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映画「かくかくしかじか」東村アキコ&関係者が全面協力、新場面カット6点

2025/5/9 12:00

東村アキコ原作による実写映画「かくかくしかじか」の新たな場面写真6点が公開された。

今回公開された場面写真は、劇中に登場するデッサンやマンガをはじめ、東村とその関係者の全面協力のもとで実現したシーンのもの。絵画教室のシーンは東村の祖母の自宅を貸し切って撮影され、当時日高先生の絵画教室に通っていた生徒がデッサンの準備に協力したという。また金沢美大で行われた合評会でのシーンでは、実際に当時東村を指導していたという美大の先生がカメオ出演するほか、生徒として金沢美大に通う現役の学生が出演。同シーンで並べられるデッサンも実際に生徒たちが描いた。

脚本家としてもクレジットされている東村は、エピソードの取捨選択やセリフの細やかな修正のほか、宮崎弁の方言指導、美術監修、“漫画所作指導”まですべてを請け負っている。執筆のため宮崎と金沢へのロケハンにも同行し、その理由を「なぜ私がロケハンに行ったかというと、これは自伝マンガなので私しか知らない場所がいっぱいあるからなんです。私がサボっていた喫茶店、1人で行っていた海、バス停…いろんなところがありましたが、私しか案内できない場所なんですよね(笑)」と明かす。また「宮崎と金沢はあまり街並みも変わっていないので、(当時よく行った場所が)全部まだありました。そこから制作にがっつり入って、脚本も一緒に作らせていただいて。伊達さんがベースを書いて、私がセリフを足し、また時系列を整理して……という、交換日記のように脚本を作っていきました」と語った。

「かくかくしかじか」は、女子高生の林明子が、美大受験のために訪れた絵画教室でスパルタな先生・日高健三らと出会い、進学や就職を経験しながらマンガ家の道を歩むまでを描く東村の自伝的作品。映画は5月16日に全国公開される。

映画「かくかくしかじか」

2025年5月16日(金)全国ロードショー

スタッフ・キャスト

出演:永野芽郁、大泉洋、見上愛、畑芽育、鈴木仁、神尾楓珠、津田健次郎、有田哲平、MEGUMI、大森南朋
原作:東村アキコ「かくかくしかじか」(集英社マーガレットコミックス刊)
監督:関和亮
脚本:東村アキコ、伊達さん
音楽:宗形勇輝
配給:ワーナー・ブラザース映画

(c)東村アキコ/集英社 (c)2025 映画「かくかくしかじか」製作委員会

(コミックナタリー)
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