高橋留美子「MAO」がTVアニメ化され、2026年春にNHK総合で放送されることが決定。ティザービジュアルとティザーPV、メインスタッフやキャストが一挙に発表された。
「MAO」は家族全員が事故に巻き込まれるも自分だけ生き残った過去を持つ少女・黄葉菜花(きばなのか)が、壮絶な運命に巻き込まれていく大正怪奇ロマン。中学3年生になった菜花は、友達との下校中にふと事故現場に足を踏み入れる。するとなぜかそこは大正時代の町並みに変化してしまった。困惑する菜花の前に現れたのは、陰陽師の少年・摩緒。彼に「お前、妖だろう」と言われた翌日、菜花の身体に不思議な能力が宿っていて……。週刊少年サンデー(小学館)にて連載中で、単行本は24巻まで発売されている。
900年前から生きている陰陽師・摩緒役は梶裕貴。令和の現代を生きる中学3年生・黄葉菜花役は川井田夏海が務める。火の術を操る陰陽師で、摩緒のかつての兄弟子・百火(ひゃっか)役は下野紘。裕福な家で汚れ仕事を請け負う優男であり、木の術を操る陰陽師・華紋(かもん)役は豊永利行が担当する。なお、梶、下野、豊永の3人は、過去に「MAO」のダイジェストムービーでも同役を演じていた。監督は佐藤照雄。アニメーション制作は「犬夜叉」シリーズも手がけたサンライズが担う。
「MAO」のTVアニメ化にあたり、高橋から直筆コメントが到着。梶は「大好きな高橋留美子先生作品に関わらせていただいているという、そのありがたみを噛み締めながら、毎話毎話、大切に摩緒を演じさせていただきました。佐藤照雄監督指揮の元、愛情と熱意に溢れたチームによって製作された本作。この上なく素晴らしい仕上がりになっていると、自信を持ってお知らせいたします!」と語った。
梶裕貴(摩緒役)コメント
この度、摩緒の声を担当させていただきます、梶裕貴です。ついに……ついに発表することができました! 最初に本作についてのインタビューにお答えしてから5年半。初めて声を当ててから4年。アフレコ開始から1年半。ようやく皆様に「MAO」アニメ化というハッピーな情報をお届けできるタイミングがやってきました! 本当に本当に、心の底から嬉しいです。大好きな高橋留美子先生作品に関わらせていただいているという、そのありがたみを噛み締めながら、毎話毎話、大切に摩緒を演じさせていただきました。佐藤照雄監督指揮の元、愛情と熱意に溢れたチームによって製作された本作。この上なく素晴らしい仕上がりになっていると、自信を持ってお知らせいたします!ご期待いただきつつ、放送をお待ちください!
川井田夏海(黄葉菜花役)コメント
黄葉菜花を演じさせていただきます、川井田夏海です。
オーディションを受けさせていただけること自体夢のようでしたが、まさか!菜花役を任せていただけるなんて?!と合格をいただいた時には武者震いしました。
「MAO」の世界の中を、どこか他人のような気がしない彼女と共に歩んで行ける事が本当に幸せです。
持てる力を全て注いで演じさせていただきます!ぜひ、放送を楽しみにお待ちください!
下野紘(百火役)コメント
以前「MAO」の原作コミックスのPVで演じさせていただいた時、
「このままアニメ化されたら是非とも引き続き演じていきたいです!」なんて言ってたら
本当に百火を演じ続けられると思わなかったので、驚きましたし、本当に嬉しかったです!
原作コミックスのPVから変わらず、梶くんは摩緒を、豊永くんは華紋を一緒に演じられるのも楽しみにしております!!
豊永利行(華紋役)コメント
原作コミックスのPVや、原作の配信番組でも演じさせていただいておりましたが、アニメでも続投と決まった時は本当に嬉しかったです……ホッと胸を撫でおろしました。
改めて華紋様と触れ合い、『MAO』の世界に没頭出来ること、役者としてチャレンジ出来ることを本当に楽しみにしております!
どうぞよろしくお願い致します!
TVアニメ「MAO」
NHK総合:2026年春放送
スタッフ
原作:高橋留美子「MAO」(小学館「週刊少年サンデー」連載)
監督:佐藤照雄
シリーズ構成:柿原優子
キャラクターデザイン・総作画監督:菱沼義仁
美術監督:加藤浩、保木いずみ
色彩設計:大塚眞純
CGディレクター:藤江智洋
撮影監督:伏原あかね
編集:新居和弘
音響監督:菊田浩巳
音楽:兼松衆
アニメーション制作:サンライズ
製作:「MAO」製作委員会
キャスト
摩緒:梶裕貴
黄葉菜花:川井田夏海
百火:下野紘
華紋:豊永利行
(コミックナタリー)