少年・青年マンガのスタッフオススメ
漫画大好き!なシーモアスタッフが厳選したおすすめ作品!隠れた名作が見つかるかも!?
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バトルを通じて成長する高校生たちの物語
チョコボール(シーモアスタッフ)
ファンタジー作品など数多くのヒット作を産み出し続けてファンが多いKADOKAWA出版の人気タイトル!漫画:ツカモリシュウジ先生、原作:横塚司(ヨコヅカツカサ)先生、キャラクター原案:マニャ子先生の体制でおくられる異世界転移してしまった現代の高校生たちが襲い来るモンスターたちに立ち向かって成長していくバトルアクション・ファンタジー!戦闘シーンは目を見張るものがあって、普通の高校生だったはずの少年少女たちが必死に戦う姿は必見。何故?どうして?それよりも迫りくる脅威から命を守ることが優先される極限状況の連続!苛烈なイジメが原因で人間不信の男子校生・カズは、道中で出会う女子高生たちに触れて、生きるための選択を強いられることになる…。RPGさながらのレベルアップ要素も面白い異世界サバイバルの開幕です!
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閉ざされた心と能力を引き出すのは?
いっちゃん(シーモアスタッフ)
実力主義の学園で最下級に沈む劣等生・ノゾム。日本刀を手に、幼馴染の美少女剣士リサと切磋琢磨する日々を送っていた彼の運命は、ある日突然、呪われたアビリティの発覚によって急転する――それは発現すると成長が止まる『能力抑圧』というものだった!故郷を離れ、リサにも去られたノゾムは絶望の淵に突き落とされる。自暴自棄となり、足を踏み入れた魔獣の住む森で襲われ、死を覚悟したその瞬間、運命的な出会いが、閉ざされた彼の未来を切り開く!原作・cadet(キャデット)先生とアンティーク先生が描くバトルファンタジー。研ぎ澄まされた刃がぶつかり合うような緊迫のバトルシーンは息をもつかせぬほど見事です!「何のために生きて、強くなるのか」――深い問いを抱え、暗闇の中でもがき続けるノゾムに、一筋の光は差すのか!?
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推しと推しが2人きりになるかも!?
わかちゃん(シーモアスタッフ)
Liella!メンバーの2人が過ごす何気ない日常を切り取ったオムニバス漫画。1話目では、嵐千砂都(あらしちさと)が、澁谷(しぶや)かのんの実家である喫茶店へ遊びに行き、2人でお茶を飲みながらほっこりした時間を過ごすというストーリー。5人でいることが多いLiella!のメンバーが、2人きりになる珍しいシチュエーションのショート漫画。かのんと唐可可(タンクゥクゥ)など、普段はあまり絡まない2人のイチャコラをたっぷり楽しめます。また、可可と葉月恋(はづきれん)には、平安名(へあんな)すみれのレッスンが炸裂! 彼女の独特な教え方に、思わず笑ってしまうかも。原作は矢立肇先生、原案は公野櫻子先生、作画は2C=がろあ先生、コミック原案は犬井楡先生です。KADOKAWAの「LoveLive!Days」に連載しており、現在(2025年5月3日時点)2巻まで発売中。普段のLiella!もめちゃめちゃ可愛いので、ぜひ読んでみて!
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ご当地の陶芸フリーコミックをリメイク!
わかちゃん(シーモアスタッフ)
父とともに岐阜県多治見市へ引っ越してきた豊川姫乃(とよかわひめの)。高校の入学日、姫乃は自己紹介で父が喫茶店を始めたことを伝え、店で選べるマグカップを見せます。すると、クラスメイトの1人が、「陶芸部の部室へ来てほしい」と姫乃をしつこく誘ってきて…。多治見市および周辺の産業でもある「美濃焼」をテーマに発行されたフリーコミックをリメイクした作品。陶芸を通じて亡き母の知られざる一面を知り、姫乃自身も陶芸の奥深さに引き込まれていくハートフルストーリーです。ろくろ体験では失敗してしまった姫乃ですが、筋は良さそうなのですぐに上達しそうな予感。彼女はさまざまな工夫を凝らして作品をつくるため、毎回出来上がりが楽しみです。作者は梶原おさむ先生です。秋田書店の「マンガクロス」に連載し、全2巻で完結。原作はテレビアニメ化も果たしました。青春ストーリーが好きな方、頑張る女の子が好きな方はぜひ読んでみて!
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アフリカ魔術を使う少年が日本で大暴れ!
のぞ(シーモアスタッフ)
ピリミーという国から日本へやって来た黒べえは、しし男(お)という小学生の家に居候中。ある日、家にいたずらをするネズミが出るようになり、しし男の母が困っていました。そこで、黒べえは木箱に魔法をかけてネズミを捕まえようとします。魔法を使える少年・黒べえに、しし男とその家族が振り回されるショートギャグ。好奇心旺盛で元気いっぱい、さらに負けず嫌いという黒べえは、毎回何かとトラブルを引き起こします。しかし、しし男や家族を助けたい、喜ばせたい、という気持ちが伝わるので憎めません。人間ではあるものの、小動物のような可愛らしさがある黒べえのデザインにも注目です。作者は藤子・F・不二雄先生です。小学館の「てんとう虫コミックススペシャル / 小学一年生」から発刊されており、現在(2025年5月3日時点)1巻まで発売中。テレビアニメ化も果たしました。藤子・F・不二雄先生の正統派ドタバタギャグなので、未読の方はぜひ読んでみて!
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不思議な生物が超能力で望みを叶える短編集
きりぽよ(シーモアスタッフ)
不思議な生物のポコニャンが特殊な能力で悩みを解決する、オムニバス形式のショート漫画。1話目では、「カメラを持っていないけど写真を撮りたい」という太郎の悩みを、ポコニャンが「おしゃれカメラ」で解決します。子どもの夢を叶えることに特化し、終始穏やかな笑いに包まれているショートコメディ。超能力だけでなく、場合によっては道具を使うこともあり、読者は毎回「どんな効果があるのかな?」とワクワクしちゃいます。また、ポコニャンと太郎が、まるで兄弟のように仲良しなのも魅力。楽しいときも悲しいときも寄り添ってくれるポコニャンが健気で可愛い!作者は藤子・F・不二雄先生です。小学館の「てんとう虫コミックススペシャル / 小学一年生」から発刊されており、現在(2025年5月3日時点)1巻まで発売中。テレビアニメやゲームも制作されました。藤子・F・不二雄先作品のなかで「癒やし系」と言われている作品を読んでみませんか?
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寄せ集めランナーで箱根駅伝を目指す…?
チョコボール(シーモアスタッフ)
高校陸上界で活躍が期待されていた蔵原走(くらはらかける)。しかし、高校在学中に暴力事件を起こし、名門大学への進学を取り消されてしまいました。家を追い出されてお金に困った走は万引きをしてしまい、店から全速力で逃走。彼のことを知る清瀬灰二(きよせはいじ)は、とっさに自転車で追うことに。同名のスポコン青春小説をコミック化した作品。走と灰二ら10人の大学生が、陸上選手にとって晴れ舞台のひとつである箱根駅伝へ挑みます。しかし、灰二が集めたメンバーのなかには陸上未経験者がちらほらいるうえに、頼みの綱の走もやる気ゼロ。メンバーを言いくるめたり、ときには脅したりする灰二の手腕が実に見事です。まったく息が合わない10人の箱根駅伝出場は叶うのか…?原作は三浦しをん先生、漫画は海野そら太先生です。集英社の「週刊ヤングジャンプ」に連載し、全6巻で完結。テレビアニメ化や舞台化も果たしました。駅伝の面白さを知りたい方におすすめ!
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あの感動をもう一度! 映画1作目を漫画化
ませびー(シーモアスタッフ)
トニー・スタークは、兵器開発を行っている大会社の社長。事業もプライベートも順調でしたが、アフガニスタンで敵襲に遭い、トニーは過激派の一味に捕らえられます。彼らに最新のミサイルを製造しろと言われたトニーが造り始めたのは、頑丈なアーマーでした。マーベルのヒーロー映画「アイアンマン」をコミック化した作品。映画を忠実に再現しつつ、技術的な解説や心に残るセリフなどが追加されています。トニーを始め、各キャラが映画キャストに似せて描かれているので、漫画から映画の順で観ても違和感なし。同時収録のコミック「Iron Man #200」を読むと、映画および本作のスタイリッシュさにビックリするかも。原作はピーター・デヴィッド先生とクリストス・N・ゲイジ先生、そしてデニー・オニール先生、作画はシーン・チェン先生とヒューゴ・ペトラス先生、そしてマーク・ブライト先生、翻訳は光岡三ツ子先生と石川裕人先生です。小学館集英社プロダクションから発刊され、現在(2025年5月7日時点)1巻まで発売中。アベンジャーズのなかでも人気の高いヒーローなので、一度読んでみては?
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ゆるふわなのにダークな同居コメディ
ませびー(シーモアスタッフ)
草隠(くさがくれ)さとこは、里を抜け出した忍者の少女。さとこが空腹のあまり道端に倒れ込んでいると、通りかかった女子高生のこのはがご飯を食べさせてくれました。さとこがこのはに身の上話をしていると、そこへ里からの追手の忍者が登場! さとこが里を抜けた事情を説明していると、このはが一瞬で追手を返り討ちに…!ポンコツな忍者のさとこと、凄腕の殺し屋・このはが同居するダークコメディ。可愛らしい絵柄なのに、ばんばん人が殺されるというギャップにしびれます。また、現代社会に戸惑う世間知らずのさとこと、プロの殺し屋と女子高生の顔を使い分けるこのはの対比が絶妙! さらに、2人の百合なシーンもあり、いろいろな意味でドキドキさせられます。作者はハンバーガー先生です。KADOKAWAの「コミック電撃だいおうじ」に連載しており、現在(2025年4月30日時点)5巻まで発売中。テレビアニメ化も果たしました。ほのぼの×殺伐という唯一無二なコメディを読んでみませんか?
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新旧世代が邂逅! 隠れた名作をコミック化
AI王子(シーモアスタッフ)
舞台は、壊滅状態に陥っている地球。その日、少年のガロード・ランは、暴れ回るMS(モビルスーツ)を狩っていました。その様子を見た男性がガロードへ声を掛け、野盗にさらわれた少女を助け出してほしいと頼みます。ガンダムシリーズのなかでも不朽の名作と言われているアニメ「機動新世紀ガンダムX」をコミック化した作品。活発で頼りがいのある少年と、不思議な能力を持つ少女のボーイミーツガールから始まります。ガロードが救い出した少女のティファ・アディールは、素性が不明なうえに何やら訳ありな様子? しかし、ガロードは迷うことなくティファのことを信じます。初代ガンダムへのオマージュも散りばめられているので、往年のファンならさらに楽しめます。原作は矢立肇先生と富野由悠季先生、漫画はときた洸一先生です。KADOKAWA、講談社の「コミックボンボン」に連載し、全3巻で完結。ニュータイプ派にもオールドタイプ派にも読んでほしい傑作です。
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ロボットに育てられた少女が世界の謎を解く
きりぽよ(シーモアスタッフ)
その惑星では1000年前に人類が姿を消し、代わりにロボット達が暮らしていました。ある日、一体のロボットが生命維持装置に入れられていた人間の少女を発見。しかし、人間はロボットにとって有害な存在であるため、警備隊へ報告をしなければなりません。同名のオリジナルSFアニメをコミック化した作品。本作の魅力は、サラを慕うロボット達の人間味! 彼女がケガをすれば心配し、成長に合わせて服や靴を作り直すなど、人間顔負けのお世話をしています。サラとロボットの親子愛を感じて、思わずウルっとくる場面も。中盤からはガラッと展開が変わり、サラの命を賭けた冒険が開始! ストーリーのテンポが良く、2巻完結とは思えない濃密な作品です。原作はNETFLIX、漫画は磯本つよし先生です。少年画報社の「月刊ヤングキングアワーズ GH」に連載し、全2巻で完結。親子で観るのにおすすめな作品です。
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お尋ね者の少年が世界を救う…?
じゃっくさんの奴隷(シーモアスタッフ)
21世紀半ば、破綻した日本は諸外国に占領され、各国の人型兵器「AMAIM」が日本各地へ送り込まれました。メカ好きの少年・椎葉(しいば)アモウが、AMAIMのパーツを求めて四国の山へ入ると、どこからか助けを求める声が…。同名のロボットアニメをコミック化した作品。自分の手で組み上げたロボットに乗るという設定に、メカ好きはテンション爆上がりすること間違いなし。設定そんなAMAIMを動かすアモウは軍人でもないただの少年ですが、「もう、人が死ぬのを見たくない」という一心で戦いに身を投じていきます。アニメ版よりも、アモウの心情が掘り下げられているので、アニメ履修済みの方も新鮮な気持ちで楽しめますよ。原作はSUNRISE BEYOND、漫画は田口央斗先生、企画協力はBANDAI SPIRITS、その他にキャラクターデザインの大貫健一先生など6名が関わっています。株式会社ホビージャパンの「月刊ホビージャパン」に連載し、現在(2025年5月3日時点)1巻まで発売中。ロボットモノの隠れた名作を読んでみませんか?
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お気楽王子が魔術で無双するファンタジー
まゆびー(シーモアスタッフ)
魔術を極めたいと願いながら死んだ男性が、第7王子・ロイドに転生します。ロイドは生まれながらに膨大な魔力を持っているうえに、王位争いとも無縁な立場。そのため、ロイドは暇さえあれば魔術の勉強をしていました。ある日、魔人を封じた禁書が城の地下書庫にあると聞いたロイドは、いてもたってもいられず見に行くことに。天才魔術師の少年が、ガンガン無双していく同名小説をコミック化。新しい魔術を見てハアハアするロイドに、ショタ好きな方はドギマギしちゃいそう。一方で、ロイドが魔法を試すときに見せるサイコな表情には、震え上がるような怖さを感じます。もっと魔術を極めたいロイドと、彼の世話を焼きたいメイド達の、わちゃわちゃした攻防も本作の見どころ!原作は謙虚なサークル先生、作画は石沢庸介先生、キャラクター原案はメル先生です。講談社の「マガジンポケット」に連載しており、現在(2025年4月30日時点)3巻まで発売中。テレビアニメ化も果たしました。美麗なカラーページも含まれているので、ぜひ読んでみて!
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目指せ! 最強のカードバトラー!
うーちゃん(シーモアスタッフ)
小学5年生の俺牙(おれが)ファイヤは、「オレカ」というモンスターカードバトルにハマり中。ある日、潰れたボーリング場にオレカバトルのゲーム機があるのを発見し、さっそくカードを差し込んでみることに。すると、驚くことにカードのモンスターが実体化したのです。同名のトレーディングカードアーケードゲームをもとにした、オリジナルストーリー。バトルを吹っ掛けられたり、モンスターに襲撃されたりしながら、ファイヤとモンスターはどんどん成長していきます。また、モンスターの実体があるのでバトルもド迫力! とくに巨大なドラゴン同士の戦いは、カッコ良すぎて何度も見返しちゃうかも。原案・監修はコナミデジタルエンタテインメント、漫画は山浦聡先生です。小学館の「別冊コロコロコミック」や「月刊コロコロコミック」に連載し、全7巻で完結。原作ゲームはテレビアニメやゲームも制作されました。昔オレカにハマった方や、今ハマっている方におすすめ!
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罪人が魔王を討伐!? バトルファンタジー
チェック(シーモアスタッフ)
この世界では、魔王軍と戦い続けなければない「勇者刑」という刑罰がありました。勇者刑に処されたドッタ・ルズラスとザイロ・フォルバーツは、たった2人で5,000体もの魔物へ挑むことに。戦地へ向かうなか、コソ泥のドッタがいつの間にか豪華な箱を窃盗。箱を開けてみると、魔王の天敵である「女神」が寝ていました。同名ライトノベルをコミカライズしたダークファンタジー。通常、勇者は正義のヒーローの象徴ですが、本作では罪人が魔王討伐に挑むという斬新な設定が秀逸です。キャラクターもクセツヨばかりで、盗人のドッタはアホっ子、女神の少女はプライドが高め。この先、ザイロが苦労する姿が容易に想像できます。また、ザイロは妙に戦闘慣れしているため、彼がなぜ処罰されたのかも気になるところです。原作はロケット商会先生、キャラクター原案はめふぃすと先生、作画は井上菜摘先生です。KADOKAWAの「カドコミ」に連載しており、現在(2025年5月3日時点)2巻まで発売中。2025年10月からテレビアニメの放映も予定されています。王道を覆した勇者物語を読んでみませんか?
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今回の任務では参謀・グレーテが大活躍!?
ませびー(シーモアスタッフ)
落ちこぼれ少女達で構成されたスパイチーム「灯(ともしび)」のメンバー達は、初任務を見事達成し、南国でバカンス中。皆は夕飯を賭けたビーチバレーで熱戦を繰り広げていますが、グレーテはボスのクラウスへ渡すお土産を選んでいました。大人気ライトノベル「スパイ教室02 《愛娘》のグレーテ」のコミカライズ版。繊細なタッチで知られるべにしゃけ先生が作画を担当しており、各キャラの可愛らしさがよりアップしています。また、本作はグレーテの魅力がてんこ盛り! 彼女のクラウスへの想いや、スパイとしての優秀さをたっぷり掘り下げているので、彼女のファンなら見逃せません。原作・脚本は竹町先生、漫画はべにしゃけ先生、キャラクター原案はトマリ先生です。KADOKAWAの「月刊コミックアライブ」に掲載しており、現在(2025年4月18日時点)2巻まで発売中。ひたむきにがんばる健気な少女が好きなら刺さります!
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見習い魔女が人々の悩みを解決します!
チョコボール(シーモアスタッフ)
ある日、魔女見習いのメグ・ラズベリーは、師匠から「お前は一年後に死ぬ」と告げられます。師匠いわくメグには死の呪いがかかっていて、17歳で呪いが発動したとのこと。メグが生き延びるためには、喜びの感情を集めて「命の種」を作らなければなりません。同名のライトノベルをコミック化した作品。メグは人々を心から笑顔にさせるために、困りことや悩みごとを解決していきます。あまり魔法に頼らず、じっくり話を聞いて謎を明かしていくケースもあって、人情探偵モノの要素も含まれています。また、ギャグパートも満載で、メグはヒロインらしからぬ変顔も披露! 笑って泣いてハラハラできる傑作です。原作は坂先生、漫画は雨霰けぬ先生、キャラクター原案はコレフジ先生です。KADOKAWAの「電撃コミックレグルス」に掲載しており、現在(2025年4月30日時点)4巻まで発売中。テレビアニメ化も果たしました。明るくポジティブなヒロインが好きならハマります。
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目指せ連続クリア! デスゲームに挑む少女
ノラ(シーモアスタッフ)
ある屋敷に連れて来られた6人の少女達。彼女達はデスゲームの参加者で、生きてこの屋敷から脱出すれば大金が手に入ります。一行は協力し、まずは今いる食堂から出るための鍵を探すことに。鍵はなんなく見つかるも、取ろうとした瞬間にトラップが発動!同名ライトノベルのコミカライズ版。デスゲームの達人・幽鬼(ゆうき)が参加したゲームが、時系列関係なくオムニバス形式で紹介されます。幽鬼を含む参加者はキラキラの美少女達で、衣装もメイドやバニーなど可愛さ爆発! 絵柄も美麗なので、ついじっくりと眺めたくなります。しかし、次のページでは彼女達が酷い目に遭い…といった展開もあるので、ずっと心臓がバクバクしっぱなし!原作は鵜飼有志先生、キャラクター原案はねこめたる先生、漫画は万歳寿大宴会先生です。KADOKAWAの「月刊コンプエース」に連載しており、現在(2025年4月30日時点)3巻まで発売中。原作小説はテレビアニメ化も果たしました。デスゲームが好きなら、ぜひ読んでみて!
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演劇に魅せられた少年少女の青春物語
亀(シーモアスタッフ)
中学生の浜野陽太(はまのようた)が所属する演劇部は、予選を勝ち抜いて念願の「全国総合文化祭 神奈川県大会」へ出場を決めました。明日の本番で陽太達が演じるのは、ボクシングを題材にした作品。陽太が脚本を担当したこの作品には、ある友人への思いが込められていました。高校演劇の魅力と奥深さをハンパない熱量で語る青春物語。演劇をテーマにした作品だけあって、キャラのセリフも研ぎ澄まされています。陽太は演劇で世界を獲ると宣言しますが、ストイックにコツコツ努力できる彼なら夢ではない…? ただ、陽太が世界一になるためには、学生のレベルを凌駕するライバル・村岡茉莉(むらおかまり)に勝たなければなりません。これから2人が、どんな作品を演じていくのかが楽しみです。作者は田川とまた先生です。小学館の「マンガワン」に連載しており、現在(2025年5月3日時点)1巻まで発売中。演劇の楽しさを味わってみたい方はぜひ読んでみて!
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鏡の中から“アイツ”が来る…!!
パーマ(シーモアスタッフ)
桐山菜月の学校では、生徒の事故が相次いでいました。先日、美術準備室で動画を配信していた男子生徒が死に、今度は女子生徒が自宅の自室で死亡。桐山菜月はふと、生前の女子生徒とすれ違ったときに、彼女が「気づかれた」と呟いたことを思い出します。ライトノベル「鏡怪潜〜キョウカイセン〜」のコミカライズ版で、どこの学校にも付き物の怪談話が現実になってしまうオカルトホラー。霊(?)による殺人が横行し、血や生首などもがっつり描かれます。霊をやり過ごす方法はあるのですが、菜月のようにとっさに実行するのは絶対に無理!! 読後には「もし今、殺人鬼から狙われたら…」と想像してしまい、眠れなくなるどころかトイレもお風呂も1人で行けなくなりそう…。原作はウェルザード先生、漫画は竹鶏三歩先生です。一迅社の「comic HOWL」に連載しており、現在(2025年5月3日時点)1巻まで発売中。理屈抜きの恐怖をたっぷり味わえる作品です。
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ホント、春道って熱くて、優しいんだよな!
ノラ(シーモアスタッフ)
「いーじゃねーかよ、カラスでよ!」――高橋ヒロシ先生の魂がこもった本作は、不良漫画というジャンルを超越している!生き様、誇り、そして固い絆で結ばれた友情が胸に突き刺さる、まるで魂の咆哮のような作品です。舞台は不良たちの野心と暴力が渦巻く鈴蘭男子高等学校。そこで、ひときわ異彩を放つ主人公こそ、主人公・坊屋春道。破天荒で予測不能、誰にも縛られない自由を渇望する男。しかし、『クローズ』の魅力は春道だけでなく、登場する桐島ヒロミや武装戦線の阪東秀人、さらにはリンダマンなど様々なカリスマを備えたキャラクターが躍動するとこにもあります!友情、裏切り、葛藤、そして成長を描いた熱い生き様は時代を超えて、心に響きます!映画化もしたアウトローの金字塔!新装版で伝説の幕開けを、ぜひその目に焼き付けてください。
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高校中退&無職の広が家を買う…?
AI王子(シーモアスタッフ)
高校を中退し、ダラけた日々を過ごしていた田中広。ある日、広が昼ドラを見ながら寝そべっていたところ、母親が「毎月3万円を払え、さもなくば追い出す」と宣言します。慌てた広は、肉体労働のバイトをすることに。1か月後、彼は手にしたバイト代で、なんと「家」を購入…!?「高校アフロ田中」の続編にあたる作品。勉強したくないがために自主退学するほどやる気ゼロの広ですが、本作では自立しようとしたり、彼女を作ろうとアクションを起こしたりと活発的です。さらに、友人が起こした浮気騒動にも巻き込まれてしまい、広は一肌脱ぐことに…? とはいえ広の本質は変わっていないため、彼のモノローグや友人達とのムダ話には大笑いさせられます。作者はのりつけ雅春先生です。小学館の「ビッグコミックスピリッツ」に連載し、全10巻で完結。共感必至のリアルすぎる青春コメディを読んでみませんか?
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因縁の対決が蘇る! 人気シリーズを再構築
チェック(シーモアスタッフ)
時代はC.E.70年、従来の地球人による連邦軍と、新人類による国家・プラントの間で戦争が勃発。衛星ヘリオポリスでは、プラントの補給基地が次々と破壊されてしまいます。プラントの軍隊・ザフトはその犯人と見られるモビルスーツを発見! さっそくミゲル・アイマンが出撃します。「機動戦士ガンダムSEED ASTRAY」シリーズの10周年を記念して発刊された外伝。ジャンク屋組合に属する面々の視点を通して、各作品の裏で起こっていたエピソードを描いています。思いがけないキャラ同士の出会いに、往年のファンは思わず「えっ」と叫んでしまうかも。おまけとしてキャラに関するコラムやガンダム ASTRAYの設定画、4コマ漫画などもあるので、隅々までじっくり読みたくなること間違いなし。原作は矢立肇先生と富野由悠季先生、漫画はときた洸一先生、シナリオは千葉智宏(スタジオオルフェ)先生です。KADOKAWAの「角川コミックス・エース」から発刊され、全6巻で完結。完全版ともいえるリマスターなので、ぜひ読んでみて!
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シリーズのなかでも大人気の章を漫画化
烏龍(シーモアスタッフ)
STL試験を受け、仮想世界へ送り込まれた桐ケ谷和人(きりがやかずと)。そこでは、物の天命を可視化できました。和人(キリト)は食べ物の天命を伸ばすために、友人のユージオとアリスへ氷を入手しようと提案。3人は次の休息日に氷の洞窟へ向かうことに。大人気ライトノベル「ソードアート・オンライン(SAO)」の第4章をコミック化した作品。シリーズ最長のエピソードですが、原作に沿って丁寧に、かつ上手く削ってまとめられています。仮想世界ゆえにユージオとアリスはNPC(ノンプレイヤーキャラクター)ですが、和人に同年代の友達ができたのは今までにない新鮮な展開。また、和人が初代SAOのスキルを使うシーンがあるので、往年のファンなら感動待ったなし!原作は川原礫先生、漫画は山田孝太郎先生、キャラクターデザインはabec先生です。KADOKAWAの「電撃文庫MAGAZINE」と「WEBデンプレコミック」に連載し、全5巻で完結。原作小説からアニメの第3期が制作されました。「アリシゼーション編」をざっくり知りたい方におすすめ!
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熱い父子の心踊るヒューマンドラマ
わかちゃん(シーモアスタッフ)
幼い頃に母を亡くし、父と二人で暮らす平勝平太(たいらかっぺいた)。父親の苦労を誰よりも理解する彼は、いつしか自分の気持ちを押し殺し、どこか冷めた少年を演じるようになっていた。そんな息子のために父・茂雄は、廃材置き場で見つけたパーツで手作りのカートを組み始める。それが、親子の新しい物語の始まりだった――!『め組の大吾』『昴』など数々の大ヒット作を生み出した曽田正人先生が描く、親子の絆と夢が加速する本格ヒューマンドラマ。全ての曽田先生の作品に共通するのですが、熱い思いがビシビシと伝わってきます。キャラクターの想いが爆発する時の、魂を揺さぶる恍惚感を伴った表情や、ただ一点を見つめ、時には頑固になってでもスジを通す主人公の行動力に圧倒されてしまいます!自分の中の熱い気持ちを思い出させてくれますよ!
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こういう王道設定はやっぱり面白い!
さーちゃん(シーモアスタッフ)
友人に勧められてゲームの異世界に入り込んで楽しむことができる巷で話題のゲーム「FWO(ファンタジー・ワールド・オンライン)」にのめり込む少年・ユウは、さながら少女のようなキャラクターエディットをして、さっそく誘ってきた友人タクとユウの妹シルフとゲームに興じていた。早速、お互いの職業を確認すると、黙り込む2人。どうやらユウが選んだ職業「召喚士(サモナー)」は、ファンの間でも有名な「地雷職」らしく扱いづらいらしい。しかしユウは気にしない。だって可愛い動物を召喚士してモフモフしたいから!原作:テトメト先生、漫画:藤島真ノ介先生たちがおくる「オンラインゲーム」×「異世界」×「モフモフ」をテーマに少年がゲーム世界でスローライフを満喫するほのぼのファンタジーの冒険は始まったばかりだ!
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リーダーたちの若き日々の原点
チョコボール(シーモアスタッフ)
『ヒプノシスマイク』――アニメ、ゲーム、舞台、ラジオなど、多岐にわたるメディアを席巻したキングレコード・EVILLINERECORDSの声優プロジェクト。武力に代わり、言葉が力を持つH歴。国家転覆を成し遂げた『言の葉党』党首・東方天乙統女が握るヒプノシスマイクは、その言葉で人々の精神を干渉し、攻撃する力を持っていた。本作では、鴉月ルイ先生が伝説のチーム『TheDirtyDawg』結成へと繋がるストーリーを描く。天才医師・神宮寺寂雷と、天真爛漫な飴村乱数が出会い、そして、熱き信念を持つ山田一郎と、碧棺左馬刻が激突!それぞれの想いをマイクに乗せた、魂を揺さぶるラップバトルが、今、幕を開ける――!それぞれのリーダーたちの若き日々の群像劇をご覧ください!
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ケモ耳女子+人間のドタバタ学園ラブコメ
焙煎男(シーモアスタッフ)
さまざまな動物が通う私立シートン学園。ある日、パンダであるメイメイが、1週間後に中国へ帰ることが決定。メイメイは友達に“お願い”を叶えてもらうことにします。わがまま放題で楽しんだメイメイですが、本当はある言葉を言ってほしいと思っていました。さまざまな種族の生徒が通う、私立シートン学園で巻き起こるラブコメ。「群れなせ! シートン学園」から本タイトルに変更した第40話からを収録しています。可愛いケモ耳美少女がわんさか登場し、なかにはドキドキなお色気シーンもあり! また、動物の生態を取り入れたギャグの切れ味も良く、大笑いしながらも感心させられます。作者は山下文吾先生です。小学館の「群れなせ!シートン学園シリーズ」として発刊され、全9巻で完結。テレビアニメ化も果たしました。個性しかない動物達+人間のドタバタを見てみませんか?
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今年はクリスマスプレゼントを“渡す”側!
まゆびー(シーモアスタッフ)
12月23日の夜、クリスマスケーキを該当販売していたノエルは、怪しい老婆に声を掛けられます。その老婆は占い師のようで、福引の抽選機のような物を回せと言います。しぶしぶノエルが回してみると、赤い玉が出てきました。すると老婆は「クリスマスに、何かが起きる」と予言して…。劇場アニメ「サンタ・カンパニー 〜クリスマスの秘密〜」の公開に合わせて発表された作品。イラスト集や絵本などと間違えてしまうほど、カラーページが美麗! ストーリーは映画に沿っているものの、本作ならではのオリジナル要素も追加されているので、劇場アニメを観た方も楽しめます。12月24日にノエルが体験した出来事には、子どもも大人も興味津々になること間違いなし。原作は糸曽賢志先生、構成は野口周三先生、漫画は桃井優月先生と品川千陽先生です。LINE Digital Frontierの「LINEマンガ」に連載し、全3巻で完結。クリスマスの“裏側”を見てみませんか?
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明治時代の発明家がカーレースに参戦!
ラッキーボーイ(シーモアスタッフ)
空乃天晴(そらのあっぱれ)は、カラクリの魅力に取りつかれた少年。大商人の家に生まれるも、店の手伝いもせず研究に没頭していました。父や剣術の師範代である一色小雨(いっしきこさめ)がいくら諫めても、天晴は聞く耳を持ちません。挙句に天晴は、自分で造った蒸気船で旅に出ると言い出します。同名テレビアニの放映とともに発表されたコミカライズ版。明治時代後期の天才発明家・天晴が、未知の乗り物である“自動車”に出会い、アメリカ大陸を横断するレースに挑みます。日本にいたころの天晴はめったに笑わず飄々としていましたが、旅に出てからというもの少年らしい生き生きとした表情に。技術を褒められた天晴が嬉々として説明し続ける様子は、エンジニアあるあるなのかも? 天晴が発明したトンデモカラクリにもご注目ください。原作はAPPERRACING先生、作画はアントンシク先生です。KADOKAWAの「ヤングエース」に連載し、全3巻で完結。掟破りのカーレースを観戦してみませんか?
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江戸川乱歩先生の猟奇サスペンスを漫画化
わっきー(シーモアスタッフ)
時は大正15年、売れない小説家の人見広介(ひとみひろすけ)は、「巨万の富を手にして地上の楽園を造る」という妄想を繰り広げていました。そんなある日、広介の友人で富豪の御曹司である菰田源三郎(こもだげんざぶろう)が死んだという知らせが入り、広介はある計画を思い付きます。江戸川乱歩先生の作り出す独特な世界感と、丸尾末広先生の艶めかしくも不気味なタッチの作画が見事に融合したコミカライズ作品。最初は理想郷を夢見る広介に共感し、彼の大胆かつ狂気的な作戦が明らかになったときにはえもいわれぬ恐怖に包まれます。衝撃のラストには名探偵・明智小五郎も登場するので、乱歩ファンにはたまらない作品!原作は江戸川乱歩先生、脚色・作画は丸尾末広先生です。KADOKAWAの「月刊コミックビーム」に連載し、全1巻で完結。原作小説は実写ドラマ化も果たしました。本作で江戸川乱歩先生の世界に触れてみませんか?
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老齢ワンちゃんの鋭いツッコミがたまらない
さーちゃん(シーモアスタッフ)
大学進学を機に家を出ることになった主人公・りえ子は、家族で11才3ヶ月の老齢ワンちゃん「ポン太」と、これで最後の散歩か・・・なんて、しみじみと物語が幕を開けます!しかし、散歩に連れ出されたポン太の心の声が「的確過ぎる」回答(という名のツッコミ)がしみじみとさせてくれない!絶妙なやりとりが面白すぎて、散歩中のポン太との掛け合いは必見!作中の時系列は不規則に進み、りえ子とポン太との過去の思い出を振り返るような描写に思わず微笑んでしまいます!(外で読む際は要注意w)ほっこり系の日常で構成されていく本作の独特のリズムのギャグ構成にハマること間違い無しのオススメのギャグ・コメディー作品です。
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目指せ、お笑い芸人! 人気アニメを漫画化
いっちゃん(シーモアスタッフ)
お笑いコンビ「とこなつ」を結成した凩(こがらし)まふゆと、北風ふぶき。2人が公園で掛け合いの練習をしていると、お笑いコンビ「R凸(アールデコ)」の新谷(あらや)りんから電話で呼び出されます。まふゆとふぶき、りんとその相方である朝生祇(あそうぎ)なゆたの4人がカフェに集合すると、りんがいきなり「お題」を出してきて…。同名のオリジナルテレビアニメをコミック化した作品。「らき☆すた」で知られる美水かがみ先生がキャラクター原案を担当しているので、とにかく女の子キャラが可愛い! そんな彼女達がわちゃわちゃしまくるため、思わずニヤニヤしちゃうかも。お笑いライブへの出場を目指す2組のコンビが、どんなネタを作るのかが楽しみです。原作はむげんだい∞先生、漫画は神無月羽兎先生、原案・原作イラストは美水かがみ先生です。KADOKAWAの「月刊コミックアライブ」に連載し、全2巻で完結。お笑いを知らなくても楽しめるので、一度読んでみて!
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フェスを目指せ! ボーイズバンドが始動
人参次郎(シーモアスタッフ)
大学生の七星蓮(ななほしれん)は、あるバンドのボーカルに憧れを抱いていました。自分もいつか同じステージに立ちたいと考えた蓮は、その日も学校が終わるとカラオケボックスで歌の練習に励みます。そこへ通りかかった五稜結人(ごりょうゆうと)は、蓮の歌声を聞いて自分のバンドボーカルに即スカウト!テレビアニメ「アルゴナビス from ARGONAVIS」のコミカライズ版。蓮の想いは「歌手になりたい」といった軽いものではなく、自分で自分を追い込むほどに苛烈です。その一方で、蓮には「歌以外はポンコツ」というお間抜けな面もあり、彼のギャップに吹き出してしまうかも。また、本作はストーリーがアレンジされているので、Argonavisメンバーの新たなエピソードを楽しめます。原案は毛利亘宏先生、原作はブシロード、漫画は宮島京平先生、キャラクターデザインは三好輝先生です。集英社の「少年ジャンプ+」に連載し、全2巻で完結。原作アニメは劇場アニメやスマホアプリも制作されました。バンド好きならハマれます!
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願いが叶うトンネルで少年が見たものは…
カレー王子(シーモアスタッフ)
とある海辺の田舎町には、「ウラシマトンネル」という都市伝説がありました。なんでも、ウラシマトンネルに入ると欲しいものは手に入るが一気に年老いてしまうという都市伝説が。ある夜、塔野(とうの)カオルが亡くなった妹を思い出しながら散歩していると、目の前に見知らぬトンネルを発見します。もしかしてこれがウラシマトンネルなのか…?同名ライトノベルのコミカライズ版。原作よりも恋愛要素を膨らませており、カオルとヒロイン・花城あんずのちょっと甘酸っぱいシーンが楽しめます。さらに、ラストではあんずとカオルの距離がぐっと縮まったため、読後はスッキリ&ほっこりです。一方で、カオルがトンネルを探索するときは、「何が出てくるのかわからない」オカルトな怖さに身震が止まらなくなるかも。原作は八目迷先生、作画は小うどん先生、キャラクター原案はくっか先生です。小学館の「月刊サンデーGX」に連載し、全4巻で完結。原作小説は劇場アニメも制作されました。夏にぴったりの青春物語なので、一度読んでみて!
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シリアスだけど笑っちゃうパニックホラー
コーヒーマニア(シーモアスタッフ)
猫を宿主とし、接触した人間を猫にしてしまう新種のウイルスが出現。人類は猫を避けて生きねばなりません。まだ猫化していないクヌギは、仲間とともに廃墟へ逃げ込みました。そこへ猫達が現れて、「中に入れて」と窓を引っかきます。それを見たクヌギはフラフラと窓へ近づいてしまい…。劇画タッチで描かれたパニックホラーギャグ。どんな人間も可愛い猫達に追われ、懐かれ、スリゴロされるため、猫好きには羨ましい世界です。脅威と理解しながらも、猫の可愛さには抗えずに猫化してしまった人の気持ちもわかる…。猫のあるあるや習性なども満載なので、これから猫をお迎えしたい方にもおすすめ! また、映画や漫画のパロディもあるので、気づいた読者はニヤリとしちゃうかも。原作はホークマン先生、作画はメカルーツ先生です。マッグガーデンの「月刊コミックガーデン」に連載しており、現在(2025年5月3日時点)6巻まで発売中。2025年にテレビアニメ化が決定しています。猫好きな方や脱力系ホラーが好きな方に刺さります!
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死ぬほど面倒なクソゲーの攻略に挑む!
人参次郎(シーモアスタッフ)
お目当てのゲームを買い逃した結城宏は、目についたゲームショップへふらりと入店。店員の如月玲於奈(きさらぎれおな)に押し切られ、宏は「極クエスト」というゲームを買わされることに。自宅に戻り、何気にゲームを開始した宏は、味覚や痛覚まで再現されている超リアルなVR世界にビックリ!同名ライトノベルのコミカライズ版。RPGの世界で主人公が勇者になって無双するわけでもなく、なんなら追われる側となってしまう理不尽な世界観に大爆笑! 一秒でも早くログアウトしたくなるクソゲーですが、逃げ回るのに必死な宏はそれどころではありません。宏はある目的のためにゲームクリアを目指しますが、果たして成功するのか…?作画は木野先生、原作が土日月先生、キャラクター原案がよう太先生です。出版社はKADOKAWA、レーベルはMFコミックスアライブシリーズです。バーチャルの仮想世界好きな人はぜひ購入してください。
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不敵な謎の美少女の存在が惑わす人間模様
まゆびー(シーモアスタッフ)
扉絵をめくると、いきなり不穏な空気が漂う本作。サイパンへの卒業旅行中、不慮の事故に見舞われた朝内広人(ヒロト)と唐宮。乗り合わせた客船が沈没する中、二人は偶然居合わせた三人の女性と共に救命ボートへ乗り移る。しかし、辿り着いた先は何もない小さな島だった。気の強い灯向赤音の提案により、男女それぞれが境界線を引いた共同生活を始めることになる。世渡り上手な氷上ルナ、そして謎めいた美少女・荒神美菜…。そんな中、隠されていた貴重な水が失われたことをきっかけに、ついに不協和音が響き始める!原作・七色春日(なないろかすが)先生、作画・九部玖凛(くぶくりん)先生が描き出す、極限状態でのサバイバルホラー。抑えきれない感情が絡み合い、本性が少しずつむき出しになっていく展開であっという間に没頭してしまいました!
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たった1人で家族の仇を討つ女性処刑人
そのめろ(シーモアスタッフ)
明治64年、東京の西門の前に積まれた土の前で、1人の女性が足を止めました。すると、土の中から妖が飛び出し、彼女を襲撃! 女性は妖を小刀で斬りつけ、深手を追わせます。妖はどうやら元人間だったようで、彼女はその人に心当たりがありました。同名のテレビアニメ放映とともに発表されたコミカライズ版。特異な能力を持つ女性・雪村咲羽(ゆきむらさわ)が、仇である闇組織の壊滅にたった1人で挑みます。闇組織に巻き込まれてしまった妖の退治は悲しい結末になることもありますが、バトル描写はスピード感があってド迫力! また、八幡しゃけ先生のどこか劇画チックな画風が、おどろおどろしい本作の世界観にぴったりマッチしています。原作は擾乱製作委員会、漫画は八幡しゃけ先生と八尾匠先生、構成は山﨑陽平先生、協力は東京ネームタンクCCです。BookLive社の「BookLive! コミック」に連載し、全11巻で完結。舞台化も果たしました。アニメにはなかったシーンも追加されているので、アニメを観た方にもおすすめ!
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戦時中でも幸せはすぐそこにある
コーヒーマニア(シーモアスタッフ)
昭和9年の1月、浦野すずは町の料理屋へおつかいに出ていました。店の場所が分からないすずが通行人に尋ねると、彼は彼女を肩に乗せたかと思うと、単眼鏡を渡します。すずが単眼鏡を覗いていると、通行人は背負っていた籠の中に彼女を入れてしまいました。どうやら通行人は、人を攫う化け物だったようです。広島県で暮らす女の子・すずを通して、戦前から戦後までの日常を描いた作品です。前半はすずが不思議な出来事に遭遇したり恋をしたりと、ほっこりした話が多め。後半は戦争が始まり、各エピソードには緊張が走ります。現代を知る人からすると、すずの人生は不遇に見えるかもしれませんが、彼女の願いは、大好きな家族と楽しく暮らしていくことだけ。そんな彼女のひたむきさに、読後は大号泣必死!作者はこうの史代先生です。双葉社の「漫画アクション」に連載し、全3巻で完結。テレビドラマや劇場アニメが制作され、ミュージカルも上演されました。戦争モノですが重すぎないので、ぜひ読んでみて!