神社の次男である晴は白ヘビに変身できる生き神様。箱入り息子として大切に育てられましたが、そんな状況に息苦しさを覚えた晴は家出をしてみることにします！しかし、すぐに行き詰って爬虫類マニアの大学生・村崎に助けられたのです。友達のいない晴は村崎にはじめての友達になってもらって、同棲生活を始めたのですが……？
神様のように崇められて大事に大事に育てられた晴は超箱入り息子！学校に通ったこともなければ、外出も制限されています。そんな中、いろいろあって同棲を始めた2人ですが、村崎は寝ぼけて晴にキスしてしまって……戸惑いながらも世間知らず度MAXの晴は、友達同士なら自然なことなのかもと勘違い！天然炸裂の晴が愛おしすぎます。攻めの村崎もクールに見えますが、なんだかんだ抜けている晴のことが放っておけないんですよね～！
カワイイ絵柄で描かれる、純情箱入り息子のはじめての恋にキュンキュンすること間違いナシ！

＜あらすじ＞
生き神様としてあがめられヘビに変身できる体質の青年・晴は、その生活に息苦しさを覚え、ついに家出を決行！晴は草むらで弱っていたところ、爬虫類マニアの大学生・村崎に拾われ助けられる。

父親の秘書である郡士に長年、特別な想いを抱き続けている須春。「絶対に叶うことのない恋」だと、必死に気持ちを隠してきた大学生のある日！独り立ちの練習をするため、しばらくの間実家を離れ、群士の家で生活することが決まってしまい……？
大好きな人と過ごす時間が増えるにつれ、「失恋するのが怖い」とこの先の未来に不安を募らせていく須春。「須春さんが愛おしいです」と頭を撫でられた際、顔を赤らめながらも「誤解しちゃだめだ」と喜びと苦しみの狭間で揺れる姿は何とも切ない気持ちになります……！一方の郡士も日に日に成長し、遠ざかっていくような須春を見て、寂しいような嬉しいような複雑な気持ちを抱き始めます。普段は冷静なザ・大人な雰囲気を纏っていても、須春がピンチの時には感情を剥き出しにし、全身全霊で守る姿勢を見せる群士。自分たちでも自覚できていないほど、お互いがお互いにひどく惹かれ合っているという事実がこの上なくたまらない一冊です!!

＜あらすじ＞
事故の後遺症で足が不自由な須春は、幼い頃よりそばにいてくれた郡士にずっと片想いしている。叶うことのない恋と思っていたのに、父親の一言から、郡士との同居が決まって…！？

世間知らずでぼんくらなことに密かに引け目を感じていた御曹司・大河内一（はじめ）は、大学進学を機に実家を飛び出し、学生寮で暮らし始めます。ところがそこはとんでもないオンボロ、さらに住人たちはみんな一癖も二癖もあって、先が思いやられる……！そんな中、一は共同風呂で見かけた三角のぷりんぷりんの桃尻に一目惚れしてしまうのです。
このふたり、実はどちらも恋愛経験がなく、自分の感情を持て余しているのがポイント。テンパった一はお風呂で手〇キさせちゃうなど暴走から始まるものの、三角を振り向かせようと努力したり、見合う男になろうと健気に頑張ったり、その成長しようとする姿は微笑ましいです。一方受けの三角は、アラサーながらこれまで考古学研究に没頭し恋愛どころか性欲すらもなかった変わり者。恋愛感情に気づいたあとも一筋縄ではいきません。彼らならではのラストには胸が熱くなりました。ぜひご覧ください！

＜あらすじ＞
ワケあって家を飛び出した御曹司・大河内一。選んだ寮は予想以上のオンボロ寮。しかもそこにいたウマの合わない男の最高の桃尻が頭から離れない！

政治家の父を持ち、良家に育った日下太晴は世間知らずの学生。彼は転校生の水谷葵のことが気になっており、出来心から彼の後を尾けます。たどり着いたのは風俗店で、そこで水谷がΩであることを知ってしまいます。混乱する日下ですが、水谷は口止め料としてフ○ラ！さらに客とのセ○クスの様子を見せつけてきて……。
日下は箱入り息子として汚いことはほとんど知らずに成長してきました。そんな中で風俗店でバイトするという全く別世界で生きている同級生の水谷に目が離せなくなってしまいます。はじめは水谷に性的に触れてくる先生に気付かなかったのが、水谷のマスクの下の寂しげな表情に気付くほど夢中になってしまうんですね……！艶っぽい水谷と純粋無垢な日下という正反対な2人だからこそ惹かれあう……「オメガバース＝エロ」の方程式を覆すような、運命と愛憎が入り乱れる切ないストーリーに夢中になること請け合いです！

＜あらすじ＞
―良家に生まれ世間知らずな日下 太晴。彼は静謐な美しさを持った転校生・水谷 葵の事が気になっている。

ペットショップで売られていた子猫・りつは、優しい飼い主・渚に引き取られてから大切に愛されていました。しかし、渚が知らない人間と交尾している場面を目撃して……!?「俺の渚くん」だと思っていた幸せな日々から一変、どん底に突き落とされたりつ。家出中に出逢った美しいノラ猫・千寿にたぶらかされてしまいます。 世間知らずな飼い猫だからこそ、純真無垢なりつが快楽に溺れていく……その堕ち方に興奮間違いナシです！
また、「子猫の頃からりつだけが好き」と語る千寿の過去や、野良なのに付けている首輪の秘密など、物語の節々に感じる不穏な空気が気になってしかたありません！渚への想いを燻ぶらせたりつが、渚のすぐ傍で千寿の香りをまとって気持ちよくなってしまうところにもたまらなくキュンとしました。
「猫は猫同士しか交尾できない」ため、NTR特有の後味の悪さがないにも関わらず背徳感はバツグン！ NTRが苦手な方でも楽しめる至高の溺愛ラブです！

＜あらすじ＞
“りつ”には、小さな頃から心に決めた特別な相手がいる。それはりつの心優しい飼い主、渚くん。渚くんにとっても唯一無二の存在――だったはずなのに…

苦学生の佐久間大我は、学費免除の特待生を維持しながら週6でバイトする頑張り屋。バイト帰り、タヌキの置物に絡んでいた酔っ払い・九条湊をひょんなことから拾い帰ります。一晩泊めた翌日、大学で再会した湊が御曹司だったことを知り、奇妙な行動の数々が腑に落ちる大我。住む世界が違うからと離れようとしますが、なぜか家の前に湊が待ち構えていて……!?
温室育ちで世間を知らない湊が、一般家庭の過ごし方に興味津々なところが可愛さ満点！ 栽培している豆苗に名前をつけたり、初めてのスーパーに大興奮してキラッキラに目を輝かせる様子に、我が子を見守る母の気持ちになってしまいます(笑）。湊への好意を自覚した大我が葛藤しながら向き合っていく過程にも心を掴まれました！ そして男同士のセ○クスを知らない湊が、自らやり方を調べて迫る姿は必見！これぞ天性の誘い受けですよ。
初めての恋に翻弄される、ハッピーな格差ラブをお楽しみください★

＜あらすじ＞
バイト帰りに大我が拾った酔っ払い・湊は、とんだ世間知らずのお坊ちゃんだった。警戒心がなくコミュ力の高い湊に懐かれ、終いには同じ布団で寝るような関係に…

極夜の国を治める宵闇王は、周囲からも冷淡にされる名もない孤独な王。そんな彼はオアシスの国の皇子である煌を鳥籠の中に閉じ込め、煌を愛する(＝凌○する)ことに潤いを見出していました。それもそのはず、宵闇王は愛されることを知らずに生きてきたため、愛し方を知らないのです。もうこの前提だけで切ない……。陰の宵闇王に対して、純真で陽的な煌皇子は、監禁されたことに強く反抗するのですが、宵闇王から向けられる歪な愛に徐々にほだされていきます。しかしそんな中、極夜の国で王の暗殺計画が進みつつあることを知り……？
煌皇子に対して丁寧で優しい物腰で接するのに、閉じ込めて犯してしまう宵闇王。そんな彼の素性を知ってしまったら、もう萌えが止まりませんでした！ ２人でどうか幸せになってくれ～！ 孤独な宵闇王が煌皇子をさらった理由とは？ 物語の行く末はどうなるのか？ 陰と陽が織りなす、籠中のエキゾチックBLをぜひご堪能ください！

＜あらすじ＞
宵闇王は、妾の子であるが故に厄介者扱いされている。唯一の心の支えは、幼い頃に出会ったオアシスの国の皇子・煌。彼を手に入れるため、戦を仕掛け籠の檻に閉じこめたが…

美術教師の三木と日本画家の鶴間は12年来の親友同士。鶴間は三木にずっと片想いをしていて、過去に何度も告白をしていますが、当の三木はのらりくらりとかわすばかり。そんなこんなで三十路を迎え、変わらない関係のまま……かと思いきや!? 鶴間からの10回目の告白をいつものようにかわそうとする三木に、鶴間は「もう会わない」と告げて……!?
変わらない距離間の中に「恋人」という新たな関係が加わったことで、少しずつ色づいていくふたりの日常。そんな日常と色づいた非日常の絶妙なバランスに、彼らの心情が繊細に詳細に伝わってきます…… そしてやはり三木の京都弁も見逃せません！育ちの良さや人柄が表れつつも、鶴間との掛け合いはとてもテンポが良く、思わず口元が緩んでしまいました～！
恥じらいと甘酸っぱさ、三十路を迎えた男達が長い親友期間の末に育むふたりだけの純愛に心温まる本作。何十年先も変わらず支え合っていく彼らの姿を応援せずにはいられません！

＜あらすじ＞
出会いは美大、以来十二年の付き合いの三木と鶴間。 無二の親友…のはずなのだが、この十年何度も鶴間から愛の告白を受けてきた。