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「チ。」魚豊が創作や信念について渡邉康太郎とラジオで語り合う、次回作の展望も

2025/7/13 12:12

「チ。 ―地球の運動について―」の魚豊が、本日7月13日22時にJ-WAVEでオンエアされる「J-WAVE SELECTION PROUDMEN. TAKRAM RADIO」にゲスト出演する。

「TAKRAM RADIO」は、デザイン、テクノロジー、ビジネス、アートなど多様な分野の最前線に触れながら、これからの社会を考えるヒントを探求するトークプログラム。渡邉康太郎がナビゲーターを務め、2018年10月から2025年3月まで放送されていたが、今回「J-WAVE SELECTION PROUDMEN. TAKRAM RADIO」として一夜限りで復活する。

番組では「チ。 ―地球の運動について―」で壮大なテーマに挑んだ魚豊が、作品性と大衆性、創作活動に宿る葛藤と希望、そして自身が大切にしている信念について渡邉と語り合う。また次回作についての展望も明かした。

渡邉康太郎コメント

魚豊さんの作品が大好きです。どれも刊行直後にすぐ求めて読んできました。これまでの作中に現れるモチーフは、陰謀論、地動説、100m走などと一見幅が広くバラバラのようにも見えます。でも実は共通するイメージもありそうです。たとえば自らの信念に基づいて一つのことを追求すること、そして意味や意義を追い求めること。星々の運行や知的刺激を追い求める、走ることの意味を追い求める、など。そして、合理的な説明では到底追いつかない、人間らしい情熱の発露。これも、テーマを超えて作品の中に繰り返し登場しているように思います。

そんなふうに、ぼくは魚豊さんの作品から常々「情熱」を感じているわけですが、ご自身の語りからもまた、情熱が溢れているようでした。たとえば、哲学用語や文献の名前に触れつつ、その補足説明なども無しに勢いよく話題を展開していく語り口。なるほど、彼の作品はどれもこういった原動力、知的好奇心、蓄積から生まれてくるのだなと、話すほどに実感が湧いていきました。また、創作の周辺で感じるためらいや戸惑いについても語ってくださいました。そんな思考もまた、今後の創作によってさらに厚みが増していくのではと想像します。特別編にふさわしいここだけのトーク、ぜひお聞きください。

(コミックナタリー)
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