「全然タイプじゃねーから」って言われてても、好きになっちゃうときは好きになっちゃう！アシスタントの阿久根に釘を刺されたけれど、恋に落ちちゃったのが少女漫画家・豪です。天真爛漫で悩みなんてなさそうな豪ですが、「誰も好きになれないから」と自分のことを諦めたような孤独な一面もある、複雑なキャラクターに引き込まれます。そんな豪がBL漫画を描くための参考に「疑似片思い」の相手にしたのが、阿久根です。元保育士だけあって面倒見がすごくいい！豪の良き相談相手であり、豪に振り回されてもいます。そしてなにより二人の添い寝シーンがとっても素敵...♡豪が子どもの頃から胸にわだかまっている想いを、ぽつぽつと話すのを寝るまで撫でてあげる阿久根。そして朝起きて阿久根との距離の近さにあわてる豪が......！それから本格的に恋を意識し始めた豪の変わりっぷりは、よしよししたくなっちゃうくらい可愛かったです！！
漫画家同士という、BLファンなら興味津々なテーマで描かれるピュアな恋模様。ぜひ読んでお楽しみください！

＜あらすじ＞
少女漫画家の岡崎豪は、女の子にキュンとしてもらえる漫画を目指して日々邁進中。同じく漫画家の阿久根勇亮と切磋琢磨している。ある日、阿久根が男と裸で寝ているところを目撃し、驚く豪。仲良しだと思っていたけれど、お互い知らないことがいっぱいあると自覚した時、豪に「BLを描いてみませんか？」という誘いが...！漫画家×漫画家の仕事と恋を、絵津鼓がキュートに描きます！

まずは龍汰の超ド級天然由来の純粋無垢さを刮目せよ！素っ気ない態度を取られても出雲の役に立とうと奮闘するその一生懸命な姿...！！！感情がそのまま顔に出てしまう素直なところも愛おしくてたまらなくなってしまうはずッ！純粋でストレートな感情表現に胸キュン、いや胸ギュン不可避です。しかし！ピュア男子は受けだけではありません！龍汰の真っ直ぐな想いに触れ、じわじわと変化する出雲。クールを貫いていた彼が「一人にしないでくれ」と泣きそうな顔で訴えかける表情に、この圧倒的"萌え"！！！これまで必死に隠していた想いは、切実な表情や言葉となって溢れ出ます。尊い...ッ！！あまりにも尊いッ......！
幾度となく濃厚なキスシーンを見てきたはずなのに、触れ合うだけのキスでこんなにもドキドキできるなんて！そんな新鮮な感動も味わえちゃう、ピュアBLのエキスがぎゅっと詰まった『あわいろ絵巻』に溺れてください！！

＜あらすじ＞
龍汰（りゅうた）が住む村を訪れた祓（はら）い屋の青年。彼は龍汰が幼い頃、妖怪に襲われていたところを助けてくれた少年・出雲（いずも）だった。ふたりは「大きくなったら一緒に旅をしよう」と約束を交わしていたが、出雲はそのことを忘れているようで、そっけない態度をとられてしまう。そんなふたりの前に、子供の姿に化けた狐の妖怪・山吹（やまぶき）が現れ...

たくさんの女の子と遊んでいる貞操観念ゆるゆるなイケメンがたったひとりだけを愛する...乙女の夢ですよね。こちらの作品は「もうお前だけにする」って言われて大嫌いだったはずの攻めに徐々にほだされちゃう話です。
そんなほだされ受け・恭平は超田舎から上京してきた純粋ツンデレです！初対面の高良をただれたシティーボーイと表現したり、ゴムとグミを間違えたり......何この子、可愛すぎる...。序盤は安定のクズっぷりで恭平をもて遊んで、いじめちゃう攻め・高良。恭平が懐かないのも当然ですね(笑)しかし！！からかっているうちに恭平のピュアさと無自覚な色気にやられ、好きオーラ全開になっちゃうんですよ～！恭平の笑顔に赤面するし、いきなりやってきた恭平の幼馴染に嫉妬の嵐だし、これぞ「ただれてない恋」です！
受け攻めどちらも可愛く、明るく楽しくストーリーが進んでいく本作。凸凹コンビの可愛さを堪能してくださいね！

＜あらすじ＞
地方から上京してきた大学生の恭平（きょうへい）は、隣に住むただれた遊び人・高良（たから）と最悪の出会いを果たす。ある日ひょんなことから部屋に上がることに。高良のもてなしに、少しずつ警戒心を解き始めた恭平は、無造作に置かれたお菓子の袋に手を伸ばす――。
が、それはコンドームの包み紙で！？「試しにつけてやろうか？」凹凸コンビのピュア100％ラブ

不器用なふたりの純粋キラッキラな恋に、ときめく胸を抑えきれない！こちらの作品は言葉足らずなイケメンと、緊張するとすぐ顔が赤くなっちゃう引っ込み思案なピュアっ子の恋を描いています。攻めの刀真はクールなようでいて意外にヘタレ。恋人同士の距離感に緊張している歩夢が、楽しめていないと感じて恋人関係をやめようとしたり、せっかく歩夢から部屋に来てくれたのに手が出せなかったりと...意外と恋愛ベタなギャップにキュン♡とします。受けの歩夢は、緊張しいだけどやるときはやる子です！言葉が出ないかわりにギュッと刀真を抱きしめるシーンは歩夢の成長を感じて、さらに応援したくなります。また、はじめてのエッチでの「やめないで（涙目）」が愛おしすぎて、刀真だけでなく読者の心に住んでいる攻め心も、テンションだだ上がり間違いなし！！攻めも受けも可愛いくて仕方がない......！
恋に奥手なふたりの成長が楽しめる一冊でした。

＜あらすじ＞
引っ込み思案で緊張するとすぐ赤くなる歩夢。こんな自分は嫌だし変わりたいって思ってる...。ある日、電車でモデルのようにかっこいい大学生が痴漢に間違われている所に遭遇！勇気を振り絞り無実を主張し、彼を助けることができた。嬉しい気持ちで駅から去ろうとすると、鬼気迫る雰囲気で彼が追ってくる。遂に追い詰められ壁ドン！絶体絶命と思いきや、赤面しながら無言でお菓子を押し付けられて――！？

弱い部分を自分だけに見せてくれると好きになっちゃう！というのは恋愛の王道ですよね！受け・江本の中身はただただ純粋なだけですが、目つきの悪いイケメンフェイスのギャップもあってめちゃくちゃ可愛いです。ベロベロになって百戦錬磨の攻め・蝶子の手管にメロメロになってしまうシーンでは、そのちょろさと可愛さに心配にすらなるほど(笑)実は恋愛経験が全くないところも萌えポイントです！ギャップのオンパレードな江本ですが、一方の蝶子にもギャップがあるんですよ！普段はいわゆるオネエ言葉を使っているのに、江本の前では雄モード。とにかく色気がすごい...。怒濤のエロシーンはもちろん、江本の髪を乾かしてあげている日常のシーンまで色気だだ漏れ状態です！普段は甘々で優しくて、夜は少し強引に......♡これぞスパダリ！エロに次ぐエロ！！！そして恋するふたりの気持ちの揺れ動きにも、ときめくこともできる、エロもキュンも兼ね備えた一作でした。

＜あらすじ＞
若手俳優の江本は大学の後輩である鞍馬とコンタクトを取ろうとするもなかなかタイミングを掴めず、ストーカーのごとく付け回す日々。様子を見かねた売れっ子オカマタレントの蝶子に「鞍馬に近づくな」と忠告され反抗的な態度をとる江本。泥酔した江本のいつもとは違う弱々しい姿と鞍馬に謝りたいという本心を知った蝶子は江本のかわいさに完全ノックアウトされてしまい―――！？

性的な話題に嫌悪感を抱く攻めと、性的な知識がほぼない受け。
本作はそんなふたりが「エッチの勉強&練習」をするという、ムッツリ度高めのお話です♡AV女優で性に明け透けな姉のせいで、ソッチ方面の話題にうんざりしている主人公・小泉。嫌悪感に近い感情を抱いていて、そんな彼が恋に落ちた相手こそ、転校生の新庄。ヤンキーっぽい見た目からは想像もつきませんが、とっても優しくてしかも性的な知識はほぼゼロ！！さらにカッコイイのにどこか可愛い、そのギャップにやられて勃起がおさまらなくなる小泉のムッツリ純情っぷりがスゴイ！(笑)新庄と接するたびに勃起してしまうのは「自分がスケベだからではなく、恋をしたからなんだ」と自覚するシーンは、DTらしさを発揮しつつも性嫌悪の根深さを匂わせていて印象的でした。
指マッサージ、ゴムの試着(笑)、疑似セックス体験など、小泉のムッツリが炸裂するエッチシーンも必見！性に疎いがゆえに反応までもウブな新庄くん、間違いなく推せますよ！！

＜あらすじ＞
姉がAV女優だからと下世話な話題で絡まれがちな小泉をその場から救ったのは、転校生の新庄だった。ちょっと怖いけど、親切で、キレイな顔してて...えっちな話題に耐性ゼロ...！？そんな新庄と友達になりたい気持ちとは裏腹に、身体はドキドキムラムラが止まらなくて―...。スケベ心てんこ盛り！ジレンマ性春LOVE！？

神様系人外に、ショタの成長...こういったワードにビビッときた方、ぜひこちらをお試しあれ！！
山奥で拾い、実子のように育ててきた少年の正体が竜神で、ある日天界からお迎えが──！一瞬かぐや姫を彷彿とさせるストーリーですが、かぐや姫には無いエロさとコミカルさを本作は兼ね備えています。拾ってくれたメカ屋を「ととさま」と呼んで慕うツノがひたすら可愛く、メカ屋だけでなく読者もキュンキュン愛おしさを感じてしまうはず...！成長するにつれてメカ屋に「慕う」以上の感情を抱くようになるツノ。そんなツノに迫られて「父として」葛藤するメカ屋。どちらの気持ちも理解できるからこそ、ふたりの恋路にハラハラしてしまいました！！そして忘れてはならないエッチシーン！一緒に入ったお風呂で初射精しちゃうツノがはちゃめちゃにエロいッ！エロいことを全く知らない受けの「漏れちゃうっ」は、世界無形遺産に認定しても良いのではないでしょうか(笑)
ツノの実父、お付きの狐など人外神様好きなら見逃せない脇キャラも多数登場！おいしい設定尽くしの本作、ぜひいかがでしょうか！

＜あらすじ＞
山麓の集落で機械の修理・販売をしているメカ屋は、山奥で頭に角が生えた不思議な少年を拾う。メカ屋は少年に“ツノ”と名付け、成長するにつれてメカ屋に惹かれていくツノに迫られてしまうそんな時、ツノの実の父親から使者が迎えに訪れ、ツノの正体が竜神だと判明し――！？