池田理代子原作による劇場アニメ「ベルサイユのばら」のキャラクターが表紙とバックカバーを飾るanan2433号ベルサイユのばらスペシャルエディション（マガジンハウス）が、2月5日に発売。表紙はオスカルとアンドレ、バックカバーはアントワネットとフェルゼンの描き下ろしイラストが彩る。

表紙イラストには“想いの場面”をテーマに、運命的な愛を遂げた2組の男女が描かれた。オスカルとアンドレのイラストは、2人が劇中でも最大級の山場といえるバスティーユでの戦に兵舎から出陣する早朝のシーンを再現している。凛々しい中に儚さも漂うオスカルと、献身的に彼女に付き従うアンドレ。視線は交わさずとも至高の愛で結びついた2人の関係性を感じさせるドラマティックな構図に仕上げられた。アントワネットとフェルゼンは、ベルサイユ宮殿内での白日の逢瀬で禁断の愛を確かめ合い、ひとときの歓びに身を浸している。衣装のディテール、光の射し方までもが細緻に表現された。中面では額装した両イラストを、見開きで掲載する。

誌面ではオスカル役の沢城みゆき、アンドレ役の豊永利行、アントワネット役の平野綾、フェルゼン役の加藤和樹へのインタビューも実施し、キャスト陣が作品への思いを語る。また作品世界をイメージした気品あふれるグラビアも収録。吉村愛監督のロングインタビューでは、こだわり抜かれた作品の魅力の秘密に迫った。さらに2433号では自分の気持ちを相手に伝えるための特集「想いの伝え方。」も展開される。