖かな会話を遮る存在が乗り込んできます。覆面をかぶり、手には重い手錠、そして、手錠をつなぐ綱、凶悪犯達…覆面から除く瞳は何を語るのか?周りの人々は、軽蔑を隠そうともせず、子供が落とした人形を、凶悪犯が拾えば、受け取った子供は、けがらわしいと言わんばかりに地面に投げ捨てます。まだ若い少年受刑者たちが劣悪な環境で、友情をはぐくみ、過酷な牢獄生活を生き抜いていきます。アニメ化では、水上 真理雄に小栗旬さんが参加されております。

【ジャンル】 歴史 アニメ化 コミカライズ(小説・ゲーム)

【関連キーワード】昭和 少年院 青春 群像劇 友情

しゃばけ

畠中恵 / みもり新潮社

【紹介文】シリーズ累計270万部突破の人気小説「しゃばけ」が漫画化! 江戸の大店・長崎屋の若だんなはめっぽう体が弱く外出もままならない。しかしそんな若だんなの周りにはいつも“妖”の存在があった。ある夜、若だんなは手代達の目を盗み出掛けた先で、人殺しを目撃してしまい……!? か弱い若だんなと妖たちが繰り広げる、大江戸人情推理帖!

【ユーザーレビュー】・こんな可愛くて面白いマンガがあったなんて!繊細できらっきらした絵と江戸時代が舞台の妖物語にどハマりです。妖はみんな個性があって、坊ちゃんをはじめ登場人物みんな可愛くて活き活きしてて好きです!単行本を部屋に置いてじっくり細部まで眺めたくなる…
・しゃばけシリーズのノベルはほとんど読ませてもらってます。心が和み、優しい気持ちにしてくれます。この話を描いている漫画家さんも好きなので、この漫画ができると聞いた時はすごく嬉しかったです。とても満足してます

【おすすめするポイント】江戸の長崎屋の若だんなの一太郎は体が弱く、兄たちや友人に日々心配されています。彼は妖が見えるため、仲良く外出をしたり、話しをしたりして交流しながら生活していました。しかし体が弱いにも関わらず若だんなにはなにか目的があるようで…?畠中恵先生原作、みもり先生漫画でおくる妖歴史ファンタジー!

【ジャンル】 SF・ファンタジー 歴史

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猫奥

山村東講談社

【紹介文】江戸時代。大奥に仕える女性たちの多くは、生涯独身であった。そんな彼女たちが、持てあました時間と愛情を注いだ対象、それは――にゃんと、ネコだった!? 大奥に暮らすオンナとネコの日常を描くほのぼのショート!

【ユーザーレビュー】・総ページ数130ページ位で、一話あたりのページ数も少ないのですが、猫の可愛いとこやあるあるがたっぷり詰まっているので何度も読んでしまいます。猫好きの多い平和な大奥で、滝山様だけが異質な存在になってて可哀想ですが、味方も出来てこれからもっと楽しくなりそうです。いつか滝山様だけの猫が現れます様に。大奥を知らなくても猫好きなら楽しめますよ。
・私自身は特別猫好きではない(嫌いでもない)ので、猫が可愛いというより、猫を愛する大奥女性たちの行動が可笑しくほほえましい漫画です。生真面目で人前では素を出せない滝山さま、好きだなぁ。ちゃっかりした花町さんや美しい姉小路さま、若い女の子たちもみんな可愛い。少し杉浦日向子さんを彷彿とさせる江戸風俗の絵も良いです。
・大奥で猫の話て‥最初はうん??て思ったけど、最初の1話で面白くて、そのまま1巻が終わってました!1話1話が短いけど、滝山様の猫愛が満載で笑っちゃう(笑)ほんとにこんな人が居たのかもと想像すらしました!ある意味で良い歴史物だと思います!私なら学校教材に推薦します?疲れた時純粋に漫画を楽しめる作品に出会えました!無料版ありがとうと感謝!まだな方は是非読んでほしいなと思います!

【おすすめするポイント】山村東先生の送る猫と大奥の女性たちとの物語です。江戸時代、大奥に仕える女性たちの多くは生涯独身ででした。彼女たちの多くは猫を飼い、たっぷり愛情を注いでいました。そんな環境でも、御年寄・滝山は猫嫌いで有名。実はそれは誤解で、本当は猫が大好き。時々部屋に遊びに来る吉野ちゃんという猫に今夢中になっています。顔が険しく、周りの配慮も相まって一向に猫好きを認識してもらえない滝山。真面目過ぎるがゆえ、誤解を受けやすい彼女と、猫の戯れが本当に可愛く愛しいです。滝山のようなタイプは現代にも通じる女性像ですので、共感する人は多いのではないでしょうか。ほのぼのと癒される素敵な作品です。猫が本当に可愛いです。

【ジャンル】 歴史 動物・ペット

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信長を殺した男~本能寺の変 431年目の真実~

藤堂裕 / 明智憲三郎秋田書店

【紹介文】真説・明智光秀伝。我々が習った歴史は、“嘘”だった!!? 明智光秀が主君・織田信長を討った日本史上最大のミステリー“本能寺の変”! 現代でもなお多くの謎が遺される大事件を400余年の時を経て解き明かす!!

【ユーザーレビュー】・無料1巻読みました。元々ざっくりとしか知らないですが実は沢山の説があるんですねー昔学校で教えられたことも色々変わっていくし…真実を証明することはもう出来ないからこそ人の心を掴んでいるのでしょうか。沢山出ている信長関連の本の多さでみんなが信長大好き!なのは良くわかりますが笑。絵はちょっと見にくい部分もあるけど続きも読みます。
・起こした、明智光秀をフューチャーした作品。光秀はこれまで単なる裏切り者として描かれることが歴史マンガでは多かったが、本来、自分の領地を上手く統治して、領民からの信頼も厚い素晴らしい大名だった。そんな彼の生い立ちや立身出世、なぜ信長を討つことを決意したのか、が余すところなく描かれた話題作!面白いですよ。
・明智光秀の魅力が満載です!年齢の事や家庭での話。ちょっとした知識を噛ってる位の人向けな漫画だと思います。各言う私も、明智光秀の事は教科書か大河ドラマ位しか理解していませんでした。ご先祖の本当の姿を見せたい!という熱い思いが犇々と伝わってきます。

【おすすめするポイント】漫画:藤堂裕先生 原案:明智憲三郎先生の作品です。日本史上最大のミステリー・本能寺の変。その真相に迫った真説・明智光秀伝です。「あの方は乱世を正す麒麟の化身かもしれん」。戦国時代、織田信長に新しい世の中への希望を託し、仕えることとなった明智光秀は、手柄を立て、順調に出世していきます。信長の光秀への信頼は厚く、揺ぎ無く見えましたが、やがて主従関係にも火種が…。逆賊・明智光秀によって引き起こされたことが定説である本能寺の変。しかし、それはある男の野望によって書き換えられた歴史だった、という視点で描かれた作品です。隠された真実がある、という物語は、どんな真相が待っているのかドキドキします。それぞれのキャラクターも活き活きと魅力的に描かれて、重厚で美しい絵と、骨太な物語に読むのがやめられません。

【ジャンル】 歴史 教養・文芸 ミステリー・サスペンス

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PEACE MAKER 鐵

黒乃奈々絵マッグガーデン

【紹介文】★2010年1月ドラマ化決定!
★2003年10月よりTVアニメ放送された名作!
残酷なまでに、美しい日々の記憶。
「新装版 新撰組異聞PEACEMAKER」続編
何も恐れず、何も求めず、唯その二刀に導かれて。黒乃奈々絵の描く”幕末新撰組異譚”!!

【ユーザーレビュー】・ずっと待ち続けていた本編の続きを、やっと見ることが出来て良かったです。休止期間があったにもかかわらず、以前と同じストーリーペースで安心しました。携帯で見ると臨場感もあり良いですね。これからにも期待しています。
・大好きです。更新分読んで更に大好きになりました。ただ、戦いの最中は武器などに疑問をもつ場面がありましたが、やはり三馬鹿の絡みの部分は最高。平助大好き。ある場面でこういう意味だったのかな、と思っていたところが見事に外れていて、鳥肌ものでした。本当におすすめです
・続編はもう描かないのかな…と、ほとんど諦めかけていたのでこのような形で復活してくれてとても嬉しいです。画も相変わらずとても丁寧で、綺麗です。更新が待ち遠しい!

【おすすめするポイント】新撰組異聞PEACE MAKERの続きの作品。池田屋事件から3か月後、団子屋で辰兄と団子を食べていた鉄之助は、目の前を通り過ぎた赤いドレッド頭の男が、父親が歌っていた歌と同じ歌を歌っていたのを聞き追いかけます。その男の正体はあの坂本竜馬で…!?時代劇のイメージの坂本竜馬とは全然違うのにちょっと驚きます。これから新撰組は歴史通りの結末になっていくのかが注目したいところです。PEACE MAKER 鐵という名前でアニメ化されてはいますが、中身は新撰組異聞PEACE MAKERの内容になっています。新撰組異聞PEACE MAKERは須賀健太主演でドラマ化されています。他にも舞台化、ドラマCD化されています。

【ジャンル】 バトル・アクション 歴史 アニメ化 ドラマ化

【関連キーワード】幕末 新選組 坂本龍馬 成長 時代の荒波

お~い!竜馬

小山ゆう / 武田鉄矢小学館

【紹介文】学問ダメ、剣もダメ。おまけに泣き虫で寝小便たれ…後に、この少年が日本を変えた!!
激動の幕末に一陣の風を送りこみ、炎のように生きた幕末の風雲児・坂本竜馬。その英雄の若かりし時代を描く、幕末風雲大作!!

【ユーザーレビュー】・小山ゆうさんの数ある作品の中であずみと並び、最高傑作と言えるでしょう。描くにあたり、凄く資料等で勉強された事がうかがえます。これを読んでから幕末の歴史に興味津々になりました。小学生の子供と一緒に面白く読んでいます
・竜馬はもちろんだけど、維新の歴史を作った数々の人物すべて魅力的に描かれていてとにかく面白い!過剰な脚色も控えているし主人公目線だけでないところが◎ロマンを感じる作品!オススメです♪
・小学生の頃からずっと読んでました!時代の流れを見事に乗りこなし、日本を近代化に導いていった男「坂本竜馬」彼の生涯を全てこの漫画で知ることが出来ます。重厚なストーリーにユニークなキャラクターは見応えあり!!ただ単に歴史大河ドラマという訳ではなく、その時のリアルな思いを感じさせる描写は見る人を唸らせます。若干の性的描写を気にしなければ、誰でも楽しく、分かり易く歴史の勉強にもなる。是非ともお勧めしたい一冊であります。

【おすすめするポイント】武田鉄矢先生原作、小山ゆう先生漫画の幕末の英雄・坂本竜馬が主人公の漫画です。アニメ化、舞台化もされた名作です。幼いころの竜馬は、いじめられっ子で学問塾でも剣の道場でも落ちこぼれ。それでも家族は叱咤激励しながらも優しく見守ってくれます。家族との交流が暖かく、それぞれ個性的で読んでいてとても楽しいです。時代的に、藩の身分による理不尽さも描かれ、考えさせられます。優しく泣き虫の竜馬少年がやがて、明治維新に大きな役割を果たし、時代を動かす人物になっていくのかと思うと、ワクワクします。

【ジャンル】 歴史 アニメ化 ドラマ化

【関連キーワード】アニメ化 舞台化 幕末 明治維新 英雄 坂本龍馬

鬼平犯科帳

さいとう・たかを / 池波正太郎リイド社

【紹介文】池波正太郎の名作小説を巨匠がコミック化。江戸の治安を守り、悪賊を討つ火盗改方御頭(長官)・長谷川平蔵、人呼んで「鬼平」の活躍を描く、本格時代劇シリーズ。

【ユーザーレビュー】・小説、ドラマのファンで、コミック板には失礼ながら偏見を持ってました。しかし、さすが劇画の巨匠!面白い!劇画はほとんど読んだ経験がないけど、立ち回りの迫力や人情の機微など、敬服しました。早く読めば良かったです。
・池波正太郎世界はすごい!時代劇ファンなら、絶対に1度はハマるでしょう。とにかく鬼平を始め、登場人物が魅力的で、男性の色っぽい生き方とか、女性の強さと弱さとか。古き良き時代に想いを馳せるのに、ぴったりの作品です!

【おすすめするポイント】池波正太郎先生の小説を久保田千太郎先生が脚色、「ゴルゴ13」のさいとう・たかを先生が漫画化した作品です。TVアニメ化でも話題になりました。舞台は江戸時代、鬼平と呼ばれる長谷川平蔵が主人公です。画も細かくまるで時代劇を見ているよう。人間味溢れるヒューマンドラマで一度読んだらハマっちゃいます!

【ジャンル】 歴史 アニメ化 コミカライズ(小説・ゲーム) ドラマ化

【関連キーワード】江戸時代 長谷川平蔵 捕り物 盗賊 人情

漫画版 イケメン戦国 明智光秀編~この男、惚れれば地獄~

坂本あきら / 蔵人幸明 / 三本恭子 / CYBIRDサイバード

【紹介文】今度のお相手は「明智光秀」!?大人気恋愛ゲームアプリ、待望のコミカライズ第2弾!!服飾デザイナーとして転職が決まったご褒美に京都旅行を楽しんでいた水崎舞。本能寺跡地で突然雷に見舞われ、気を失ってしまった舞が目をさますとそこは燃え盛る本能寺だった。刺客に襲われそうになっていた人物を勢いで助けた舞だが、その男はなんと織田信長だった。そして、信長と一緒に危機を脱した舞の前に、“あの”明智光秀が現れたのだった。

【ユーザーレビュー】・イケメン戦国という乙女ゲームの1番人気のキャラのストーリーを漫画化したお話。アプリのストーリーを忠実に再現してくれているので、視覚化したらこんな感じなんだなとドキドキさせてもらっています!これから佳境に入るのが楽しみ!両思いになった後は思いっきりラブラブ描写を期待しています!!
・光秀さんのミステリアスな雰囲気がイイ感じに描かれていて、もっともっとと読みたくなります。惚れないわけがない(笑) ただ…コマや編集の都合上だと思いますが、個人的にお気に入りの台詞やシーンが省略されているのは残念でした。 ほんと細かい部分なので、無くてもストーリーが違ってしまうほどではないんですが……アプリで知っていると、主人公含めキャラクターの感情の現れ方や心境の変化が急すぎるように感じてしまいました。 …ですが、タイトル通り、期待以上に良いコミカライズでした!最終話まで楽しみです
・ゲームもしています^_^ 光秀さんがとても素敵で、読むのが楽しみです! ゲームしていなくても楽しめると思います。 イケ戦はすべてのキャラクターが素敵なので、本当におすすめです^_^

【おすすめするポイント】坂本あきら先生,蔵人幸明先生,三本恭子先生方が紡ぐゲームアプリコミカライズ作品。原作のゲーム推しの友人に勧められて読みました。明智光秀編!とのことですが、ごめんないさい!私はこの1話までだと佐助くん推しです1択です!(笑)ストーリーも全て初見ですが、そんな私も楽しめそう。

【ジャンル】 SF・ファンタジー ラブストーリー 歴史

【関連キーワード】恋愛ゲームアプリ コミカライズ 明智光秀 織田信長 武将

いくさの子 ‐織田三郎信長伝‐

原哲夫 / 熊谷雄太(STUDIO H) / 北原星望コアミックス

【紹介文】原哲夫10年ぶりの巨弾新連載!! 描くは戦国一の傾奇者「織田信長」。天下布武を目前にその命を落とした魔王・信長。“いくさ”をするために生まれ、育てられ、そして成長していった。信長はまぎれもなく“いくさの子”であった。原哲夫が初めて描く、子供のキャラ“吉法師”が戦国の世を堂々かぶき抜く!!

【ユーザーレビュー】・独自のエピソードをかなり含めてはいるものの、信長の魅力を存分に描いており面白いです。

【おすすめするポイント】あの「北斗の拳」や「蒼天の拳」などを描いた大巨匠、原哲夫先生の作品です!原哲夫先生が描かれる織田信長と言うだけで胸熱ではないでしょうか!?物語は天正10年6月2日の本能寺の変から始まり、信長が森蘭丸に焼けと言うところから始まります。そして、これも本望!自分はいくさの子であると…。そして天文14年、まだ信長が幼名の吉法師と名乗っていた頃から壮大な物語は展開していきます。よく見た冷酷非道で無慈悲な魔王信長……ではなく、奇抜で型破りな軍略家としての信長が中心でさらに幼名の吉法師の頃からと言うのもまた新鮮!原哲夫×織田信長これが面白くないわけがない!!

【ジャンル】 バトル・アクション 歴史 戦争・軍事・戦記

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華の姫

わたなべ志穂小学館

【紹介文】時は戦国。武将の娘として生まれ、天下取りの男達にその運命を翻弄(ほんろう)されていく少女・茶々。愛する家族を奪われ、愛しい人への想いさえも踏みにじられた時、茶々の壮絶な戦いの日々が始まった…!?

【ユーザーレビュー】・歴史物大好きです。絵も綺麗だし、ストーリーも良かったです。茶々も1人の恋する乙女だったし、子どもを守らんとする1人の母だったんだなあと改めて共感しました。要所ではきちんと史実にも基づいていた所も良かったです。秀頼を懐妊した頃に、秀吉は茶々のいる大阪にはいなかったことから、秀頼は秀吉の実子ではないと言われているし、ねね様も黙認というか、織田信長の血筋の茶々との間の子どもという箔が付く(秀吉は百姓出を気にしていたらしい)ので、他の側室の子よりは都合が良かったんだろうなー。
・とにかく登場人物が美形揃いで眼福です。繊細な絵の感じから、戦国の荒々しさが表現しきれるのかな?と思いましたが華麗にしっかり描かれております。番外編の千姫の恋物語も良かったです。
・久々レビュー書きます。書く価値ありと思いましたので。これは素晴らしい。歴史にも興味が持てますし、分かりやすい。恋愛はもちろん、人生を考えさせられるよい作品。学生さんにもおすすめです。主人公のもどかしい選択が多々ありますが、無理なくそれを納得させる力量のある作者さんに感服いたしましたm(__)mまたどんどん歴史物書いて欲しいなぁと思います!絶対損なし。

【おすすめするポイント】切ない歴史ラブストーリーです。浅井長政とお市の娘、茶々。戦国時代の有名人物です。茶々はとても幸せな生活を送っていましたが、戦によって家族を奪われ全ての希望を失っていました。しかしある時、死んだと思っていた守り役の相馬が現れたのです。いつしか相馬を愛するようになった茶々。しかし、豊臣秀吉の側室になる事が決まって…!?歴史の中で茶々(後の淀君)のその後は知られていますが、このお話で茶々がどういう人生を送るのかがとても楽しみな作品です。作者は「童貞教師のふまじめな日常」や「放課後の片隅、キスの残像。」のわたなべ志穂です。

【ジャンル】 ラブストーリー 歴史

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アンゴルモア 元寇合戦記

たかぎ七彦KADOKAWA

【紹介文】中世ヨーロッパを席巻し、恐怖の大王=アンゴルモアの語源との説もあるモンゴル軍。1274年、彼らは遂に日本にやって来た!博多への針路に浮かぶ対馬。流人である鎌倉武士・朽井迅三郎は、ここで元軍と対峙する!

【ユーザーレビュー】・対馬を舞台に書いてあります。姫がかわいいし最近アニメ化もして盛り上がってます。面白い作品です

【おすすめするポイント】長崎県の対馬にモンゴル軍がやってきた!たかぎ七彦先生の手がける歴史漫画です。平気で人を裏切って、殺す残虐な時代。こんな時代に生まれてこなくて本当に良かったと思いました。モンゴルがあらゆる手を使って日本に侵略してくるので、ドキドキハラハラします。アニメ化もされた人気作品♪

【ジャンル】 歴史 アニメ化 源平合戦~鎌倉・室町

【関連キーワード】鎌倉時代 アニメ化 元寇 流人 朽井迅三郎

緋の稜線【合本版】

佐伯かよのグループ・ゼロ

【紹介文】「生きてやる、何が何でも生きてやる。たとえ泥を喰ってでも……!!」旧家・胡桃沢家の三女として生まれた瞳子は「世の中の流れをその瞳でしっかりと生きて欲しい」という父の願いをこめた名前の通り、世の男尊女卑的な考えの下に強いられた女性の生き方に疑問を持っていた。しかし瞳子は意にそぐわぬ見合いを無理やり勧められ、資産家・各務家に嫁ぐ事となる。シスコン気味な義妹・和音に忌み嫌われながらも義父母とともに何とか各務家で生きようと決心する瞳子だったが、そんなところに東京大空襲が……。昭和の始まりから第二次世界大戦、戦後復興期の混沌の世を強く逞しく生き抜いた女性達の人生を描いたヒューマンドラマコミック!

【ユーザーレビュー】・太平洋戦争の時代から、高度経済成長を駆け抜ける女性たちの芯の強さが描かれています。幸せになるって、紆余曲折ありますよね。大人になって読むと、とても勇気づけられる!私も負けられないですね。

【おすすめするポイント】佐伯かよの先生の作品です。昭和元年に生まれた旧家・胡桃沢家の三女・瞳子。16歳で菱屋百貨店を経営する各務家に嫁ぎますが、夫の昇吾はすぐ出征してしまいます。一人残されて婚家の人々と過ごす日々。義両親は優しいが義妹の和音は瞳子が気に入らない様子。やがて戦争が激化し、胡桃沢・各務の両家とも大きく時代の影響を受けてしまいます。戦後、食べるものにも困る中、瞳子は戦争で焼失してしまった婚家の菱屋百貨店を再興することを決意します!激動の時代、強く生きていく瞳子の姿は圧巻です。物語もスピーディーでテンポよく、どんどん読めてしまいます。百貨店の再興はどうなるのか、出征した夫は戻ってくるのか、今後の展開が気になります。

【ジャンル】 政治・ビジネス 歴史 ヒューマンドラマ 近代(明治以降)

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半助喰物帖

草香去来 / 灯まりも講談社

【紹介文】大和越部藩士・楢原半助(ならはらはんすけ)は慶応二年の第二次長州征討に従軍、合戦中に井戸に落ち、現代へタイムスリップしてしまう。居酒屋で現代料理に舌鼓を打ちすっかりいい気持ちになった半助を支払いで助けたのが、一人暮らしの会社員・吉川香澄だった! 行き先に困る半助喰物帖を見かねた香澄の提案とは。現代の東京へタイムスリップした侍が、現代の日本人をおいしくもてなす!

【ユーザーレビュー】・料理好きな武士が過去からやってくる話。Tシャツ短パン着用するくらい馴染んでるのに丁髷は死守してるのね。良くも悪くもほのぼのしてます。元の時代に帰るためあくせくするような話ではありません。
・タイムスリップで料理もの。穏やかに話がすすみ、さらっと読めました。武士がこれからどう現代に対応していくか楽しみ。………引き続き新刊購入し、とても好きになったので★1つ上げました。

【おすすめするポイント】幕末タイムスリップグルメ漫画!原作は草香去来先生、漫画は灯まりも先生。藩士の楢原半助は合戦中に井戸に落ち、現代へタイプスリップ。近くの居酒屋に入って、うまい飯と酒をいただく。お金を払えず困っていた所、会社員の吉川香澄が助けてくれて…。違和感なく物語に入り込める。時代の違いも面白い。

【ジャンル】 歴史

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バジリスク~甲賀忍法帖~

せがわまさき / 山田風太郎講談社

【紹介文】江戸の世、天下人・徳川家康は甲賀(こうが)と伊賀(いが)という忍法の二大宗家を相争わせ、十人対十人の忍法殺戮(さつりく)合戦の結果どちらが生き残るかによって、三代将軍の世継ぎ問題を解決させることにした。だが憎み合う両家にあってそれぞれの跡取り、甲賀弦之介(げんのすけ)と伊賀の朧(おぼろ)は深く愛し合っていた――。時代に翻弄(ほんろう)される忍術使いたちのあまりにも過酷な運命の幕が上がる!!

【ユーザーレビュー】・読み終わった後、余韻しかない。登場人物が全員素晴らしい。タイトルのセンスもいいなと。両軍の頭領の能力なのか。一話毎の表題も無情で好きです。記憶消してもう一度読みたい!こんな面白い漫画があったなんて!
・山田風太郎の原作を忠実に再現した作品です。せがわ先生の描かれる女体は本当にエロ美しい、触れたくなるような肉感がたまりません。男キャラの能力に応じた個性的なキャラデザも面白い。とにかく原作へのリスペクトが強く感じられる作品でした。漫画とアニメが原作と異なる点は非情な戦いの中に忍たちの人間的な一面を加えたり、癒しの回想回を挟んだりしていたところですね。とても良かった反面、結末の悲しさや虚しさが増しました。漫画と合わせてアニメ、ラジオ、ドラマCDもお勧めします。
・読み始めた時「忍術というより妖術だろ」と思わず突っ込んでしまいました(見た目からして人間離れしてる人が多くて)。絵は少し気持ち悪いと思ったのですが、画力があり引き込まれていくので気にならなくなります。せがわ先生は女性キャラの表現がとても上手い!好きな人を思う気持ち、切なさが上手に描かれていて感情移入しちゃいました。特に接吻の描き方が今まで見た漫画で一番好みでした。綺麗ですよ?。

【おすすめするポイント】徳川家康により殺し合いを命じられた伊賀と甲賀に住む忍者達―。甲賀卍谷衆・甲賀弦之介と、伊賀鍔隠れ衆・朧は恋人同士なのに対立する形となってしまいました。そんな二人を思うととっても切ないです。硬派な絵柄に緊張感あるストーリー。殺し合いという設定上グロイ部分がありますが、そういう描写があるからこそ読み手も世界観に引き込まれ、無我夢中で読んでしまいます。1巻ごとのボリュームも満点!面白いです!山田風太郎の小説「甲賀忍法帖」のコミカライズで、アニメ化もされました。「SHINOBI-HEART UNDER BLADE-」というタイトルで映画化にもなっています。作画・せがわまさきさんのその他の作品に「鬼斬り十蔵」等。

【ジャンル】 バトル・アクション 歴史 アニメ化 映画化

【関連キーワード】アニメ化 江戸時代 忍者 戦闘 迫力 第28回講談社漫画賞一般部門受賞 

村上海賊の娘

和田竜 / 吉田史朗小学館

【紹介文】2014年本屋大賞受賞!! 吉川英治文学新人賞受賞!!
累計100万部突破の超ヒット時代小説を完全コミカライズ!!
敵は、最強の戦国武将・織田信長!! 単身挑む海賊の美姫の運命は…!?

戦国時代――――
応仁の乱に始まった乱世により、
足利将軍家の権力は完全に衰退。
全国各地の有力武将が次々に
天下に名乗りをあげた、
群雄割拠のこの時代―――
破竹の勢いで進撃を続ける織田信長軍に単身挑み、
震え上がらせた女がいたことを、
貴方は知っていただろうか―――!?

史実をもとにした、ド迫力の合戦!! また合戦!!
美しき姫武者!! 筋骨隆々にして美形の豪傑たち!!
最強の戦国エンタテイメント・誕生!!

【ユーザーレビュー】・小説でいつか読みたいと思っていたものが無料で2巻まで無料。すぐ飛び付きました。主人公がかわいいです。男女関係なく人柄が好かれる要素たっぷりで、まあ強い!!強さがカッコいい。戦国時代で腕っぷしで対等に渡り合っている主人公に惚れてしまいそう
・がっつり歴史物の話ですが、読みやすかったです。主人公の景は強くて、ちょっとアホで憎めない。あとは戦のシーンの迫力がすごい!主人公以外のキャラほとんどおっさんだけど、みんなかっこいい!歴史好きな人、バトル系が好きな人は楽しめると思います。

【おすすめするポイント】和田竜先生の歴史小説を吉田史朗先生がコミカライズ!姫と呼ばれる主人公は村上武吉の娘、村上景。迫力のある絵柄で歴史が進んでいきます!戦国時代を生き延びる景姫が、たくましい女性でかっこよすぎました!読んでいると生きる力がみなぎってくるような歴史漫画です!

【ジャンル】 歴史

【関連キーワード】戦国時代 村上水軍 女戦士 豪傑 迫力

天智と天武-新説・日本書紀-

中村真理子 / 園村昌弘小学館

【紹介文】正義の味方コンビ・中大兄皇子と中臣鎌足が、大悪人の蘇我入鹿を成敗して成し遂げた政治改革を「大化の改新」と言う。日本古代史上、最大級の暗殺事件だ。明治17年、美術研究家アーネスト・フェノロサと岡倉天心は奈良の法隆寺・夢殿の中にある謎の仏像を見ようとした。その仏像は「救世観音」と呼ばれ、聖徳太子をモデルにしたとされる。ところが白布でぐるぐる巻きにされて1200年以上も封印され、誰も見ることができない。おまけに、その仏像を見ようとすると天変地異が起こるという伝承まで残されていたのだ。ふたりが夢殿の扉を開こうとすると、恐怖に駆られた僧達が逃げ出すほど。しかも仏像を調べると、後頭部に釘が打ち込んであった!!ありがたき聖徳太子の化身を、なぜ人目に触れぬよう封印し、釘を打ち込み、絶対秘仏とせねばならなかったのか? まるで、その祟りを恐れているかのようである。ここで日本古代史上、最大の暗殺事件の犠牲者が浮かび上がってくる。「大化の改新」の真相は、中大兄皇子(天智天皇)と、父親を殺された大海人皇子(天武天皇)との、壮絶な兄弟喧嘩の号砲だったのだ……!!

【ユーザーレビュー】・私は今年大学への受験生として日本史を学んでいるのですが、紙の表面でしか学んでいなかった出来事がその時代の人々にも複雑でさまざまな感情があり、歴史とは決して薄っぺらいものではないと思い知りました。もちろん現実的に漫画は脚色されているとは思いますが、今の平和な時代に生きている私には親戚が争い合い滅んだりする日本史の話が遠いものに感じられていたのでその考えが覆されました。この漫画に出会えて良かったです。個人的に登場人物がとても美しく、絵も好みだったので余計に感情が入り読み耽りました。

【おすすめするポイント】中村真理子先生漫画、園村昌弘先生原案監修の作品です。645年・大化の改新。中大兄皇子と中臣鎌足が、悪人の蘇我入鹿を倒して、進めた政治改革。しかし、その真相は…?飛鳥時代、中大兄皇子(天智天皇)は、自国のために日本からの遣唐使を阻みたい百済の王子・豊璋と手を組み、蘇我入鹿の暗殺を決行します。蘇我入鹿は遣唐使の提唱者でした。暗殺が成功し、5年後、中大兄皇子の前に蘇我入鹿にそっくりの若者が現れます。彼は、大海人皇子(天武天皇)、で中大兄皇子の弟でした。この後、壮絶な兄弟喧嘩が時代を大きく動かしていきます。複雑な内面と翳のある中大兄皇子、清廉な雰囲気ながらしたたかな大海人皇子と、主人公たちがそれぞれの個性でとても魅力的に描かれています。絵も美しく、壮大な物語を一層、興味深くしてくれます。全く個性の異なる二人の皇子の愛憎の物語がどうなっていくのか、続きが大変気になります。

【ジャンル】 歴史

【関連キーワード】天智 天武 飛鳥時代 大化の改新 愛憎

陰陽師

岡野玲子 / 夢枕獏白泉社

【紹介文】平安時代、稀代の魔術師と恐れられた陰陽師・安倍晴明。盟友にして管弦の道を究めた王子・源博雅と共に都の怪異に挑む。第1巻には賀茂忠行と共に、菅原道真率いる百鬼夜行に遭遇する少年時代の晴明を描くプロローグ「安倍晴明 忠行に随ひて道を習ふこと」、盗まれた唐伝来の琵琶・玄象にまつわる羅城門での凶事を描く「玄象といふ琵琶 鬼のために盗らるること」、僧・寿水のもとに夜な夜な現れる口の無い美女の謎を解く「梔子の女」の2編を収録。

【ユーザーレビュー】・元々、小説の方を読んでいて好きな作品でした。漫画で表現出来るの?と無料分を読んだら、見事に世界観を表現出来ていて素晴らしい。何度も読み返したくなる見事さです。
・今時の、現代人が平安のコスプレをしているような絵ではなく、当時の空気感まで伝わってくるような美しい絵。風俗や考え方など、原作以上に勉強されているのでは?と思わせる(ときどき出るジョークが秀逸)後半みるみる難解になり、こちらも興味を持って勉強するのですが、この先生、どう考えてもあっちの世界と交信しながら描かれてますよね?恐るべき探究心と知識、洞察力で、十二心将=完全な世界(十二巻)に隠れたる神=太陽(十三巻目)を足す事で、千夜一夜物語のように千に一を足し、完全でありながら常に新しいという世界観を現代の日本に表現し得たもの凄い先生です。もう少しライトな妖魅変成夜話も面白い。

【おすすめするポイント】原作夢枕獏先生のこちらの作品。平安時代、まだ闇が闇として残っていたころのお話。怨霊に脅かされ続けた時代でもあるといわれています。そしてその闇をじっと見つめる少年がいました。のちに最強の陰陽師としてその名を轟かせることになる安倍晴明です。陰陽師の師匠である賀茂忠行の弟子としてお世話になっている晴明ですが、周りからは狐の子と言われたりして気味悪がられていました。百鬼にいち早く気付き、忠行に伝える晴明。すぐに穏術を施したことで命が助かります。忠行が何年も修行して見えるようになったものを、晴明は幼きころから見ることができたのです。陰陽師の原点とも言える「おにのさうし」と合わせて読むとさらに楽しめます。

【ジャンル】 歴史 映画化 平安時代

【関連キーワード】平安時代 安倍晴明 陰陽師 第37回星雲賞コミック部門受賞

レイリ

岩明均 / 室井大資秋田書店

【紹介文】長篠の戦いから4年、黄昏ゆく武田帝国と勃興する織田軍団の血戦のはざまで、数奇な運命を生きる少女の名はレイリ。巨匠渾身の原作を新感覚の鬼才が作品化! 衝撃の本格戦国時代劇、開幕!!

【ユーザーレビュー】・寄生獣の作者が原作ということで興味を持ち読んでみたら作画に惹き込まれた。一人ひとりの登場人物の表情やアクションシーンが緻密に描き込まれていてぐいぐい読み進めたくなる。物語はさすが岩明均で展開は重たいが感情を揺さぶる。もっとたくさんの人に読んで欲しい名作です。

【おすすめするポイント】舞台は大正7年。丹波に仕える者たちは稽古で賭け事をしていました。いつも勝ち残るレイリは女の子。しかしレイリは戦に出て、殺して殺して、死にたいと言います。レイリの奇妙さはどこからきているのでしょうか。そしてレイリの運命は。岩明均原作、室井大資漫画で描く鬼才の戦国時代劇!

【ジャンル】 歴史

【関連キーワード】戦国時代 一発逆転 武田家 迫力 第3回さいとう・たかを賞

因習秘録 みだれまんだら

八月薫 / 粕谷秀夫リイド社

【紹介文】縁は異なもの味なもの。いつの時代も男と女が結ばれるところには理屈では説明できない不思議な磁場が生じるもの。からくり人形に処女を捧げる娘。女しか住まない島。神のお告げ通りに祝言を挙げる里。秘境の宿で狐狸に化かされる若旦那。秘密裏に寺社の地下で開催される女子格闘興行。くノ一を潜入させるために夜這いの風習を利用する根来衆……。官能時代劇の旗手が挑む異色短編シリーズ、待望の第一集。

【ユーザーレビュー】・奇想天外でエロい話は大変面白かった。登場する女性は可愛くて、素直、それでいて快楽には積極的な点がよろしい。各エピソードがわりとハッピーエンドなので読後感がよい。巻末の原作?の昔話も興味深かった。第2巻も期待してます。
・八月さんの作品は、歴史勉強になります。 へ?そうだったんだと思うことがいっぱいです。 絵がきれいで楽しめます。
・広告で気になって購入しました。 昔の姓事情や雰囲気がわかりやすくてエロだけじゃなく時代背景の勉強にもなりました!

【おすすめするポイント】漫画:八月薫先生、シナリオ:粕谷秀夫先生の時代官能短編集です。からくり人形と交わる娘、女ばかりの島で下女として虐げられる娘の恋、神のお告げにより挙げられる祝言で行われる風習など…。大人のおとぎ話のような作品が何篇か収録されています。ストーリーがしっかりしてて、テンポよく読みやすく、どのお話も適度な長さです。辛い目に会う人たちが救われるのはいいですね。伝奇的な物語が好きな方にもオススメです。

【ジャンル】 歴史 お色気 江戸時代(武士・時代劇)

【関連キーワード】江戸時代 短編 官能 伝奇 風習

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