慧と朝陽は幼馴染。自身をβだと思い込んでいた朝陽は、高校の時に受けた検査で「運命の番にしかフェロモンが反応しない特殊体質のΩ」であることが判明し、さらにαだった慧に突然犯されてしまい!? 関係が悪化したふたりは数年後に再会するのですが、とにかくもう～見ていてもどかしいぐらいの両片想いです。慧への恋心を自覚した直後の初ヒート、からの～めちゃくちゃ激しいセックス！ とんでもなく乱暴に朝陽を抱いているように見える慧ですが、読者からすれば「おいおい、朝陽のこと超好きじゃん!!」です(笑)。言葉にできない苛立ちを全部プレイとしてぶつけるなんて……不器用にも程がある！ そんな激しいプレイを受け入れ、とろっとろになってしまう朝陽が可愛いのも事実♡ 首輪に目隠しなど、涙と快感でぐちゃぐちゃの表情は必見です！　恋愛下手同士、すれ違いまくりの両片想い！ ハードプレイというスパイスを加えつつもラストはハッピーなのでご安心ください♪

＜あらすじ＞
幼い頃から毎日ケンカして、くだらないことで笑って、隣にいるのが当たり前の存在だった幼馴染で親友の朝陽と慧。しかし朝陽がバース検査で『特殊体質のΩ』だと診断されてしまったときから二人の関係は変わってしまった。

藤河るり先生が初のオメガバースに挑戦！ 通常でも匂い立つような濡れ場で魅了する作風にオメガバース設定が加わったことで、官能はいっそう色濃く、フェロモンでむせ返るようなエッチシーンが実現されました。さらに先生が加えたオリジナル設定が、物語のエロさを増し増しに。キスや性交など粘膜接触をするとΩの体に相手αの血統を示すマークが現れるというドラマチック設定で、αの優等性が強いほど、接触が多いほど、大きなマークになるというもの。吉田の額いっぱいに大輪の薔薇として現れたマークを見ていると、彼に注がれた日高の精力と能力の強さが彷彿されます。まるでその薔薇を孕まされたかのように思えるエロさがたまりません！　共に高校教師として出会い、体を重ね、互いに真のαとしてΩとして「目覚めていく」物語でもあり、かつ、Ωが教師を続ける難しさやΩ性に悩むDKの姿など、オメガバースならではの差別問題も盛り込んだ、読み応えある一冊です。

＜あらすじ＞
高校教師の吉田は、発情期のない“出来損ないのΩ”だ。周囲を惑わすフェロモンがでない…だからこそ教師としての信頼を得てきた。ところがある日、βの臨時教師・日高と手が触れあった瞬間、初めての発情期が訪れる。

エリートリーマンの成宮は中途入社してきた月島をライバル視していました。ある夜オフィスでヒート中の月島に遭遇し、αだと偽っていた月島が実はΩであることが判明！ 秘密をばらさない代わりに成宮は月島を抱くことになりますが……？ 大嫌いな相手の新たな一面を知り、カラダを重ねるごとに心を許していく……その過程を濃厚Hとともにお楽しみいただける作品です♡ スーツ＆ソックスガーターで乱れまくる月島の女王様みのある色気はもちろんなのですが、そのフェロモンに煽られてまさに「発情した動物」みたいに腰を振りまくる成宮の攻めっぷりもたまりません!! 擬音、汁っ気……読めば発情Ｈの凄まじさを目の当たりにできますよ～！ また、回数を重ねるごとにラブラブ度が上がっていくところも推しポイントのひとつです♪

＜あらすじ＞
「こんなΩ（やつ）と番（つがい）になってたまるか!!!」　とある商社でトップの営業成績を上げているα（アルファ）の成宮は、ライバルの月島のことが大嫌い。月島に負けるわけにはいかないと日々、対抗心を燃やしていた。

α・β・Ω、それぞれがバース性に翻弄され傷つけられる……山本アタル先生の傑作オメガバースです！　αしか生まれない旧家にΩとして生まれた千景と、そんな千景を幼少期に傷つけてしまった遠縁のα・大翔。高校生になって再会したふたりですが、千景はΩとしての人生を諦め性処理道具のように生きていました。千景の変貌ぶりに戸惑いつつも大翔はそのフェロモンに充てられてしまい……？　まず、αを誘う千景のフェロモンに圧倒されました。そこから徐々に「Ω」千景の不遇な人生が明らかになるにつれ、ゴリゴリと削られていくメンタル……。モ●レや暴力的なセックス描写も多く、思わず「幸せになれるの……？」と不安になってしまうほど。世界に蔑まれながら生きる千景とそれを守ろうとするも優しすぎるがゆえになかなか上手くいかない大翔。切ない心理描写は涙なしでは見られません。家系やバース性といった壁は運命で乗り越えられるのか!? 最後までお見逃しなく！

＜あらすじ＞
α家系の旧家・蒼摩家に生まれた千景はΩだった。幼少期に千景と出会い、心ない言葉で彼を傷つけてしまったことを後悔していた遠縁のα・大翔は、姉の失踪により蒼摩家当主となった千景のお目付役として呼び出される。

“発情って、どんな感じだろう”　オメガバース界で常に「普通」と称されるβ性たち。自分に起きないものだからこそ、αとΩの発情エッチに興味津々！ というめちゃ共感できる設定のもと、βリーマンズ・圭一とヤマトが好奇心で（というより女性研究者にほぼ騙されて）薬物による「無料発情体験」をする物語です。その夜そのままホテルで「がっつり、いたしてしまった」ふたりでしたが、ユニークなのは効果が後日も続き、やがてαとΩのように求め合うようになってしまうこと。ふたりは、他の相手に勃たなくなったり、ないはずのフェロモンが出たり、ついには体も変化を始め、ホントに発情期が……!? 相手がどんどん特別な存在になり、ヤマトが圭一を思って身を引こうとする事などいろいろありつつ、すべてを受け入れて番になる……と思いきや。「ｔｏｍｏｍｏ先生そうきたか！」の急転換。でも結局それが、真実の幸せだったと語られるエンディングにホッとします。

＜あらすじ＞
ごくごく普通のβであるヤマトが目覚めると、そこはラブホテル！！散乱するスーツとゴム、尻から垂れる白濁、そして隣に眠るのは親友でβの圭一で…！？

初恋相手との再会……今度こそ初恋大作戦を成功させたい！ 大好きな相手に抱かれたくて一生懸命なアホの子と、実は腹黒絶倫αだった攻めとのめちゃカワハッピーストーリー♪　「僕はエッチなりっちゃん…大好きだよ」Ω性のせいでいじめられていた律は、βの聡の言葉に救われ、同時に恋に落ちました。「せめて聡に処女を奪われたい！ まずは聡好みのエッチなΩになってやる！」と猛特訓の末、6年越しにチャンスが到来するのですが……？ 本当は純情処女なのにビッチを装う律のおバカ可愛さと、朗らかワンコに見えて実は腹黒＆性欲強すぎな聡のバッチュンバッチュンなＨシーンがたまりませんっっ！ ビッチ設定のせいで強いられるのはいつも超エロエロハードなプレイ！ 連続中●しにハメ撮りと、聡のあざとい表情の裏に隠された絶倫＆いじわるな一面に読者の口元もにんまりしっぱなしです♪ 攻めのことがとにかく大好き！ 一冊通してトロトロな受けを堪能できるお話ですよ♡

＜あらすじ＞
処女＆純情Ωの律は、初恋の相手・聡に再会。ビッチの振りしてエロエロに押し倒したら、まさかの両思いで幸せいっぱい！「聡がβでも、番になれなくても好き！」だけどビッチ設定のせいで超エロプレイを強いられて、しかも実は聡がαでーー!?

本能を抑えきれず番を傷つけてしまい罪に問われたαの大学生・類次。類次の弁護を担当することになった弁護士の静は、αの家系に生まれαとして生きるΩでした。しばらく同じ家に滞在することになった類似と静は、突然のヒートが起こって以来セフレのような関係になります。徐々に静に執着し始める類次と、あくまで弁護が終わるまでの関係と割り切っている冷静な静。「もっと素晴らしい人に出会えるよ」と言う静を手放したくない類次は「俺から離れられなくなるまでもうここから出さないよ」と静を監禁してしまい……!?　理性を保とうとしながら野獣のように静を求めてしまう類次に対し、普段は大人でクールな静も心の中ではΩとしての快楽に悦んでいて……。オメガバースの本能に翻弄される切なくて重厚なストーリーと貪欲に快楽を求めあうエロエロなハードプレイに興奮がとまりません！ ストーリーもエロも味わいたいという欲張りな方にピッタリの作品です♡

＜あらすじ＞
由緒正しいアルファの家系に生まれ、優秀な弁護士として周囲の尊敬を集める上代 静。彼は運命の番を殺しかけ罪に問われた男・多岐島類次の弁護を引き受ける。身元引受人のいない類次を預かった上代は、類次の体臭でヒートを起こしてしまい……!?

育ての父とふたりで暮らすαの高校生・音々と、音々の育ての父でかつて番に捨てられて以来発情が止まった40歳のΩ・恭壱。平穏に暮らしていたふたりの日々は、音々の16歳の誕生日を境に劇的に変化してしまいます。ずっと前から恭壱を好きだった音々は「僕から目をそらされるのはもういやなんだ」と、目覚めたばかりのαの本能によって恭壱の発情を誘発し、恭壱を数十年ぶりの快楽へと堕としてしまうのです……！ αとして覚醒していく音々と、音々に与えられる快楽に抗えない恭壱。そんな中で恭壱のかつての番が登場し……と、先の読めない展開にハラハラドキドキが止まりません。恭壱を愛するがゆえにもがく音々の愛と執着の深さ、そして父親でありながら息子を愛し始めてしまう恭壱の苦悩……。本能に支配されて快楽に身を捩る恭壱のとろあま顔は、親子モノのオメガバースならではの背徳感あふれるエロさです♡　義理の息子と元番に翻弄される四十路の色気を存分にご堪能あれ！

＜あらすじ＞
発情期なんて終わったと思っていたのに……。番のαに捨てられた過去を持つ、Ωの恭壱（きょういち）は、養子の音々（ネオン）と二人で暮らしていた。音々が16歳を迎えた日、平和な日常は一変する。